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2021年7月8日

リョウ

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ランニングにおける能力値と発揮力

先月と同様ですが、この1ヶ月も引き続き「スピードとトレイルの両立」をテーマに。

先月に続いての1500mと今年初のトレイルレース


このテーマを少しずつ形にするために、でトラック、トレイルと2週続けてレースに出てきました。結果は以下の通り。


6/27 MKディスタンス1500m 4:07.3 PB

7/4 中央アルプススカイライン 20K  2:27:26 準優勝


どちらも満足いく結果でした。

重きを置いていたのは1500mです。トレーニング内容的にも中心となっていたのは平地で、トレイルにも入ってはいたが、あくまで全体ボリュームを担保する目的がメイン。そのため、今回のトレイルレースでの1000mUPの急登は全然ダメでしたw

能力値と発揮力

ここでタイトルの能力値と発揮力の話になるのですが、自分が今スピード(トラック)に力を入れているのは、トラックでの記録を出したいというのは、もちろんあるのですが、あくまでそれは目安であり、本当の目的はトレイルで結果を出すための、能力値を高めるためです。

自分の能力を客観的に見たときに、明らかに劣っている能力がスピード、VO2maxの値でここを伸ばさないと、今後自分の戦いたいレベルで勝負することは非現実的でした。


単純ではないのが、この能力値に比例して他の種目、トレイルはもちろん、マラソンなども含めて、すぐにパフォーマンスが上がるわけではないということです。


それは競技の特異性があるから。

特定の競技で高いパフォーマンスを出すには、その競技に合わせて、自分の持っている能力を発揮する力が必要になります。言い換えると適応させる力。

単純な能力値や走力で順位が決まらないのはこの発揮する力が影響していると思います。ただ、自分の能力値以上のものは発揮できないし、ある程度適応が進んでくるとそこでの成長はかなり限られたものになります。


個人的な感覚としてショート~ミドルだと3~8週間で、ロングだと2~3ヶ月あればある程度の適応は完了します。


冒頭の話に戻ると、今取り組んでいる、スピードとトレイルの両立というのは、能力値を高めることにフォーカスを当てつつ、レースに合わせた適応に注力せずともトレイルをそれなりに走れる状態をキープすることです。


今年はしばらくこの状態を継続させつつ、ターゲットレースが決まれば、それに合わせて適応させるトレーニングを開始する予定です。

PROFILE

リョウ | Ryo Murata

村田 諒、1992年生まれ、トレイルランニングにハマりすぎて高尾に引っ越し。リモートワークという働き方をしながら仕事もトレランも場所を問わず、思う存分楽しんでいます。2018年STYニューヒーロー賞、アジア各国のミドルレンジレースで入賞を果たす。2019年にはHURT100で100マイラーに。今後はロングトレイルをメインに走っていきます。

WEB: http://mroom.jp/

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