【2018/6/22(金) Trails in Motion6 第2回上映会を開催します】

前回の開催から2ヶ月、トレイルランニングのシーズンも本格的に始まったところで「Trails in Motion 6」の第2回上映を行います。

今年のUTMFに「Trails in Motion 6」に縁のあるランナーが出場というトピックがありました。
「Trails in Motion 6」作品のひとつ「Boundary Breaker(USA・7分)」に主演しているコートニー・ドウォルター (Courtney Dauwalter)。トップのスナップに写っている素敵な女性です。彼女がUTMFで、女子優勝、総合でも16位という結果を出しました。

彼女は2011年からトレイルランニング、ウルトラマラソンを始めて、昨年には2017年に24時間走の米国新記録を、386kmの超長距離のトレイルレースMoab 240に出場して総合優勝と十分な実績を持っており、予想と期待に応えた形となりました。

そんな実力者である彼女の魅力は「スタイルに囚われずに、ランニングを楽しむ!」様にあります。
作品を見ていただくとわかるんですが、彼女のトレードマークでもあるダボダボのパンツに着替えたらそのまま家からスッと走り出しに行くフットワークの軽さから感じることは、ランニングに対して不必要にシリアスに向かい合うのではなく、シンプルにランニングという行為を楽しむマインドを持っている。僕らが一番伝えたい、一番大事にして欲しいランニングを純粋に楽しむというスタンスを表現してくれるお手本のように思います。
補給食だって自分の好きなお菓子で摂っちゃうラフさ(笑)これくらい柔軟性があるから強いのかな。

 

そして同じく「Trailsin Motion 6」作品のひとつ「In Constant Motion」の主役であるアダム・キャンベル(Adam Campbell)が同作品のプロモーションで先月5月に来日していました。

作品の内容は、彼自身の山での事故とその後のレースでの苦悩に迫ったものです。
アダム・キャンベルは2012年のUTMF2位と2014/2015年のHARDROCK100 3位という輝かしい実績をもつエリートランナーのひとりですが、その彼が2017年にグレーシャーナショナルパーク内で、ホースシュートラバースという総距離55㎞、獲得標高8000mというループを移動中に滑落事故で生死に関わる大怪我を負います。大手術、苦しいリハビリを経て9ヶ月後の2017年のHARDROCK100に参加して完走するまでのドキュメントです。

「Trails in Motion 6」の配給元であるStatic Bloomさんが、来日に合わせて本人へのインタビューをしています。作品の背後に流れる心情、いま現在の山との楽しみ方などを伺っています。アスリートでありながら競い合うスタイルから、歳を重ねることに山を自由に楽しむスタイルに変化している。レースなどを楽しんだその次を提示してくれているような、一読の価値のある内容が語られています。記事内で触れられる「Off the Clock」という概念は個人的に大きく共感できるところ。
インタビューを読んだうえで作品を見るとアダム・キャンベルという人物をより深く理解できてることに違いないでしょう。

 

サブストーリーでご紹介したとおり、人間の魅力に溢れた作品に溢れています。
自然の雄大さと合わせて、美しい映像と音楽とともにお楽しみください。

 

■ 2018/6/22(金) 20:00〜22:00 @ Run boys! Run girls! 上映会お申込フォーム
https://goo.gl/forms/d1kM5vlQukTWSKtc2

 

以下に上映作品をご紹介していきます。

Controlled Silence(USA・5分)

リトアニアの軍人としてアフガニスタンやイラクに赴いた経験のあるゲディミナス・グリニウ
ス。UTMF2016年優勝、2016年UTWT年間チャンピンと活躍が目覚ましいが、戦争による後
遺症PTSDとトレイルランニングの関係、そして人生観への影響を語る。

Changing Course(USA・8分)

コロラド州ボルダー在住のクレアは、医療の道が自分の幸せに繋がらないと思う。そして、まずは100マイルを走って考える事に。

Boundary Breaker(USA・7分)

24時間走のアメリカにおける女性記録保持者のコートニー。トレイニングもレースも生活も自然体で向かう彼女の素顔に迫る。

The Musician (South Africa・7分)

アントン、ジョー、ティモシーなどが愛するロックバンド“Death Cab for Cutie”。そのフロントマンであるベンが、音楽とトレイルランニングとの関係について語る。

Qamaniq(Canada・20分)

イヌイット族の子孫である女性が、その故郷を5日間で約100k走りぬく。
身体の痛みに耐えながら考えるのは祖先のこと、チームで走ることの強さ、自然とのつながり、そして家で母を待ちわびる子供のこと。

In Constant Motion(USA・13分)

トップアスリートであるアダム・キャンベル。2016年にカナディアンロッキーでの滑落事故に
より重傷を負う。トップアスリートとして復活できるのだろうか?多くの、そして深い葛藤、
リハビリ。事故から10月後、もっともキツイレースの1つHARDROCK100のスタートライン
に立つ。

Euphoria(USA・20分)

アマゾンのマヌ国立公園で繰り広げられるレース。蒸し暑く、未開の深い森、アンデスから流れる濁った川、奥深い自然の中で戦い、走る。

Best Foot Forward(Australia・29分)

9歳で片足を失ったマイケル・ミルトン。パラリンピック・スキーで6つのゴールドメダルを取るほどの活躍をし、その後、スピードスキーでも世界記録を更新。その彼が新しい挑戦に臨む。Ultra Trail Australia 50km 、難コースの中、歩みを進める。

その他、予定が合わない、Run boys! Run girls! まで行くことができないという方は、以下のサイトで各地の上映情報を確認することもできます。また、上映に関するコストはかかってしまうのですが、身内での上映会なども開催可能です。というか、そういう小さなコミュニティごとにリンクしていくのがこの「Trails In Motion」のいい伝わりかなと思います。上映会開催に興味がある方も、以下のサイトからコンタクトしてみてください。

Trails In Motion(日本語オフィシャルサイト)
https://www.staticbloom.co.jp/trailsinmotion/