アカウント カート オンラインストア

BLOG

2017年7月26日

ケロズ

0

ピーナッツ論争と孵化するくつした #Tip of the iceberg Newspaper 16


日本は夏だというのにこちらは南半球、冬真っ只中のニュージーからケロズです。相変わらずご無沙汰しております。2ヶ月半に及ぶニュージーランド南島の冒険を終え、首都ウェリントンに戻ってきました。今回の旅では歩くこと、走ること、食べること、離れることなどいろんなキーワードについて考える時間となり、この模様を「第一話:ピーナッツ論争と孵化するくつした(ニュージーランドトレイル編)」「第二話:夢の谷間のパンケーキ(食べること編)」「第三話:快適を離れると自由になる(ヒッチハイク編)」の3回にわたってお話ししていきたいと思います!
今回は「やっと終わった、、、。」久々にそう思いました。身体も心もくったくた、心がぐらんぐらんに揺れました。でも終わったらものすごい充実感がこみ上げた。そんな日々となりました。今まで20年以上走ってばかりいた私ですが、今回は歩きにフォーカス。テントや寝袋、食料など全てを持ってニュージーランドの南島をぐるぐる一周巡ってきました。ルートはこんな感じ。

主に歩いたトレイルは、北島からTongariro Northern Circuit/ 43km 4日間




Whanganui journey/150km 5日間(カヌー)

南島
Abel Tasman Coast Track /60km 5日間

Heaphy Track / 80km 4日間

Copland Track / 36km(往復)3日間


(天然温泉があって、まじで心身ともに癒されました。温泉大事。)
Routeburn Track  / 32km 3日間

Rakiura Track & Northwest circuit, Stewart Island/距離不明、長い6日間


このトレイル以外にもいろんな場所へ行きました。いや、正しく言うと「連れてってもらいました。」になるのかな。今回のメインの交通機関はヒッチハイク。この珍道中っぷりについては最後の回でお話ししますね。
さてさてニュージーランドはキャンプカーで旅をするのがメジャーで、よくあるでっかいタイプのやつから自分たちで改造してベットやらトイレやらを搭載した車まで、とにかく様々な形のキャンパーバンがそこら中を走っています。というのもニュージーにはキャンパーバン専用の無料のキャンプサイトがあちこちにあるのです。水道とトイレ、汚水を捨てられる場所などがあり、キャンプカーがあればかなり快適に、お手頃価格で旅ができます。(無料のキャンプサイトはキャンプカーにトイレや水道、キッチンやその汚水を貯められる設備などが備わってることが条件で、それを違反すると罰金があるので注意。しかし実際のところ、普通の車に布団を押し込んで旅行している旅行者多数。。。)
(キャンピングカーたちとランダムな孔雀。)
しかし地元住民によるとそのおかげで小さなホテルやバックパッカーに人が来なくなってしまったという話も。私が訪ねた「Takaka」という町にはキャンパーバンだけでなく、誰でもいつでもキャンプしてOKな場所(正確に言うと誰かの私有地らしいが、その誰かがみんなのために解放しているらしい)があったけれども、ヒッチハイクしていて乗せてくれたドライバーがこのタカカ出身で「夏になるとフェスとかもあって、ヤバイ時は400人くらいあそこで寝てた。みんなトイレはどこでもするわ、ゴミは残していくわ、川で洗濯するわ、ドラッグやりたい放題わで、きれいだった風景が変わっていっている。」と言っていました。これはニュージーランドだけでなく、世界中の観光地はそういう問題があるんだろうなぁ。残念です。
(これはTakakaにある鍾乳洞。時間のシャンデリア。)
さてさてニュージーランド全土には1000を超える山小屋(ハット)があり、それがス・ン・バ・ラ・シ・イ & 安い。私は大体キャンプしていたものの、ハットも何回かお世話になりました。基本的にトレイル上にあるハットは1泊5ニュージーランドドル(約400円)。

