安達太良山トレイル 環境管理
福島県の百名山である磐梯山の後ろにそびえ立つは安達太良山。
夏の終わり頃の9月に開催しますOSJ安達太良山トレイルレースは秋を感じるレースです。今回も頭を枝や岩に激突して出血リタイアする選手が多くいましたが、今回のブログは『安全管理』ではなく『環境管理』のお話しです。
豪雨被害
最近よく聞く豪雨の原因。線状降水帯の影響で福島県でも集中豪雨が大会前に多くありました。その影響が安達太良山にもありまして、川に掛かる橋が複数流された箇所がありました。そのポイントはコース変更にはならずに川を渡るポイントとして運営予定でした。もちろん危険箇所なので誘導スタッフ配置して。
大会当日のミラクル
第2関門、塩沢スキー場配置になっていたワタクシ、そこに現れたのは安達太良山の環境管理をしている団体の方々(お名前失念してごめんなさい)先日流されてしまった橋の状況確認しに山に入るとのこと。その場で修復出来る範囲ということで橋を復活させてくれました。
写真は実際に現地の様子を確認しに行った白くま隊と地元の方々。登山道は人が通らないと自然に帰って道はなくなってしまう。こうして整備してくれる方がいてこそ登山道として維持されています。知識として知ってはいましたが目の前での活動に感謝と共にリスペクト!!
救護担当として関わっていると大会当日のみの関わりになることが多いですが、日々その山を大事に整備している方々のことも想像しながら活動していこうと思いました。
丸太3本の橋ではありますが選手は慎重に渡っておりました。怖い選手は水ジャブジャブ靴を洗いながらスタイルで川を渡りました。こういう箇所が複数ある安達太良山トレイル病院送りは数件ありましたが今年も無事に終了しました。