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2022年3月19日

マツイ

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2022UTMFの変更点とは?(3/23更新)

さて、参加する方もしない方もなんだかんだ気になってしまうのがUTMFの存在。 2019年は雪で途中終了となり、その後2年連続で開催中止になったので、2022年の開催は本当に待ち遠しいですよね。

2019年も、もちろんRyuGのサポートでした。

でも久々なんで、やっぱり頭の整理が必要。。。
しかも、今年は変更点が多そう・・・。
ということで、3月19日時点でスタッフマツイの脳内整理の為に久々のブログ書きます。
(※あくまでもブログを書いている3月19日時点での情報になるので、最新情報は大会HPにてご確認ください。 )

UTMFは100mile初挑戦の選手にもサポーターにもおススメ

さて、このUTMF、参加する選手目線で作られている為、初めて100mile完走を目指す方にはとても良い大会です。

エイドが素晴らしい

とにかく充実してます。
パンもおやつも、場所によってはうどんやお味噌汁まで。
基本的にどこのエイドにも、冷たい飲み物だけでなく、ポットにお湯が用意されているので、夜間の冷えが心配・・・って方でも、エイドでお湯をもらえるんです。
また、直前になるとエイドで提供されるものが大会HPに公開されるので安心。
もちろん、100%同じものじゃない可能性はありますが、おおよその目安になるんで便利です。
走っている最中の補給食は当然用意しているとは思いますが、エイドでしっかり補給できるのって本当にありがたいことですよね。
そして、大勢のスタッフが選手をお迎え。 たくさんの声援を送ってくれます。
今年は「マスク」と「声援は控えて」という状況なので、少し控えめの応援にはなるかと思いますが、それでもレース中に人と会えるのは嬉しいですよね。
医療体制が充実しているのもUTMFの特徴。各エイドには医療従事者がおり、選手の安全をサポートしてくれます。

サポートしやすい

サポーター側もUTMFは動きやすくてありがたいレースです。
選手とほぼ一緒にぐるっと回れます。これ、どういう意味?って思う方もいるかもしれませんが、100mileのレースになると、選手はぐるっと回れるけど、車は峠を越えたり、県境を越えたり、かなりの距離を移動しなければならない場合がよくあり、ぐるっと選手と同じ動きを出来るだけでも、とっても楽なんです。
また、移動する途中にコンビニやスーパーもあるので、足りないものをすぐに買い足し可能。温泉もあったりするので、待ち時間が長い場合は温泉でのんびりなんてことも可能です。
エイドの詳しい場所や住所、駐車場まで開示してくれているので、サポートしやすいんです。

救護体制がハンパない

他のレースと比べて、圧倒的に素晴らしいと思うのが、この医療体制。
以前救急セットを作る作業をしたことがあるのですが、その中身の充実っぷりに驚きました。
また、傷病者発生からの伝達、搬送、救護などの医療マニュアルが手厚く、コース上で救助を要請した場合、3時間以内に現場到着ができるようなスタッフ配置がされています。
とはいえ、やはり怪我や低体温などで救助されないのが1番。 トレイルランニングは自己責任で楽しむ大人の遊びですから、自分の体調は自分自身でしっかり管理して、安全に大会を楽しみましょう!

2022年のUTMFは変更点に注意!

でもでもでもでも。 こんなに充実して走りやすいUTMFでもコロナ禍開催のため色々変更点がありますよね。

濃厚接触者の場合も要注意です!

濃厚接触者は9日以上 ご自身が感染者しないのがもちろんですが、ご家族や職場に感染者が出て濃厚接触者になった場合でも、条件を満たしていないと参加できませんのでご注意を。
特に濃厚接触者の基準
一般的には陽性者との最終接触を0日とし、7日経過していれば自宅待機解除となりますが、2022年UTMFでは9日以上
これは選手のみならずサポーターも同じなので注意が必要です。(※ちなみにボランティアスタッフもこのルールは変わりませんのでご注意を)

選手だけじゃない。サポートも抗原検査を。 (3/23修正)