(ニュージーの空にはいろんな色がある。)
水道(雨水タンク)とマットレスが基本的にはあるので、寝袋を持っていけば寝れるし、蒔ストーブが完備されているハットも多いので、自分で木さえ拾ってくれば暖をとることもできる!それとDOC(Department of Conservation )という政府が運営している環境保護管理局みたいなのがあって、そこにいけば各トレイルの情報はもちろん、ハットのチケットを購入したり、山に関することはなんでも教えてくれます。私たちもいつもトレイルを歩く前はDOCに行って天気予報確認したり、話を聞いたり、かな~りお世話になりました。みなさんももしニュージーに来る際は間違いなくDOCにお世話になるはず!
そしてバックパッカー用に、このハットの年間パスというのがあって、それが一年間ハット泊まり放題でなんと$122(1万円)。安い!と私は思う。半年券もあってこちらは7000円強。1年間の家賃が1万円弱と考えるとかなり安いぞ、、、うん。旅で出会った人がこのチケットをうまく使って、「食料とか水とかもう持てるだけ持って山に行って一週間くらい山小屋で暮らしたい。」と言っていて、それかなり実現可能やん、と思ってしまいました。場所や人気のトレイルによってはマックスで連泊できる数が2日までと決まっているところもありますが、場所によっちゃ人が全然いないところもあるらしいのでみなさん要チェック!笑
ちなみにニュージーランドの最南端のスチュワート島で、6日間に及ぶハイキングをしていた時はほぼ誰にも会わず、ハットも私たちのみ、基本的には私とルイスの別荘みたいに満喫できました。絶滅危惧種のKIWI(キウイ)という鳥さんも目撃!(正確にはさらに小さな島Ulva島にて)なんとも言えない存在感と儚さに時間が止まったような気持ちになりました。(地元人でも未だに見たことない人もいるらしい。)
Te Araroa(ニュージーランドを横断するロングハイク)を完歩したハイカーいわく、80%はハットに泊まりテント泊はあまりしなかったとのこと。それを聞いてかなりのハットがあるんだなというのがお分かりいただけるかと思います。キャンプ場にはベーシック、スタンダード、ラグジュアリーみたいなランクがあり、ガスコンロがついてたりするところは追加でお金を払うこともあるので要確認。
ちなみに基本山小屋には誰もいません。ご飯とか出てこないし、何時までに着かなきゃいけないというのもなし。事前に買っておいたチケットを、専用のボックスに日付を書いて入れるだけ。それと備え付けの記録ノートに名前やらルートやらを書き込むことでログを残していくシステム。

結構驚いたのが、みんながんがん日が暮れてからもハットにやってくること。雨も降ってるのに子ども連れでずぶ濡れになって到着したり、結構みんなタイムスケジュールはハードコアというか、なんでこんな遅くに到着?とあるハイカーに聞いたら「仕事終わりにトレイルいこかと思ったけど、思ったより遅くなっちゃったよ。ははは。」と、あっさり。私は山には早く入って早めにキャンプサイト着いて昼寝、読書ができる時間を残してゴールしたいけどなぁ。まぁ楽しみ方は人それぞれ、安全にキャンプサイトに着ければ、まぁそれでいいかというのが私の意見です。
そして今回の旅のベストハット賞はこちらのMeg Hut(メグハット)。



