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2020年11月25日

ユウタ

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ランニングがメンタルに与える好影響

早いもので2020年もあと1ヶ月と少しとなりました。カナダではコロナ感染者数が急増し春の第一波よりも酷い状況となり、カナダ最大の都市トロントでは再度ロックダウンが始まりました。そんな中、バンクーバーでカナダの理学療法士国家試験の第一弾筆記試験を受けてきました。4時間で200問、もちろん全て英語でのテストなので脳みそフル回転、予想よりも難しくて正直結果はどうなるかわかりませんが出来ることはやったので後は祈って結果を待とうと思います!

運動不足による体調不良

先述の試験準備と短くなってきた日照時間、雨の多さのためここ数ヶ月間のランニングは少ない週は0回、多い時で3回程とかなり少ない状態が続いていました。そうなるとストレスも溜まり眠りも浅くなってなんとなく身体がシャキッとしない感覚に…。これじゃダメだなと思い週末明るい時間に走るとその後の気分の良さ!頭もスッキリして勉強にもより集中できるようになりました。

今回ランニングから少し離れることでランニングがメンタル与える良い影響について再認識することになりましたので具体的にどういう影響があるのか調べてみました。

ランニングがメンタルヘルスへ与える5つの好影響

ランニングが精神面へ与える良い影響はたくさんありますがその中でも特に重要だと私が考える5つの点を紹介します。

1. 鬱の症状軽減

多くの研究で定期的な有酸素運動、特にジョギングと早歩きが鬱の症状を軽減させることが明らかになっています。中でもランニングは抗うつ剤と同等の効果があるとする研究もみられます。

2. 学習能力向上

無酸素運動であるスプリントなど高強度のランニングと着地衝撃の少ない有酸素運動のどちらも新しい情報や言葉を学習する能力を向上させるということが2007年に発表されたHigh impact running improves learningという研究で分かっています。その効果は特に高強度のランニングで強くみられるようです。

3. 脳の老化予防

ランニングが脳の老化を和らげる効果があることが様々な研究で明らかになっています。運動と脳を刺激するゲームどちらが脳の老化予防に効果があるか調べたところ、運動(ランニングやその他の有酸素運動)の方が効果が高いことが高齢者の脳の萎縮の程度をMRI画像を基に比較して明らかになりました。

4. 不安軽減

ランニングなどの激しい運動を行うことで不安症の症状を軽減しリラックスすることができると言われています。また、騒がしい街を離れ自然の中で行うトレイルランニングは更にその効果が高いと言われています。

5. 睡眠の質向上

ランニングによりサーカディアン(概日)リズムが整い日中の注意力向上寝付きの改善、より深い睡眠不眠症閉塞性睡眠時無呼吸の改善などの効果があることがExercise to Improve Sleep in Insomniaという研究により分かっています。

終わりに

ダイエットや体を鍛えることを目的にランニングをする方が多いですがそれのみでなくメンタル面への良い影響もあるランニングは改めて良い運動だなと身をもって感じました。今後も時間がないというのを言い訳にすることなく定期的にランニングを続けていきたいなと思います。

これから寒くなるにつれて外に出るのが億劫になってきますが寒さに負けずランニングを続けていきましょう!

PROFILE

ユウタ | Yuta Yamato

整形外科で働く理学療法士(physiotherapist)。サッカー/フットサル漬けの学生生活を経て社会人となり山を走り始める。2013年にUTMF、Tor des geants完走。
2015年から2017年までカナダで生活し帰国後RBRGスタッフとして3ヶ月働く。
現在はカナダでphysioとして働くべく再移住に向けて準備中。

WEB: https://yutaphysio.com

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