アカウント カート オンラインストア

BLOG

2025年5月8日

クワバラ

90

トレイル整備のススメ(5/17 トレイル整備体験開催します!)

5/17(土) 、箱根湯本の HAKONATURE BASE を拠点に、様々なトレイルアクティビティ&ビアガーデンを楽しめる HOKONATURE TRAIL FES を開催します。

開催するアクティビティは、

  • TNFアスリート 土井陵(どいたかし)さんによる初心者トレランスクール
  • 箱根の山をのんびり楽しむ、無料のトレイルグループラン
  • 登山道整備体験ツアー

の3つなんですが、今日は登山道整備体験ツアーについて紹介します。というのも、登山道整備は一回参加すると、またやりたくなってしまう楽しいアクティビティで、そのことを皆さんにお伝えしたいからです。

▶︎ 5/17(土) HAKONATURE TRAIL FES~登山道整備を体験しよう~ 詳細&申込

▶︎トレイルも整備しないと荒廃していってしまう

まず大前提のお話。

僕らが普段楽しく走ったり歩いたりさせてもらっているトレイルは、天候や通行者の影響を大きく受けています。

台風の後のトレイルに倒木があったり、崩落してしまった箇所があるのを見たことがある方もいると思います。そして、こういった大規模な変化だけでなく、トレイルは日々消耗していっています。

自分の普段使っているトレイル、1年前より木の根っこが多く露出していると感じたことはありませんか?また、歩きにくいと思っていたトレイルの脇に気がついたら別のトレイルができているのを見たことはありませんか?

こういったことを放置しておくとトレイルはより荒れていきますし、登山者が歩きにくいだけでなく、自然環境の破壊や土砂災害の原因などにもつながっていきます。

なので、トレイルを整備、維持することはとても重要な活動なのです。

昨年箱根で開催した登山道整備体験では、ビジターセンターの方がこういったことを丁寧に説明してくれました。

 

▶︎じゃあ今すぐにトレイル整備をしよう!…とはいかない

そういうことを聞くと、「それは大変!今すぐに自分のホームトレイルの整備をしなければ!」と思う方も多いかもしれません。

でも、残念ながらそういう善意があってもすぐにトレイル整備ができるわけではないのです。

トレイル整備をするにあたっては、地権者やそのトレイルを管理する自治体の担当部署、その他諸々との調整が必要で、基本的にそれなしで勝手にトレイル整備を行うことはできません。

桑原は、高尾マナーズという高尾でのマナー啓蒙活動の中で、高尾のトレイル整備をさせてもらえないか、東京都の環境局の方(とても好意的な方でした)と何度か相談させてもらいましたが、トレイル整備に至るまでに色々な手順や調整が必要で、その時点では一旦自分たちでのトレイル整備を断念した経緯があります(また、改めてトレイル整備に関われる機会を探していきたいです)。

ただ、そういった難易度はエリアによって大きく異なるので、自分のホームトレイルを整備したいと思ったら、そこを管理する担当の方に相談してみるのが良いと思います。

例えば、秩父多摩甲斐エリアでは、若手有志(僕の友人も所属しています)によって秩父多摩甲斐トレイルアソシエーションが組織され、実際にトレイル整備活動をしています。

ただ、彼らのwebサイトでも、イベント的にトレイル整備に参加するメンバーを募っている投稿は見受けられませんでした。

つまり、

オープンに参加できるトレイル整備活動って、実はとても貴重

なんです。

 

▶︎前回の箱根トレイル整備体験

じゃあ箱根のトレイル整備って実際にどんなことをするの?って話なんですが、ちょうど昨年、2024年の4月に行われた箱根の登山道整備に参加しましたので、その時の感じを紹介します。

その時も今回と同じ湯坂路(ゆさかみち)エリアの補修でしたので、大体の流れは同じになるのではないかと思います。※細かい工法などは写真と異なる可能性がありますので、その点はご了承ください。

集合〜オリエンテーション

HAKONATURE BASE に集合したら、まずはオリエンテーション。前回はスライドを使って箱根のトレイル整備について学びました。

いざ出発!

背負子に道具を積んだら出発です。
トレイルランナーの機動力は、こういう時にとても役に立ちます。

作業場所に到着

作業場所に到着しました。
今回の作業内容のレクチャーを受けます。

作業開始!

補修に使う木材を倒木から切り出しています。
みんな楽しそうです。

終了後はビールを飲みながら振り返り

終了後は HAKONATURE BASE に戻って乾杯!
ただの乾杯ではなくて、みんなで今回のトレイル整備で感じたことなどを振り返りました。

 

▶︎トレイル整備体験を振り返ってみて

と、僕が参加した昨年のトレイル整備はこんな感じでした。

まず感じたのは、

とても楽しい!

ということ。

自分たちが普段何気なく使用しているトレイルの通行しにくい箇所が自分たちの働きで通行しやすくなる、ということが想像以上に喜ばしい出来事でした。

僕は、根っこが露出して不規則な段差になっていてかなり歩きにくかった箇所を補修したんですが、補修後にハイカーさんがなんの苦もなくその箇所を通っていった時は本当に嬉しかったです。

参加した方々もみんな口を揃えて、楽しかった!また参加したい!継続的に関わりたい!といっていたのも印象的でした。

講師を務めていただいた普段箱根のトレイル整備をしている皆さんも、トレイル整備を辛いものではなく、積極的に関わりたくなるアクティビティとして捉えてほしいらしく、

トレイルラン=トレラン のように、トレイルメンテナンス=トレメン

と表現して多くの人に親しんでもらいたいと言っていました。

また、トレイルランナーは体力も機動力もあるので、いつもより作業が捗るとも言ってもらえました。トレイルランナーであることが役に立ったこともとても嬉しい経験でした。
 

▶︎是非、トレイル整備を体験してみてください!

ということで、トレイル整備の必要性とその楽しさを多くの方に知ってもらいたくて、久々にブログを書いてみました。

とはいえ、先に言ったように常にオープンに参加できるトレイル整備が開催されているわけではないんですよね。

なので、今回ご興味を持たれた方は、よかったら5/17に箱根で開催される

HAKONATURE TRAIL FES~登山道整備を体験しよう~

で、トレイル整備を体験してみてください!!

参加特典として、終了後のビール or ソフトドリンク もついてきますし、とても充実した1日を過ごせると思いますよ!!

また、この記事を見たタイミングで既にイベントが終わってしまっていた、って方もせっかくなので自分の周囲でトレイル整備に参加する機会があれば是非参加してみてくださいね!!

▶︎ 5/17(土) HAKONATURE TRAIL FES~登山道整備を体験しよう~ 詳細&申込

お待ちしています!!

PROFILE

クワバラ | Kei Kuwabara

Run boys! Run girls! 店主。体重が増減しがち。その分ダイエット得意がち。2020年に何かの大会で10位以内に入るプロジェクト」通称「にな10」を立ち上げるもコロナ禍やなんやかんやで頓挫。UTMF、UTMBや、Pine to Palm(Oregon / 100mile)、OMM (UK)などを完走しています。

PICK UP

RELATED POST

商品を探す
閉じる