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2017年6月15日

Run boys! Run girls!

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日時 - 終了

自然に触れ走る喜びの原点の確認。「Trails In Motion 5」6/28(水)上映会開催です。

トレイルランニングのムービーフェスティバルである「Trails In Motion」。前回も好評で満員御礼でした。今年も珠玉の9作品がラインナップ。2017年の「Trails In Motion 5」よりRun boys! Run girls! 上映会を6/28(水)に開催します。

本編の説明前に、この映画祭の背景にある思いを、前回のご案内から一部抜粋してお伝えします。

Run boys! Run girls! 絡みではこれまで2回上映している「Trails In Motion」。ただ、上映を重ねる度にこれは一発花火を上げる企画でなくて、じわじわと多くの人に届けたい企画だなと思います。4/11のトークショーで、日本での「Trails In Motion」主催者である田中健介さんも、「TOHOシネマズで上映してくれたら、商売的には嬉しいけどこれはそういう映画じゃない」っていう趣旨のことを言っていました。本質をともなわないブームってそこに残るものは少ないし、今僕らがトレイルランニングで抱えている問題って、僕らのフィールドが自然ということを忘れて一気に拡散した結果起きてることが由来のものが多いなと思います。
なので、今回の上映以降もRun boys! Run girls!では「Trails In Motion」を引き続き上映していこうと思います。一度見た人も再度見たいと思ってくれていたら嬉しいし、その時に友人や普段トレイルランニングをしないご家族なんかを連れて来ていただけたら、トレイルランニングというものが地味だけどいい感じに広まっていくんじゃないかなと思います。

トレイルランニングが一過性のブームで終わるか否か、はひとりひとりのランナーの自然との対峙姿勢や走るマインド、そのあたりにあると思っています。このTrails In Motionを継続して開催することによって、本質的な部分が少しでも広がれって共有されていけば、ブームではなくカルチャーとして根付いていくのではないでしょうか。ぜひ映像を通じてひとりひとりが考えを持ってくれと良いなと思います。
さて今回の「Trails In Motion 5」で上映されるムービーは各編において美しい自然の映像と、フォーカスされている人の想いが描かれています。全9編、総上映時間2時間です。大きな山や広大な氷河の圧倒的な自然美、美しいトレイルを走る行為が好き、この山の稜線を繋いで向こう側へ行きたい、それぞれシンプルな事ばかり。僕がトレイルランを始めた初期衝動や、今でも山に行きたい理由、それぞれに通づるものを感じました。
このムービーを見てシンプルに映像が綺麗だったでもいいし、あの山やレースに行ってみたいと思うのも良いでしょう。フォーカスされた人の言葉に共感し、自分の中に取り入れるのも良いでしょう。きっと必ず何か持ち帰っていただくことのできる映像ばかりです。
ぜひ「Trails In Motion 5」ご覧ください!
Run boys! Run girls! での次回上映は 6/28(水) 20:00〜22:00。以下からエントリーできます。参加費は2,000円です。
■ 6/28(水) 20:00〜22:00 @ Run boys! Run girls! 上映会お申込フォーム
https://goo.gl/forms/gDh8jQIcf1xr66Vs2
ここからは「Trails In Motion 5」で上映されるムービーをオフィシャルのキャプションに一言コメントを加えて紹介します。

The Hard Way(USA・20分)

89歳で年間30ものレースに出場するBob Hayesを追う。映像では、Bighorn50kに向けて練習し、各レースに出場する様子を映しだす。ランニングだけでなく、それ以上に彼の力強い生きざまが魅力的な作品。

– 年齢に囚われず走り続けて幾多のレースを完走する、マインドの強さとシンプルさに惹かれます。

One Step At A Time(USA・31分)

PCT(Pacific Crest Trail)のオレゴン州区間のFKT(Fastest Known Time)を狙う3人の仲間。453マイル(729㎞)の最速ラン記録を狙う2016年のチャレンジを追う。

– 超長距離のトレイルを走破する難しさと、サポートも含めた仲間の繋がりに心うたれます。

Running Wild(USA・8分)

ユタ州ユインタ山地で希少野生動物のウルバリンの生息が撮影された。ウルバリンやこのエリアの保護のため、山の奥各地に撮影用カメラを設置。このカメラの維持・チェックにウルトラランナーが活躍する。

– 自然を愛するウルトラランナー。保護の対象である動物たちの映像出て来ますが、種類の豊富さに驚きます。

ICELAND Change Your Life(FRANCE・17分)

20日間にわたりICELANDの素晴らしい自然環境の中を走り、雄大で独特な自然風景を映し出す作品。
– 見た事がない景色がたくさん出てきます。自然の造形をお腹いっぱい楽しむムービーです。

The Crown Traverse(USA・12分)

モンタナ州ミズーラからカナダ・バンフまで600マイル(965km)を駆け抜けるクラウントラバースへのチャレンジ。トップランナーであるマイク・フット、マイク・ウルフなどによる圧倒的な自然環境での挑戦を映し出す。

–藪漕ぎして砂礫に足をとられながら、ルートのない険しい道を進みます。努力の先にある見た事のない景色を求めるモチベーションが素晴らしい。

Mount Marathon(SOUTH AFRICA・10分)

アラスカの小さな港町で行われる、世界で最も古く、速く、過酷で、短い山岳レース。リッキー・ゲーツやキリアン・ジョルネ、エミリー・フォースバーグが走った2015年の模様。

– SALOMONアスリートの3人が5kmばかりのレースに「わざわざ」いく理由。その魅力がカルチャーの本質だと思います。

Life on the Fells(ENGLAND・6分)

生まれながらにして心臓に障害のあったAdam Briggs。彼は何故走り、何を思い、何にチャレンジしていくのか。

– 走る行為は人をシンプルにしてくれます。彼の想いは万人に通づる哲学かもしれません。

Thirty Hours(USA・13分)

Wesrtern State 100、100マイル、制限時間30時間。この過酷なレースに挑む72歳のチャレンジの様子を映し出す。

– 72歳の100マイルチャレンジ。伝統の100マイルレースはドラマを生み出します。

Miles Away(ENGLAND・5分)

Alicia Hudeksonがスイスとカタルーニャを走る映像と共に、彼女にとって走る意味は何かを語る短編作品。

– ここにもひとつのランニング哲学が。美しいトレイルの映像とともに。

お申込は以下から。
■ 6/28(水) 20:00〜22:00 @ Run boys! Run girls! 上映会お申込フォーム
https://goo.gl/forms/gDh8jQIcf1xr66Vs2
 
みなさんのご参加お待ちしています!(鷹巣)

その他、予定が合わない、Run boys! Run girls! まで行くことができないという方は、以下のサイトで各地の上映情報を確認することもできます。また、上映に関するコストはかかってしまうのですが、身内での上映会なども開催可能です。というか、そういう小さなコミュニティごとにリンクしていくのがこの「Trails In Motion」のいい伝わりかなと思います。上映会開催に興味がある方も、以下のサイトからコンタクトしてみてください。
Trails In Motion(日本語オフィシャルサイト)
https://www.staticbloom.co.jp/trailsinmotion/

PROFILE

Run boys! Run girls! |

Run boys! Run girls!は、東京都千代田区東神田(馬喰町駅)のトレイルランニング・ランニング専門店です。物販だけでなく、情報発信や、ランニングイベント、交流イベント等を行い、トレイルランニング・ランニングの魅力を多くの人に伝えていくことを目的としています。

WEB: https://rb-rg.jp/

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