受付やスタート会場にて、選手は抗原検査検査が必要ですが、サポートも検査が必要です。
今回サポートエリアに入れる人を制限する為に、サポーター登録が必要です。
こちら、3/15までが締切でしたが3/31まで延長になっています。
サポート可能エイドには登録のある人しか入れませんし、登録されていても抗原検査をパスしていないとサポートできません。

サポーターの抗原検査の日程と場所を要チェック

3/19に書いたブログ内容の中で、サポーターの抗原検査会場について、紛らわしく、わかりくい内容になっていたので修正しています。申し訳ありませんでした。

サポーターは、サポーター登録を行った際に、どこの会場で何時に受付が出来るのか?を登録します。
現在登録出来るのは、4/21は「富士急ハイランドコニファーフォレスト」のみ
4/22は「富士山こどもの国」のみとなっています。

つまり、選手が4/21に「御殿場時之栖」や「JR新富士駅で受付をしたとしても、サポーターは同じ会場では検査が出来ません。そして「土日だけサポートしよう!」と思っている方も、事前に抗原検査が必要なので、4/21か4/22のいずれかに、会場で検査が必要です。

日程によって、検査が出来る会場が異なる事と、4/21、22の2日間しかサポーターは抗原検査が出来ないので要注意です。

仮眠室はほぼ屋外

仮眠室はあるけど毛布は提供されません。そしてほぼ屋外です。
室内の仮眠室があるのは73.1kmのU4精進湖(ショウジコ)のみ
屋外の仮眠室は、U5富士急ハイランド(95.8km)、U7山中湖きらら(124.3km)、U9富士吉田(150.1km)のみとなり、KAIの選手は1つも仮眠室はありません。
また、入室は1時間以内、人数制限ありなので、入りたい時に入れるとは限らないんです。
いつもなら「ロングレースの疲労や眠気は仮眠室で休んで復活!」ができたんですが、今回は難しそうです。
より軽快に走れるよう、走りやすい格好でスタートしたけれど、補給やスピードが出なくなり、低体温症へなんてこともあるので、防寒対策が重要になりそうですよね!
今回必携品に「サバイバルブランケットまたはエマージェンシーヴィヴィ」となっていますが、やむを得ず横になる際にもエマージェンシーヴィヴィは便利。
サバイバルブランケットより機密性が高く保温効果に優れてます。
レースだけでなく登山などにも使えるので便利ですし、繰り返し使用も可能なので、ヴィヴィの携帯をおすすめします。

RBRGでもエマージェンシーヴィヴィを取り扱っていますので、参考にしてみてくださいね。

リタイアができないエイドと関門時間の変更

全てのエイドステーションに搬送車両が入れるわけではありません。
現地に行ったことがある方ならわかると思いますが、U3の本栖湖エイド周辺はそもそも道があまり広くないのと、近年のキャンプブームもあり広い駐車場が確保できません。またU8の二十曲峠はその名の通り九十九折りの狭い道路のため、大型車の侵入ができません。よって、この2箇所のエイドでは選手も基本的にリタイアできないことになっています。
また、U4精進湖とU5富士急ハイランドの間の距離は22.7kmなのに対し、関門時間の差は1時間しかありません。
精進湖の関門は例年だと12:00。2022年は13:30となっていますが、富士急より先に進むには精進湖を12:00付近に越えないと厳しいのかなーと思います。
これもやはり、精進湖、富士急、きららぐらいの規模がないと、リタイア者の搬送バスの乗り入れができないからかな?と思います。
特に富士急移行はKAIの選手も加わってくるわけで(KAIスタートは11:00)エイドステーションの混雑が予想されますよね。

そうはいってもKAIだって大変

UTMFと比べられてしまうので、KAIは余裕だろうなんて思ってる方もいるかもしれませんが、アップダウン激しい山区間ですし、距離もほぼ70km。累積標高は約3,670m±。同じような距離の伊豆トレイルジャーニーの累積標高が3,242m±なのでそれなりに大変そうだなーと思います。
また、疲れ果てたUTMFの選手がすでにトレイルを走っている状態でスタートするので、追い越しが結構大変かな?と思います。
実際、以前開催されていたSTYにて、UTMFの選手を追い越すことが何度かあったのですが、細いトレイルで無理やり追い越すことはできませんし、特に長い登り降り区間では渋滞ができやすく、大変だった思い出があります。