一時間強歩いて到着できる近場スポットで、マックス8人の小さなハット。そうそう長く自然の中にいると、生活がだんだんシンプルになってくるんですな。基本的には夕方5時には夕食、7時には就寝。おばあちゃんみたいな生活。朝目覚めたら、外に出て朝日を見る。お湯を沸かして朝食を作る。準備ができたら歩き出す。一日が終わったら木を集めて火を焚く準備と夕食の準備。携帯とか使わない生活しているとLEDの光が眩しくて、途中から「太陽と月の光だけで生活してみよう」ということを決め、暗くなったら抵抗せず寝てました。でもこれがシンプルで心地よい。何も考えなくてよし。今も旅を思い返して恋しいのがこの生活循環。太陽の光に従って生活したいなぁと恋しくなるこの頃。でも電気のおかげで夜な夜な本が読めるなぁとか思うと文明の力に感謝。(どっちやねん。)
まぁ話が逸れましたが、山小屋がわんさかあるので、トレラン、ファストパッカー、ハイカーのみなさんにはかなりオススメであります。めっちゃでっかいザック背負った人から本当に軽装で走って山小屋を転々としている人など、本当にいろんなスタイルがあるのでフリースタイルでみなさんレッツゴー!
さてさて今回のもうひとつの本題はひっさびさにくったくたんに疲弊したこと。終わってみて気づいたのですが、私にとってこの「1日完結型アクティビティ」と「数日間~数週間続きアドベンチャー」の間には大きな差があることに気づき、それがこの辛さに大きく影響しました。
今までの自分のアクティビティはデイハイクや長距離レースなど一日で完結するものでした。長くても2泊3日程度で単発でいくことが多かったし、天気が悪ければキャンセルでまた来週~みたいなモチベーションで楽しんでいたものの、今回は様々なトレイルをひたすら歩き、その道中はヒッチハイクというギャンブル。本当にへーろへろになりました。

(海沿いのトレイルは満潮と干潮用の2つのトレイルがあって、1日の間に2〜3時間のみ海の中を写真のように歩ける。あれ、昨日海だったやん、という不思議。)
とにっかく雨が多い。DOCサイトでも「ニュージーランドで晴れなんか待ってたらハイキング行けないよ」との一言。もうほとんど雨。今考えたら今まで天候に恵まれていたんだなぁと。
(雨で何回かテントが浸水、、、涙)
そしてデイハイクや一日で終わるレースは「今日家に帰れる」「シャワー浴びれる」「温かいご飯作って食べられる(なんなら外食でもいい)」という素晴らしい特典が付いていたのですね。わたしゃそんな当たり前のことに今やっと気付きました。どんなに泥だらけになっても今日だけだし、洗濯機に放り込めばオッケーみたいなところがあったのですが、ずーっと自然の中を歩き続けていくとそういうわけにもいかない。雨に濡れた靴下、全然乾いていない靴下を、次の日もはかなきゃならない。もうひとペア、クリーンなのがあるけれど、ドライなウエアを万が一の時のためにキープしたい。こういった小さなことの積み重ねが意外にもしんどい。泥だらけになれるのは、「今日だけだから」という安心感の元に成せる技だったんだなぁということに気づかされました。

(高知県四万十にある増水することを見越して作られた沈下橋を思い出した。ちなみにこれは全然沈下橋ではなく、普通に沈下している。いつもこうなのか、そうじゃないのかは知らん。)
アウトドア雑誌やそれにまつわる広告などよく考えて見てみるとなんかみんな綺麗だな、とふと思いました。泥のついた~とか手の汚れた~とかそういうビジュアルはあるけれど、良い悪いの話ではなく、みんな結構ハッピーそうというか、というかクリーンやん!と思ったのです。あれ私全然違うわと。私の汚れ具合、全然そんなもんちゃう。自分が想像していたものと現実との間にはかなりの差があるように感じました。

