数週間、数ヶ月という長い期間をトレイルで過ごすロングディスタンスハイカー「根津貴央」は長い時間を山で過ごし何を考えて感じるのか。トレイルランだけではない山の魅力を知るひとときです。

「まとまった時間が取れて山に行けたら、どれくらいの時間を過ごす？過ごしたい？」
こんな質問を投げかけられたら時にどんな答えが出ますか？一般的な週末の休みでは半日〜1日でのランニングや登山が多いでしょうし、筆者の僕は可能なら1泊過ごしたい派です。
世の中には「ロングトレイル」とカテゴライズされる数百km〜数千kmに及ぶトレイルがあり、そこを数日からはたまた数ヶ月の時間をかけて歩き抜く人がいます。
根津貴央さんはそんなロングトレイルを歩む、ロングディスタンスハイカーの一人です。

ヒマラヤで休息を取る根津貴央さん。日焼けの後も眩しい、良い笑顔です。
北米PCT、ヒマラヤ、、、。数週間、数ヶ月という長い期間をトレイルで過ごす根津さんはこう言い放ちます。
 
「ヒマラヤは、世界最大の里山だ。」
 
このスローガンのもと、毎年、当地の人里を訪ねて踏査する GHT Project ※1 メンバーである根津さんは5,000ｍ超の高所を歩くことも多々あるといいます。そんなところに人里があるなんて。世界は広い！
日本の富士山より高い場所に暮らす人々とそれを繋ぐロングトレイル。日本の山でさえ準備を怠れば危険な場合もありますが、僕らの想像をやすやすと超える裸の地球上では危険はすぐそこに転がっているもの。スケールの大きな自然と相対する時、それは冒険と呼ぶにふさわしい。
 
けれども履き違えることなかれ。冒険とは いたずらに危険を冒すことではない。
事前準備の段階でリスクを想定し、可能な限り対策を用意すれば危険は恐れるだけのものではなくなります。
本イベントでお伝えしたいこと。スケジュール作りから、装備の話、トレーニングの話、現地についての事前調査、、、写真を交えながら、冒険に関するあれやこれやについてのお話と一緒に理解し知識を深めていただこう、楽しんでいただこうというのがイベントの趣旨になります。
Run boys! Run girls!でもお馴染みの「ALTRA」「Mountain King」のアンバサダーの顔を持ち、道具への造詣も深いので、ランよりはシフトダウンして、スローダウンペースでの道具との向き合い方についても触れていただきます。
 
同じ状況ばかりではありませんが、リスクへの備えは山に入る以上トレイルランナーもハイカーも登山者も一緒。そして基本的な部分は共通し、応用の効くものだと思われます。
見知らぬ世界の扉をひらいて楽しみ、ご自身の山アクティビティに活用できるものを持ち帰ってもらえたら嬉しく思います。

 
そして根津さんが実際ヒマラヤでも愛用し使っている ULTRA LUNCH の「ビバークレーション」
この度、Run boys! Run girls!でも取り扱いを開始しました。お湯を混ぜたら2分で戻る手軽さ、野菜を原料とするビーガンフードなので消化も優しく、フラットで板状の小包装はパッキング時にも納めやすく安定しやすいなどの特長をもっています。

本イベントでは、楽しいちょい足しアイテムをたっぷりご紹介しながらビバークレーションの美味しさを知られる試食を行います。それ以外にも、ドリンクのお供となる軽いおつまみもご用意します。ビバークレーションの試食はイベント開始の少し前からトーク終了後の時間までゆっくりとお試しいただけます。

 
さてさてどんな冒険譚が語られることでしょう。乞うご期待ください。（鷹巣）
 
※1 GHT Project とは
ヒマラヤ山脈を貫く『グレート・ヒマラヤ・トレイル（GHT）』は、山岳ルート（総延長1,700km）と丘陵ルート（総延長1,500km）の2本で構成されるロングトレイル。このGHTの全行程をいくつかのエリアに分けて、数年がかりで踏査するこの日本初の壮大なプロジェクトが『GHT Project』。根津貴央さんはメンバー3人のうちの一人。
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ビバークレーション presents 冒険者の夜 “根津貴央”トークイベント
日　時：2018/2/21(水) 20:00〜21:30（受付開始 19:30~）
内　容：ロングディスタンスハイカー根津貴央によるトーク＆ビバークレーション試食イベント
会　場：Run boys! Run girls!（〒101−0031 東京都千代田区東神田1−2−11 アガタ竹澤ビル404）
定　員：30名(事前予約制)
ゲスト：根津貴央（ロングディスタンスハイカー、GHT Project メンバー）、ULTRA RANCH
参加費：1,000円
申　込：https://goo.gl/forms/0DSU59aqACn9sHT33もしくは以下のフォームよりご入力ください