山寺蔵王ウルトラマラソン・会津磐梯山ウルトラマラソンと東北エリアのウルトラマラソン救護が続いた白くま隊です。トレイルランニングと比べて感じるところは走る時に背負っている荷物の量の違いです。ロードのマラソンの距離が伸びたウルトラマラソンでは、背負う荷物が少なくて、その分エイドが充実している傾向もあります。

選手としてはエイドにある物を食べて走るという習慣を感じるウルトラマラソンでした。暑い時間帯になると多くの汗をかきながら選手は走ります。そうするとエイドに到着した時には水をがぶ飲みという場面も多くみました。脱水しないための水分補給はもちろん大事なのですが飲み方に課題はあります。

ポイントは２つ！

• 一度に飲んで吸収するのは200ml程度
• 水だけを飲むと体内のナトリウム濃度薄まる
  （低Na血症のリスク上がります）

喉が渇いて何とかエイドに到着した時に沢山飲みたくなる気持ちは分かりますが、少しづつナトリウムと一緒に飲むというのが大事になります。吸収出来ない胃の中の水分を大放出という場面も見受けられました。長いレースになるトレランレースでも同じことが言えます。基本的な水分補給のルールをつくってコツコツと守る事大事にしましょう！！暑い夏の時期のレースもご安全にー