サポートの変更

サポートができるエイドは「U2 麓」「U4 精進湖」「U5 富士急ハイランド」「U7 山中湖きらら」のみ。
過去可能だった勝山はエイド自体がなくなり、富士吉田はサポート禁止になりました。
また、仮眠室がないからと言って、レース続行中の選手がサポートの車で休むのは禁止です。
そして何と言っても、選手のサポートは1人しか行ってはいけないこと。
仲間やランニングチームで複数人出場していたり、知り合いがいると、1人のランナーに2〜3人がバタバタとエイドワークをつい手伝ってしまいますが、それは禁止。
サポートする相手が変わるのはOK。
1人のサポーターが複数人の選手をサポートするのもOK。
今回はエイドに入れる人を徹底して制限しているので、サポーターゼッケンや、サポーターのワクチン検査完了の印などがある予定です。

とまぁ、大きな変更点はこのぐらいでしょうか?
そして、これは例年お伝えしていることなのですが・・・

4月末の富士山周辺は肌寒いんです

過去レース中に雪が降ったことがある通り、4月富士山周辺は肌寒いんです。
一般的に標高が100m上がるにつれて気温は0.6℃下がると言われている通りで、コース上の「道の駅富士吉田」の標高は899mです。
例年桜の満開時期は5月上旬。 東京や大阪の3月ぐらいの気温だと思ってもらえるとちょうどいいかな?と思います。
天気がいい日は暑いぐらいですが、雨が降ったり曇ったりすると急に冬に戻る、不安定な季節です。
もちろん、寒さだけでなく花粉症の時期も遅れてるので花粉症の方はご注意を。

2022年には新型コロナ対策でエイドでゆっくり休むことは難しいと思うので、いつも以上に防寒対策はしっかりしておいた方がいいのでは?と思います。
ザックに入れておける軽量でコンパクトになる保温着は近年増えてますし、入らないようなサイズでも、ドロップバックに入れておけば安心。
ドロップバックに荷物を入れ替える富士急ハイランドは屋外なので、荷物を入れ替える時の冷えを防止できますよ。

UTMFを味わうにはボランティアもおススメですよ!

2019年は精進湖エイドの担当はランボーズでした。たくさん励ましてもらいましたよ。

また、選手でもサポーターでもないけど、UTMFをいつも以上に楽しみたい!
と思っている方は、エイドスタッフなどボランティアスタッフになってみるのはいかがでしょうか?
UTMFもKAIも利用する「富士急ハイランド」エイドのボランティア担当は、Run boys! Run girls!なんです。

選手を間近で応援できますし、大会が終わった後の達成感は半端ないですよ!
富士急ハイランドエイドの稼働時間は長く、作業も色々ありますが、フルタイムじゃなくてもOKだそうです。詳細の確認と、スタッフエントリーは下記URLからお願いします。

https://forms.gle/bsQPCHzMnj9tC1EB9

ということで、UTMFまであと1ヶ月ちょっと! みなさん、悔いのない体と気持ちと装備を準備して、楽しんでくださいね!

<参考資料>

UTMF2022大会要項・競技規則・注意事項<2022年3月3日 LIVE配信用資料>https://onl.la/UVgd8ky

UTMF2022進行表ver.4_0301LIVE説明資料
https://onl.la/N39pBGc

PROFILE

マツイ | Yumi Matsui

Run boys! Run girls!山梨在住スタッフとして、主にオンライン業務を担当。練習嫌いの為、レース順位も体重も変動が多く、最近は自分自身の体調管理の為、年に1度100km以上のレースに出る事を目標にしている。最近は自分自身が出場するより、サポーターとして関わることが多いが、これまでハセツネ70k、ONTAKE100、STY、八ヶ岳スーパートレイル100km、ASO Round Trail100、分水嶺トレイルなど完走。スリーピークス八ヶ岳トレイルの言い出しぺとして、現在も事務局長として活動中。

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