レースの疲労は早めに対応
先日は日本山岳耐久レース『ハセツネカップ』にてフィニッシュ後の選手向けにケアブースを展開してきました。雨で寒く足元はズルズル滑り台のような場所もあり、数十回転んだという選手の声もありました。暑いよりは、寒い方が走りやすいというのは一部の選手のみので例年よりも数時間フィニッシュタイムが遅い方も多くいたようです。今までのハセツネよりも我慢して耐え続けるレースであったように思います。
運動すると疲れます。その疲労というものを測定するのは難しいです。疲労には複数の要素が絡み合っています。
・筋疲労 筋肉の硬さとして緊張がでます
・内臓(消化器・腎臓・肝機能など)
食べれない・寝れない・だるい・走れないなど疲労の影響は沢山あります。このタイミングで血液検査をすると異常だらけでびっくりされるぐらいカラダはダメージを受けています。時間を掛けないと回復していかないものと筋緊張のようにセルフマッサージやストレッチで早期に解決出来るものもあります。
筋緊張は早期改善出来ます
今回はケアブースということで走り終えた選手やリタイアした選手、一晩中エイドで水を提供しながら応援していた関係者(笑)など対応しました。Polar Bear Trainer’sTeamコアメンバーはアスレティックトレーナーや治療に関わる医療資格保有者を持っています。こういった専門家にカラダの相談が出来る機会も多くはないので質問も沢山頂きました。脚や腰の筋肉がバキバキで動きがぎこちない選手も施術後には何とかスタスタと歩けるぐらいには復活しておりました。筋肉が硬いかどうかだけが疲労の基準ではありませんが、疲労感や日常生活動作には影響が強いのです。レースの翌日にも仕事にいく選手の方々には無事下山・無事社会復帰するのは大事なことです。硬くなった筋肉をほぐし、疲れた内臓に優しい食事で癒し、お酒はほどほどにリカバリーの習慣も身に着けていきましょう。
ケアブースある時は是非お試しご利用お待ちしております(宣伝でした!!)