気持ちよく走ったら今度は誰かを支えよう 12/2 アリガト山物語in高尾開催です ※満員御礼

皆さんは”アリガト山(ありがとさん)”というムーブメントをご存知ですか?

アリガト山は、トレイルランニングにおけるマナーアッププロジェクトで、オフィシャルサイトでは、ダストポーチ(ゴミ入れ)を配布したり、山でのルールやマナーをゆるく啓蒙しています。また、僕を含め多くのランナーやショップスタッフがこのキャンペーンへの賛同を表明しています。

発信している元はColumbia montrailなのですが、ブランド名を前面に出さず、幅広い方に向けて伝わるよう発信している点などとても好感が持てます。

そんな、アリガト山と12/2にイベントを開催することになりました!本来この投稿をそのイベントへの参加を呼びかけるもののはずだったんですが、昨日告知を開始してなんと1日で定員に達してしまったそうです。

ですが、僕がRun boys! Run girls!としてどうしてこのイベントを一緒に開催したいと思ったか、という考えは皆さんにお伝えしておきたかったので、あえて満員のイベントの紹介をしたいと思います。

アリガト山プロデューサーの藤澤美希さんから、イベントを一緒に開催したいとのオファーをいただいたのが10月中旬。特定のローカルマウンテンを持たない我々Run boys! Run girls!ではありますが、多くのランナーに伝えたいテーマは常に持っていますので、喜んでお受けすることにしました。

伝えたいことというのは、「トレイルランナーは常に誰かを支える人であろう」ということ。我々が当たり前のように走っているトレイルは常に誰かの手によって維持されていて、その多くはボランティアであったりします。でも、意外とそのことに気づいていない方も多い。今、トレイルランニングは人口が増えているとお店にいて感じます。ただ、トレイルを”走るだけ”のランナーが増えていくと、走る人と支える人のバランスが崩れてしまいます。

(映像:アメリカで最も由緒のある100マイルレース、ウェスタンタンステイツでは、369人の参加者を1,500人を超えるボランティアが支えています。)

なので、走る人には常に支える人の視点も持って欲しいなと思っています。まずはトレイルで目についたゴミを拾うとか、そういうシンプルなことでいいと思います。ゆくゆくは、それが清掃登山だったり、トレイルの整備だったり、大会のボランティアだったりに繋がっていけば、素敵ですよね。

「自分がトレイルを気持ちよく走れているのは、顔の見えない誰かのおかげ。気持ちよく走らせてもらったら別の機会で誰かのために何かをする。」そんな気持ちを持ったランナーが増えていけば、日本のトレイルランニングシーンはこれから健全に発展していけると思うし、これって「アリガト山」だと思うんですよね。

12/2のイベントでは、みんなでそんな気持ちを持ちながら、高尾をローカルランナーである上田瑠偉君と走ります。コースは瑠偉くんが選んだ”いわゆる高尾山”に登るのとはちょっと違うコース。同じ高尾でもエリアによって人の多い少ないが大きく変わることがわかるかと思います。途中では走る足を止めて清掃をする区間も設ける予定です。「上田瑠偉と走れる!やったー!」だけじゃない、参加する人が何かを感じて今後に繋げてくれるイベントになったらいいなと思います。

ナビゲーターの上田瑠偉君 photo by Sho Fujimaki / Columbia montrail

是非、お気軽にご参加ください!と言えないのがとても残念ではあるのですが、この記事を読んだ方は、この機会にトレイルで「誰かを支える」事に思いをはせて、小さくてもいいので何かアクションをしてもらえれば嬉しいです。(桑原)