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GEAR

2024年2月11日

りょー

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Onの本気を感じるトレイルランニングザック『Ultra Vest 10L』


どうも、りょーです

今回は久しぶりにギアのご紹介!
最後に書いたのはいつだろうな〜と調べてみたら2021年の8月とまるっと2年経ってました…
そんな経っているとは😅


ということで気合を入れてご紹介するのがこちらもOnの気合いを感じるブランド初のトレイルランニングザック『Ultra Vest 10L』


『Ultra Vest 10L』

これまでもOnからはトレイルランニング向けのシューズやアパレルは販売されていましたが、今シーズン初めて登場するのがトレイルランニングザックのこちらのアイテム。
今回国内でも限られた店舗のみでの限定販売となります。

見た目はOnらしい、シンプルで洗練されたデザインですが、詳細を見ていくと細部まで気が利いていてブランド初のトレイルランニングザックとは思えない完成度です。



『Ultra Vest 10L』の特徴

ではでは、気になる『Ultra Vest 10L』の特徴を紹介していきます。


①取り外し可能なメイン荷室

ジッパー付きの袋状のメイン荷室は上下4ヶ所にフックがついていて、取り外しが可能。
大きく容量を可変することができるので、例えば参加するレースの距離に合わせて付けたり外したり、ロードランで使うときは外して、トレランで使うときは付けるなど一つのザックでフレキシブルに対応することができます。

最初見たときは揺れるんじゃないかなと思ったのですが実際に背負って走ってみると、メイン荷室・本体ともに非伸縮性の生地なのと取り付けた際にメイン荷室がザックの下部ポケットの内側に収まる構造になっているので全く揺れは気にならず。
大胆なギミックなのによくできているな〜と感心しました。

ちなみに取り外し可能なメイン荷室はPUコーティングされた耐水素材で縫製部位もシームテープで処理されています。ジッパーもフラップ付きと雨の侵入を防ぐ構造になっていて通常のトレランザックよりも濡れに強いです。
(全く濡れないわけではありません)

②使い勝手が考慮されたアジャスター

ものすごく細かいところなのですがよくできているなのと感心したのがストラップやアジャスターの作り。

例えば上の写真のフロントストラップの構造ですが、一般的というかほとんどのメーカーのザックはアジャスターが左か右についていて、どちらかの方向に反対側を引き寄せる構造になっています。
つまり、アジャスターを締め込んだ際にどちらか片側がより中央によっている状況で均等に中央に引き寄せられているわけではありません。

ところが『Ultra Vest 10L』はアジャスター自体が中央にあるので左右均等に引き寄せることができます。

通常のフロントストラップの構造で、締め込んだ際の片寄りが気になっている人がどれだけいるかわかりませんが、個人的にはこれまで気になることがあったので今回『Ultra Vest 10L』 を背負ってフロントストラップを締め込んだ際に「うわ、すげー、よくできている」と唸ってしまいした。


この細部の気遣いはフロントストラップだけでなく、サイドのアジャスターにも見られることで、通常のザックのサイドアジャスターは (サイドはアジャスターがなく調整できないザックも多いですが) コードロッカーというパーツがついていて両手を使って締めたり・緩めたりしますが  (片手でできない訳ではないがしづらい) 、『Ultra Vset 10L』の場合、後方のストラップホールが細くなっているので、ストラップを後ろに引けばそのままロックされ、前に引けば緩むと動きながらでも片手で調整ができます。

③充実のポケット類

ボトルポケットを除くポケット類は全部で7ヶ所。ザック本体は伸縮性がないですがポケット類の生地は伸びるのでしっかりものを入れることができます。それぞれのポケットのサイズ感は小さいですがジェルやサプリなどを入れるには十分な容量が確保されています。



④軽量、そして携帯性抜群

22cm× 18cm×7cmほどのサイズ



『Ultra Vest 10L』の面白いのが携帯用のケースが付いているところ。
トレランの大会にできる時や、出張先・旅行先でちょっと走りたいなという時もカバンに入れておいてストレスのないサイズで持ち運びも便利。

お店で接客していて、時折あるのが登山の際のアタックザックでトレランザックを使いたいというお声。そんな時にも『Ultra Vest 10L』は軽量・コンパクトに持ち運びできるので便利です。


ちなみに袋に入れた状態で重量は210gほど (ソフトフラスクは含まず)





⑤付属するオリジナルソフトフラスクも気が利いている

意外とないクリアカラーのフラスクは色付きのフラスクよりも中のドリンクが美味しそうに見えますね

『Ultra Vest 10L』は500mlのソフトフラスクが2本付属。
これも普通のソフトフラスクかと思えば、下の方にループが付いていて、ぶら下げて乾燥できる仕様に。なかなか乾きづらいボトルも、中までしっかり乾かせるようになっています。
また、注ぎ口も大きい径のタイプなので水分を補充する際や洗う際も便利です。

ちなみにもう一つ気が利いているのがザックのボトルポケット。
ベスト型のザックはボトルを入れると飲み口硬いプラスチック部分が胸に当たって痛い場合がありますが、この当たりを抑えるためにボトルポケットの内側にパッドが入っています。

ザックの内側には緊急時の対応情報も




ちょっと長くなりましたが、こんな感じで『Ultra Vest 10L』はシンプルな見た目とは裏腹に大胆なギミックと細部にわたるこだわりが感じられて、ブランドとして初めてのザックとは思えない、かなり完成度の高いトレイルランニングザックです

本日9/14(木) 発売ということで、本日から店舗でもお試しいただけますのでぜひチェックしてみてくださいね✋

商品が表示できません
着用写真:スタッフ万里が168cm 胸囲83cmでMサイズを着用しています。Mサイズだと少し大きい感じです
折りたたみ式のトレッキングポールも取り付け可能

PROFILE

りょー | Ryo Hirano

走るのも歩くのも、装備は軽く、距離は長いのが好きなランナー兼ハイカー。日本の山はもちろん、特にアメリカを中心としたトレイルレース、ロングトレイル好き。
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主な参加大会:ハセツネ、山中温泉トレイル、ONTAKE100km、信越五岳100k、Speedgoat50km(US)、Pine to Palm100(US)など
ロングトレイル:Jhon Muir Trail(US)、Te Araroa Trail(NZ)など

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