(Routeburn Trackにて。こうしてみるとロードオブザリングっぽいな。)
とにかくずっと濡れっぱなしってのは本当に気持ちが悪いんですね。一番気持ちが落ち込んだ瞬間は朝起きたら靴下に虫の卵が産み付けられていたこと。いやはや、、、(笑)。濡れに濡れる、泥にガチでハマる、川を渡る、様々なコンディションを何日もかけてバックパックひとつで歩くっちゅうのは大変なことだということを学びました。ほんでもってそんなことをやってのける人たちを改めてすごいなぁと。と同時に自分は意外にそういうことの我慢ができない人間なのだということにも気づきました。うまくいかない日々、天候、ネガティブな言葉や考えが湧いて出てくる。
山というより海岸線なので寒さはそれほどでもないのですが、この雨という名の小さな重力がとめどなく上から落ちてきて身体を打つと、しんどくなってくるのです。これも「今日家に帰れたら」話が違うんだろうなと思います。また最南端にあるスチュワート島で12日間のトレイルに行く予定だったものの、あまりのトレイルのコンディションの悪さに、6日間に変更。でもこの6日間でもトレイルはかなりハード。泥にはまりにはまってなかなか足腰が鍛えられました。12日間のトレイルにチャレンジしたハイカーは「腰まで泥に埋まったよ」と言っていました。みんなタフだなぁ。
(スチュワート島のトレイル。というか障害物競争。笑)
あとやっぱり荷物が重い。これでもだいぶ軽くしたし、でも雨が本当にすんごいから絶対予備の濡れていないレイヤー必須だし、本は常に持っておきたかったし、次回話しますが食料はがんばってでもおいしいものもって行きたいし、、、。というわけでなかなか軽くならない。でもこれに関しては旅が長くなるにつれて身体がだいぶ理解してくれるというか、気にならなくなりました。
まぁそんなこんなで本当にしょうもないことで腹を立ててました。ずっと自然の中にいるというのは全く違うモチベーションというか、うまく自分で心をポジティブな方向にある程度持っていく必要があるのだなぁと。お昼を食べようと思ってもザックを開けたら全部濡れると思うと、止まるのも面倒くさい。そんな思いの積み重ねからタイトルにある”ピーナッツ論争”が起きました。
ルイスがひっきりなしにピーナッツをがばっと食べる。私は少しずつ味わって食べる。ほんでもってさっき食べたばかりなのに、また「おやつにピーナッツ食べよう」というので、「ちょっとあとまだ3日あるんやから考えて食べて!」とむなしく怒る私。しかしルイスも「でももう疲れたよ。てかこのピーナツ一粒でそんな大袈裟だよ」とくるので「いやいやいやでもね、、、この一粒がさ、、、」とピーナッツ一粒をセーブするかしないかというまじでどうでもいい言い争いを繰り広げ、結果少しの間別々で歩いて気持ちを整理しようとなった我々。

2時間ほど別行動を共にし、キャンプ場で合流した時にはお互い気分すっきり。ピーナッツ一粒でムキになるほどお互いお腹が減っていたのと、メンタル的に弱っていたということでお互い納得。そしてルイちゃん曰く英語の比喩に「ピーナッツのことで言い争う」というのがあるらしく、つまり全然大事じゃない、どうでもいいことで言い争うことの例えだそうで、まさに私らそれやんけ、、、。
そうそう、はじめは雨が降ってきたら外側にレインカバー、内側は撥水加工のサックに物を入れていたのですが、途中から気づいた。全然効果ない(笑)。ほんで他のハイカーたちに見せてもらったらみんな重視してるのは、外側じゃなくて内側のインナーなんですな。
そういえばどこの観光所にも分厚い防水のバックパックインナー袋(見た目はゴミ袋みたいで金額は700円くらい)が売っていて、よっしゃ買おうと思ったら地元民に「ガーデニングショップのゴミ袋が最強に強くて安い」と聞き、3枚で100円ほどで購入。これ以降なーんにも物が濡れず、かなり助かりました。
(スースーさんにもらったSix Moon Designのザック。スースーさんまじでありがとう!涙)
でもやっぱりこの辛い日々の中で力になったのは紛れもなく、同じコンディションで頑張った相方ルイちゃん、そして他のハイカーたちでした。一番辛かったと言ってもいい全長80kmを4日間かけて歩いたHeaphy(ヒーフィー)トラックでは母、子ども、おじいちゃんという3人組に出会い、このカート引きながら歩いてる!川もこれ担いで渡ってた。

