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2020年1月15日

アサイセンセー

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新しい文化を創る

それは10年以上昔の話

 山の中を走るの?50km?100km?県庁の職員辞めて走っているって?夜中にスタートして寝ないで走るの?スポーツなのか、余暇を楽しむアクティビティなのか分からないトレイルランニングというものが北米やヨーロッパで盛んであることを知りました。

 新しい文化が日本で普及して定着していくには安全でないといけない。どんなに選手が気をつけても事故が起きるのはゼロにはならないけど、大きな事故に繋がらないように体制を作るのは主催者であり、救護担当の仕事です。アスレティックトレーナーとして仲間を連れて山に行くこと(レースの救護担当)から始まりました。富士山の周りをぐるっと走るのだって、アドベンチャーな危険で無謀な挑戦ではなく、アウトドアスポーツというスポーツならば安全に取り組んで欲しい。それがスポーツ文化として残して行くには必要なのです。

 マラソンや野球サッカー他の競技同様に安全なスポーツ環境を整備すること。
山でも同じことが出来るように最善を尽くしていますが限界があります。山は自己責任、自分のことは自分でやること、セルフレスキューこそが大事です。
天候やコースレイアウト・蜂の季節?どんな動物が待ち構えているのか?今日の調子は?リスクを分析してトラブルを回避していくこと、これって人生と同じでは!?

そうか。
山を自由に走ることは人生を自由に生きることに繋がっているのか。
走るのが早いだけでは一番にはなれないトレイルランニング
旅のように長いレースにはその選手の生き様が出ています。自分と向きあい続ける長い旅には沢山の登場人物がいます。

そのうちの一つが救護担当の白くま隊。


沢山の人生を見守るようなレースのサポート

 その中で見てきたこと皆さんに伝えていきましょう。
 成功事例は真似しても同じように出来ないことが多いけど、失敗は同じように歩んでいけば同じように起こります。大きなトラブルを回避するには小さなリスクを回避し続けること。大正解はないけど失敗しないことの積み重ね。

 いちかばちか 命を懸けてでも完走するなんて、スポーツとは言えない。安全性と競技力(パフォーマンス)向上は同じ方向性です。
まずは安全にかかわることを学びながら、人生を見つめる旅を楽しめるようになろう。

それが新しい文化を創ること。





このバナーがあるレースには白くま隊がいます!!

PROFILE

アサイセンセー | Takayuki Asai

Polar Bear Trainer’s Team 代表
山に入るアスレティックトレーナーチーム白くま隊
トレランレースでは救護やケアブースを担当 安全に元気に走るために必要なセルフレスキューやケガの予防に必要なコンディショニングメソッド 専門性が高いスタッフが代筆として登場するかも
トレラン業界に関わって 1 0年越えていまだレースには出走したことありません。

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