僕がトレラン屋をやる理由2022/7
先日アーティストのジェリー鵜飼さんがお店に来てくれました。最近よく走っていて近々山を走るからその補給食を買うため、とのことでした。
彼が言っていたのが、「やっぱりさぁ、トレランがいいと思うのって、いい年ししたおじさんが走った後、めちゃくちゃいい顔してるとこなんだよね。」ってこと。
それはホントにそう思います。みんな毎週毎週、いろんなところに行って、時にはボロボロになりながらもとても楽しそうにしている。自然と触れて体を動かすことって、こんなに人を生き生きとさせるんだな、ってことを友人との会話やSNSなど、さまざまなところから感じさせられます。
すっかり走力の落ちてしまった僕でも、山を走ると毎回「あぁ、トレランって本当に楽しいな」と心から思います。思うだけじゃなくて、走りながらずっと言っているので、同行者には割と呆れられています笑
(そういえば、レースレポートには書かなかったけれど、BIGHORNを走っている時、一人っきりで素晴らしい自然に囲まれて走っていることにふと気づいた時に「あぁ俺幸せだなぁ。」って涙がこぼれてきました笑。)
過去に書いたこともあるんだけど、僕がRun boys! Run girls!をやっている理由の一つには、トレイルランを広めたら心身ともにタフな人間が増えるし、そういう人が増えたら世の中が今より良くなるかなって思っている、ということがあります。
だから、鵜飼さんがまた山を走るって言ってたことも、「トレランやってるやつがいい顔をしてる」って言ってくれたことも、そこに自分が関わっているとかいないとか関係なく、とても嬉しかったです。
そしたら、今日こんな投稿があがっていました。
ランボーでもお世話になっている、イラストレーターのヒサエちゃんが毎日1人ずつランナーをスケッチしてインスタにあげているのですが、そこに記念すべき100人目のランナーとして、BIGHORNを走った時の桑原を描いてくれたんです。
桑原はtype-100のランナー。二の腕のムチムチ感まで見事に再現してくれました笑。ちなみにtype-91はレジェンド、スコット・ジュレック。彼と一緒に書いてもらえたのもとても光栄です。
以下は、投稿のキャプション。
毎日ランナー10日間まとめ
2022.07/01〜10
4月スタートで100人のランナーを描きました。上達した実感はまだなく納得できる日は来るのだろうか!奥が深い。だから面白い。
100人目はトレランを始めた頃に間接的にトレランの世界を広げてくれたケイさん🏃
これも嬉しかったなぁ。彼女からはトレイルランを始めた時にランボーの発信で世界が広がったという直接のメッセージまで頂いてしまいました。
彼女のイラストは本当に素敵なので、そこにランボーが少しでも関われているならこんな嬉しいことはないですね。
お店をオープンした時からコンセプトを変えたりはしていないですが、自分が中々走れていなかったり、気分的に上がらない時もあるわけで、鵜飼さんやヒサエちゃんとこういうコミュニケーションをできたことで、自分もエネルギーをもらえたし、まだまだトレイルランのコミュニティがポジティブに広がっていくためにいろんなことをしていきたいなと改めて思うことができました。
ちなみに、僕自身も新旧問わず、様々なランナーやショップ、ブランド、グループの活動から刺激を受けています。今後もそういう緩くてポジティブなつながりを大切にしながらRun boys! Run girls!を続けていけたらと思います。
参議院選挙が終わり、個人的に世の中が良い方向へ向かっていないという不安感が拭えることはなかったんですが、少なくとも僕はトレイルランってツールで、自分の身の回りにポジティブな何かを届けるということはできると思っていますし、今までもこれからもそれを続けるのみと思っています。
そういう拠り所になるものに出会えたっていうのは本当に幸せだなと思いますね。
ありがとう。トレイルラン!