「大爆音&ノイキャン」
走るときに「外部の音も聞こえるから安全」という理由で、つまり不完全な音響システムゆえにランナーに人気な骨伝導イヤフォン。最近の寒い朝ランも楽曲つきならモチベーションになります。いいよね。
この前、友達が言うんです、山の帰りに川っぷちをジョグしながら。
ウチサカさん、「ショックス」を持ってますよね(ハイ、持ってます)。この前、ショックスを聞きながら、耳穴に小指を突っ込んでポリポリしてたんですよ。そしたら、そのとたん、えええ! ってくらいの重低音なんです。なので小指で両耳をふさいでみたら、もうすごいのなんの。ドルビーサラウンド、IMAX、大爆音です、ためしてみてください。
へえ、家に帰ってやってみましたよ。耳に小指を突っ込むのはカンタンです。そしたら、ほんとに腰抜かしました。だったら両耳を「耳栓」で塞いだらどうよ、で、やってみました。はい、もう土下座レベル。そもそも耳栓ですから、それだけでノイキャンもついてきますし。
耳穴にフタをすることで、耳の中の密閉された空洞がコツデンをさらに共鳴させるんじゃないかな? 3000円クラスの中華コツデンでも「BOS・」なみに響き渡ります。
ハイレゾだの、オープンエアだの、ノイキャンだの、なーんにもいらない。飛行機に乗るとタダでくれる耳栓だけでいいんです。もう笑っちゃいます。
そうそう、耳栓をあんまり奥まで突っ込んじゃダメ、だって耳穴という音響空間が狭くなっちゃうから。耳栓は軽めに、ちょっとだけ突っ込む、音のトンネルを長く、が重低音、ドルビーサラウンド、IMAXにつながります。
屋内で、できれば自宅でお楽しみください、外の音はまったく聞こえませんから。出歩くなんて、ましてや走るなんてとんでもありません。
家でちんまりネトフリやアマプラ鑑賞にどうぞ。あ、隣の彼女から話かけられてもまーったく聞こえないからご注意。
*重低音、ドルビーサラウンド、IMAX、大爆音などの表現はウチサカの耳がそう言うております。あなたの耳には違うように聞こえるかもしれません。