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2021年7月6日

内坂庸夫 内坂庸夫

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あなたは大切な人を心配させていませんか?

海でも山でも自然と人に迷惑をかけなけなれば、何をやってもいいと思う。その自由と引き換えに、活動のいっさいの責任を引き受けます、という覚悟が必要だけど。

でさ、家族や友人、仲間、大切な人に心配をかけるのは、いちばんの迷惑、ダメなことだろう。やってはいけないことだろう。

山では木の根につまづいて転倒、浮き石で捻挫なんてのは当たり前。さらに、そのはずみで崖から落ちたら? 大きな木に頭をぶつけて意識を失ったら? そこが誰も通らないマイナーなコースだったら? 雨が降ってきたら? 道に迷ったら? 夜になったら? 電話は通じない、電池も切れたら?

〈捜索願い〉

帰ってこない、電話もない。あなたを待つ人は心配する。大切な人に「警察に捜索願いを出さなきゃ・・」。そう思わせることって最悪じゃないか。

万が一、百万が一に備えて、山(どんな山でも)を走るとき、その山行(ルートも含めた行動予定)を家族や友人に説明しておこうよ、SNSで送ってもいい。
 

〈ゲンコツ山からぽんぽこ峠〉

たとえば

「10時に高尾駅から走り出して、ゲンコツ山からぽんぽこ峠を通って、密林温泉に夕方4時ごろフィニッシュ。温泉に着いたら電話するよ」

たったそれだけでも、あなたがどの山の、どのトレイルを何時ごろ通過したのか予測できる。警察や消防、捜索隊はあなたを「早く」見つけやすい。
 

〈GPSと携帯電話〉

ふたつ。大切な人を安心させるツールがある。あなたがいまどこにいるか(あなたの位置情報を)、GPS機器を使って携帯電話回線で特定の人(人たち)と共有するのさ。

そのために作られた超長時間作動するGPS発信機器もあるけれど、日帰りの山行で使うのなら

「グーグルマップの現在地の共有」
「ガーミンのライブトラック」

このふたつがいいと思う。

まず、キホンのキとして、スマートフォンは立派なGPS受信機器だよ、知ってるよね。あなたの位置情報を携帯電話回線で「他の人」に送るのが「グーグルマップの現在地の共有」さ。

ふたつ目の「ガーミン」の「ライブトラック」はガーミンの移動情報(速度や距離、方向など)をbluetoothでスマートフォンに転送し、スマートフォンがその情報を携帯電話回線で「他の人」に届けるもの。なので、あなたの移動軌跡も情報として送られる。とてもわかりやすい。
 

〈予備バッテリー〉

どちらもスマートフォンと携帯電話回線を使うから、予備バッテリーは用意しておいた方がいいし、回線用電波の届かない山岳高所では位置情報がとぎれることがある。

大切な人に現在位置(どこに向かって移動しているかも)を知らせるだけでなく、仲間同士で位置情報を共有することもできるから、少人数のトレランイベントで「あいつどこへ行った?」と互いに探し合うこともなくなる。
 

〈サポーターもうれしい〉

レースのとき、サポーターと位置情報を共有しておけば無用に長時間待たせることなく、タイミングよく待機してくれる。これ、とてもいい。

それぞれの設定と使い方は「グーグルマップ・現在地の共有」「ガーミン・ライブトラック」を詮索してもらえばわかるけど、こんな画面です、ちょっとカンタンにご紹介。

「グーグルマップ・現在地の共有」

「グーグルマップ」から自分のアカウントの「顔写真」をクリック。

メニューから「現在地の共有」を、そして「現在地を共有」ボタンを押すと・・

位置情報(あなたがどこにいるか)を共有する〈時間〉と共有する相手を設定(メールアドレス)する画面になります。「共有してよ(ちょっとウソ)」と送られる。

 

「ガーミン・ライブトラック」

アプリの「ガーミン・コネクト」の「詳細」から「セーフティ&トラッキング」を選択。使用する「ガーミン」を選んで、位置情報を共有したい相手のメールを設定して、「ライブトラック」を開始すればいい。こっちも「共有のお願い」が相手に届きます。

共有相手(複数人OK)にはメールで「位置情報のURL」が届きます。

トレイル現場でアプリ画面で「ライブトラック」を開始すれば、ガーミンにも知らされます。ガーミンをスタートさせれば、共有相手はこのような位置情報/移動軌跡を見ることができます。

PROFILE

内坂庸夫

内坂庸夫 | Tsuneo Uchisaka

「ヴァン ヂャケット」宣伝部に強引に入社し、コピーライティングの天啓を授かる。「スキーライフ」「メイドインUSA」「ポパイ」「オリーブ」そして「ターザン」と、常にその時代の先っぽで「若者文化」を作り出し、次はなんだろうと、鼻をくんくん利かせている編集者。
 2004年に石川弘樹に誘われ生涯初のトレイルラニングを体験(ひどいものだった)、翌年から「ターザン」にトレイルラニングを定例連載させる。09年に鏑木毅の取材とサポートでUTMBを初体験、ミイラ取りがミイラになって12年吹雪のCCCに出場(案の定ひどい目に遭う)そして完走。(死にそうになったにもかかわらず)ウルトラってなんておもしろいんだろうと、13年、UTMBの表彰台に立ちたい、自身の夢をかなえようと読者代表「チームターザン」を結成する。
 「ターザン」創刊以来、数多くの運動選手、コーチ、医者、科学者から最新最良な運動科学を学び、自らの体験をあわせ、超長距離走のトレーニングとそのマネージメント、代謝機能改善、エネルギー・水分補給、高所山岳気象装備、サポート心理学などを研究分析する。ときどき、初心者のために「100マイルなんてカンタンだ(ちょっとウソ)」講習会を開催してる。

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