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2020年6月24日

ユウタ

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カナダに移住しました🇨🇦

はじめに

コロナウイルス の影響が長引き色々大変なご時世ではありますが、、

カナダに移住しました。現在はカナダのバンクーバーアイランドにある小さな町の自宅で2週間の自己隔離中です。ランニングと直接関係はないですが、様々な制限のある状況で国を跨ぐ移動をするとどうなるかという自らの経験をシェアさせていただければと思います。

※決して国を跨ぐ移動を推奨する記事ではありません。移動した自分が言うのもなんですが、むしろ極力控えるべきだと思ってます

これまでの流れ

3月半ばに前職を退職、3月末に家を引き払い、本来の予定では4月頭に渡航し現地の空港でビザを発行してもらう予定でしたがコロナウイルス の影響で見事に予定は崩れ、、事前にビザの許可が下りていないと入国できなくなってしまったので急遽日本からビザをオンライン申請することになりました。

目安は6週間で発行とのことでしたので仕事せず待つものの、なかなか発行されず結局許可が下りたのはほぼ10週後の6月3日。その頃カナダの移住先の州では感染者数は減少傾向で職場のクリニックも5月後半から営業再開し多忙のためなるべく早く来るよう要望があった事、そして自らの体調にも問題なかった事から6月12日の航空券を予約しました。

※出国時体調不良など感染を疑う症状があればキャンセルする予定でした

カナダへ

ガラガラの成田空港

まだ関東では不要不急の県を跨ぐ移動は慎重にとの指示が出ていた6月12日、当然ではありますが国際空港の成田空港は利用者よりもスタッフの方が多いなと思う程ガラガラでした。

誰もいない…

今回エアカナダ を利用したのですが、カナダは現在永住権保持者や就労ビザ保有者以外の入国は禁止されているため、カウンターで荷物検査の際にビザの有無や渡航後2週間の滞在先、職場の情報など事細かに確認されました。幸い色々な書類は全てプリントアウトしていたのでそれぞれ必要なものを提示して無事通過。出入国審査でもないのにカウンターでここまで厳しく検査するのか〜と思ってましたが入国基準満たしていない客を乗せて連れて行っても意味ないしなと納得。飛んだは良いけど入国できません、帰って下さいと言われてもキツいですもんねw

荷物を預けて身軽になったので空港内をブラブラ。日本のお土産でも買おうかなと思ってたけど、店が 全然 開いて ない。

人がいないお陰で盛大に最終的なパッキングできました

時間潰す場所もないので余裕を持ってチェックイン。待合もガラガラでソーシャルディスタンス保持は意識しなくても大丈夫でした。

飛行機もガラガラ

余裕こいてゆっくりしていたら搭乗時間になったので飛行機に乗り込むとビックリ、乗車率は5%以下じゃないかなって程の空席でした。(これきっと赤字ですよね、、飛ばしてくれることに感謝です)前後左右近くに誰もいないので夜は一人1列使って横になりリラックスして過ごせました。

スタッフの方が多い?

感染対策

エアカナダ が感染対策として行っていたのは、機内では常時マスク装着義務、消毒液やグローブ・マスクなどセットの配布、真ん中のブロックは全て空席、食事は簡易的な弁当タイプ、飲み物はペットボトルの水を配るのみ、枕やブランケットの配布なし、など。思ったよりしっかりしているな(失礼)という印象でした。睡眠中もマスクは外さず、人が触りそうな場所はまめに消毒するなど人が少ないとは言え油断しないよう常に気をつけていました。

マスク、アルコールパッチ、ハンドサニタイザー、グローブなど

バンクーバー国際空港

約9時間のフライトで予定通り到着。こっちの空港はどうかなぁと思ってましたが、やはり国際空港はどこも同じですね。先述の通り永住権やビザがないと入国できないので成田と同じく人はほとんどいませんでした。お陰でビザの発行や入国手続きは待ち時間ゼロ、もっと色々時間かかるかと思ってましたが逆でした。

更に移動します

バンクーバー国際空港からは、感染対策として運転席と後ろの席を透明のシートで分離されたUberで港まで移動し約1時間半フェリーに乗ってようやく目的のバンクーバーアイランド到着。家まではそこから更にタクシーで1時間。流石に長旅で途中寝てしまいましたが、とても綺麗な場所でワクワクしました。

バンクーバーアイランドの港

カナダに来て感じたこと

隔離生活

カナダでは6/23現在、国外から来た人は14日間の隔離義務があります。緊急事態で医療機関に行く以外は完全に外出禁止で違反した場合は75万ドルの罰金もしくは6カ月の禁固刑というかなり厳しいものです。

買い物にも行けないのでオンラインで注文して職場のスタッフにピックアップしてもらい家まで届けてもらっています。また、銀行口座の開設やスマホプランの契約なども外出できないためなかなか出来ず苦労しています。今回職場の手厚いサポートがあるのでどうにか生活できてますが、誰も知り合いがいない状況だとかなり大変だなと感じてます。

国外移動について

最初にも書きましたが、コロナウイルス 感染のリスクがまだある現状、国を跨ぐ移動は自分や他人を感染リスクに晒す(自戒を込めてます)のはもちろん、渡航後も様々な制限でいつものようには楽しめないと今回の移動で感じました。今回仕事の都合で国外へ移動しましたが、まだ観光や海外レースの参加は難しいかなという印象です。色々な制限がある状況よりも安全になってから思いっきり遊べた方が良いですよね。まだ終息までは時間がかかりそうですが、早く自由に遊べるようになって欲しいと思います。

今後の予定

6/26から外出可能になるので、早速職場に顔を出して軽く研修。そして週明けからは早速理学療法士としての勤務が始まります。接触が避けられない仕事なので様々な感染対策をしながらカナダの英語環境での初仕事と新しい事だらけでワクワクと不安が入り混じってますが、せっかくのチャンスなので楽しみたいと思っています。

また、山・川・海が近いアウトドア好きには最高の環境をこれから安全第一で満喫してまたシェアさせて頂けたらと思います。2週間全然動いてないのでしばらくはリハビリですw

それでは今月はこの辺りで!

唯一外の空気を吸える場所、バルコニーからの景色。鳥やリスがいて自然が身近な環境が最高

PROFILE

ユウタ | Yuta Yamato

整形外科で働く理学療法士(physiotherapist)。サッカー/フットサル漬けの学生生活を経て社会人となり山を走り始める。2013年にUTMF、Tor des geants完走。
2015年から2017年までカナダで生活し帰国後RBRGスタッフとして3ヶ月働く。
現在はカナダでphysioとして働くべく再移住に向けて準備中。

WEB: https://yutaphysio.com

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