そしてこのおじさんに言われた一言。「あんたのお母さん、今あんたが何してるか知っとるか?本当の意味で何しとるか知っとるか?みんなのお母さんは自分の子どもがこんな遠い場所でこんなことしてるなんて想像もしてないだろうからなぁ。あっはっは。」
また別方向から歩いてきたハイカーがすれ違いざまに声をかけてくれ、握手するときにずぶ濡れになった手をずぶ濡れになったジャケットで拭いて、「濡れてごめんけど、よろしく!」って握手してくれて、すごく嬉しかった。もうお互い全身濡れてるので「拭く」という行為がなんの意味も持たないんだけど、なんだかそれが妙に滑稽だったのと、礼儀正しいのとで、すごく元気をもらった瞬間でした。
あともうひとつ心の変化で面白かったのが、あんなに「自然大好き!」と言っていた私が、人間の作った(創った)ものが恋しくなったこと。何気ない当たり前のことからそうでないものまでありとあらゆるもの。まず音楽。もうなんでもいいから音楽が聴きたかった。ルイスとボイパしたり口笛でハモったり、歌ったりしたけれどなんか違う。
そしてアート、デザイン、美術館。ものすごい自然のパワーに触れると、なぜか人間のクリエティビティにも触れたくなるというのは私だけでしょうか。
以前大学の友人と東京について話をしていて「東京はコンクリートジャングルでしんどい」と言った際、「それはケロちゃんが本当に美しい自然を見たからやろうな。で俺はこのビル群もな、美しい森に見えるんや。」と言っていて、その言葉をふと思い出しました。そういう発想が人間ておもしろいなぁと思いながら歩き続けた日々でした。
(人数制限一人なのに極めて長い橋が何度もあるCopland Track。結構まじめにこわい。)
でも今現在街に帰ってきてまた快適な生活を送っていますが、でもやっぱり何か欠けているような、そんな気持ちの今日この頃です。それは自然の中で養った、直感のようなものです。これについては最後の章でまたお話しします。あんなにいやだったのに、あんなにずぶ濡れで不安だったのにあの日々が恋しい。変ですね。

(いろんな色や形の植物観察が心の支え。)
というわけで、前1章ピーナッツ論争と孵化するくつしたでした。次回はここでは書ききれなかった2つの思い「空腹感」と「ご飯」についてお話しします!ではではみなさんまた次回!ちゃお~!

keroz(ケロズ)
ランナー、1987年、新潟県長岡市生まれ。
本名吉村静。
京都造形芸術大学卒業後、
ランニング専門誌「ランナーズ」編集者として日本中を駆け巡る。
その後はカナダのバンクーバーに2年滞在し、
現在はニュージーランドの首都ウェリントンにてワーキングホリデー中。
幼少期からとにかく走ること、自然の中での遊びが好き。
フルマラソンの自己ベストは3時間39分56秒(2014年名古屋ウィメンズ)。
Run boys! Run girls!オフィシャルウェブサイトにて自身のスポーツライフを語る
Tip of the iceberg Newspaperを定期的に発行中。
Instagram: https://www.instagram.com/tip_of_the_iceberg_newspaper/
足が速いだけでは勝てないマラソンなど、
今のオリンピック種目にはない新しいスポーツを作り、
その競技だけで行う「ケロリンピック」開催に向けて日々活動中。
また自身のスポーツマガジン「My Sports Magazine」発刊に向け
世界のスポーツのかけら(iceburg)を探索している。

PROFILE

ケロズ | Shizuka Yoshimura

ランボー地球支部として世界を探索、いろんな人の心に窓を作ることをテーマに記事を書いています。過去4年間はカナダ2年、ニュージーランド1年、インド・ネパール半年、その後少し日本を経由して、現在はカナダの永住権を取得、バンクーバーで生活しています。今後さらに北上、極寒の地でアートとアウトドアの境目をユニークに生き抜くために少しずつ準備中。走ることが好きで、ロード、トレイル、夢の中、どこでも走ります。昼寝と動物が好きです。2014年裸で走るレース「Bare Buns Run」バンクーバー大会女子優勝。また現在幻冬舎が運営するウェブサイト、幻冬舎+(プラス)にて、「北極かえるのコモンロー日誌」も連載中。

PICK UP

RELATED POST

商品を探す
閉じる