Fuji Trailheadのナビゲーション講習に参加しました!!
6/23、Fuji Trailheadのナビゲーション(地図読み)講習を受講してきました。
Fuji Trailheadはハセツネ優勝や信越五岳三連覇等、日本のトレイルランニングのトップランナーである相馬剛さんがガイドする 富士山周辺のアウトドアガイドサービス。Facebookでのトレイルランニングや山に対する真摯かつ率直な発言も注目されてます。
▶Fuji Trailheadのご案内(LINK)
▶Fuji Trailhead(Facebook)
さて、今回の講習のきっかけは自分の仲間であるトレイル鳥羽ちゃんのメンバーがOMMレースに出場する為、相馬さんにプライベートの講習を依頼したこと。
個人的には過去に”ロゲイニングの帝王”柳下大さんの講習や、MMAの地図読み講習でも講師をしているモリカツさんの講習等を受けたことがあったり、実践としては村越先生主催の朝霧のロゲイニングに参加したり、昨年のUKのOMMレース、幾度かのファストパッキング等でナビゲーションは経験しているけど、改めてしっかり勉強したかったのと、Fuji Trailheadこと相馬さんのガイドサービスを受けてみたかったこと、富士山麓を舞台にフィールドワークしてみたかったこと、故知師は分水嶺トレイルへの参加や、大雪山ファストパッキング、OMMレース等も控えていること等もあり便乗させてもらいました。
ということで今回のブログはそのナビゲーション講習のレポートです。(有料の講習ですので講義の詳細については触れないのでその点はご了承下さい。)
当日のメンバーは桑原以外に、企画者であるT氏、桑原のOMMレースのパートナーA、紅一点Iさんが参加。全員OMMレースにエントリーしているのと、桑原以外全員有給を取って参加という気合いの入りぶりですw
7:00に新宿西口集合。T氏の車に乗り一路静岡へ。集合場所は、道の駅 朝霧高原。道はすいており、集合時間の9:30に大分余裕を持って到着。
9:30少し前に相馬さん登場。挨拶をして早速講習開始です。まずは座学から。屋外のテーブルとベンチを使い、そこで地形図を広げつつ、方位、記号、磁北、等高線等の地形図の基本や、ピーク、鞍部、尾根、谷、標高などの地形の読み方のレクチャー。
-読図を丁寧に教えてくれる相馬さん
野外での座学、何がいいって顔を上げると地形図のフィールドをすぐに目視で確認できるってことですね。ちなみに眼前に広がるは、2012年UTMF/STYで悪名を轟かせた毛無山でしたw
座学が終わるとそのままフィールドへ、先ほどの地形図の場所に実際に行き、机上で見た地形図が実際にはどう見えるかを実体験。ちなみに座学の場所からフィールドまでランで5分たらず。これはフィールドを俯瞰しつつもすぐにその場所に行ける朝霧高原の良いところだなと思いました。ちなみに、ポイントへ行く間も相馬さんは走りながら様々なことをレクチャーしてくれます。
好天にも恵まれ、結構いい汗をかいたところで午前の部は終了。メンバーは道の駅のレストランでお昼を食べつつも、事前に渡された午後のフィールドワーク用の地図を見ながらあーだこーだプランを練ります。
-道の駅のレストランで午後のマップとにらめっこするメンバー
昼食が終わり、午後の部スタート。午後は場所を樹海に移して実際のオリエンテーリング(OMMのストレート)形式でのフィールドワークです。時間の都合もあり、実際に設定されたCPをいくつかカットしましたが、約3時間で6つのCP、12kmほどの行程となりました。不明瞭なトレイル、藪漕ぎ、直登等様々なバリエーションを実際に体験でき、相馬さんがかなりバランスを考えて設置したコースなんだなと感じました。ナビゲーションを一通り終えた後はゴールまで3kmくらいのゆるい下り基調のご褒美トレイル。気持ちよくかっ飛ばして終了。(UTMFやそれ以外でも過去数回樹海を走りましたが、樹海のトレイルは気持ちいいところが多いですね!)
-短いコースの中で様々な地形を堪能(photo by Fuji Trailhead)
講習前は、相馬さんは寡黙で緊張感のあるイメージがあり、正直ちょっと緊張していったのですがw、実際は行動中もずっと色々軽快なテンションで皆を和ませながらレクチャーしてくれ、笑顔の絶えない講習でした。地図読みが苦手なIさんに対しても、常にやさしくフォロー。相馬さん全然怖くなかったです!w
フィールド自体は、ひょっとしたらOMMのレースの舞台となる伊豆より難易度高かったかもしれませんが、富士山麓というフィールドの魅力と、相馬さんの質の高い講義でメンバーはみんなとても満足した様子。T氏ににいたっては「OMM本番までに後数回受けたい!」と熱く語っていましたw 個人的にはOMMもそうだけど分水嶺前に改めてしっかりナビゲーションを学べて良かったです。
オフィシャルページのカレンダーを確認する限り、今のところFuji Trailheadでナビゲーション講習の予定は入っていなそうですが、OMMに参加する方や、そうでなくても地図読みをちゃんと勉強したい方は、個別に相馬さんに問い合わせしてみてください。ちなみに人数は4~5名くらいまでが丁度いいとのことでした。
▶Fuji Trailhead 個人ツアーについて(LINK)
今回はここまで。それでは!!