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2023年1月31日

マツイ

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山と道「DF Mesh Merino Sleeveless」で走る、ともに過ごす。

2022年に「山と道」で発売された新シリーズ「DF Mesh Merino Sleeveless」。

新シリーズということもあり「どうなんだろう?」と思っている方もいらっしゃいますよね?

そこで、トレイルランニングショップである「Run boys! Run girls!」独自の目線で、この商品を紹介したいと思います。

愛用スタッフ その1:ばんりの場合

商品名:DF Mesh Merino Sleeveless
サイズ:Men’s M(身長:168cm

<普段着用しているウェアのサイズ>
Answer4→Tシャツ系はSサイズ(走る用でピッタリめに)
山と道→Mサイズ(ゆったりめに着るので。UL ShirtやAlphaAnorakもM)
Bring→Tシャツ系はMサイズ

 

着用しているアイテムのサイズ感は?

スリムフィットですが、ゆとりをもたせて着たかったのでMサイズを着用しています。山と道製品に対して身体のサイズはSとMの中間で、着用した感じでどちらのサイズがいいか選んでいます。

おススメの着用シーン

真夏以外の季節であれば、山/街/家とオールマイティに使えるアイテムだと思います。
特にDF Meshのメリットを感じられるのは、気温が低い中で汗をかいたり、雨に降られたり水分の問題が出てくる場面です。
寒冷期のトレイルランニング/ランニング/ハイキング/サイクリングにおススメです。
日常着としても違和感のない見た目で、インナーとして使用する場合には、洗濯時以外にはデメリットを感じませんでした。

どんな時に着用しましたか?

実際に《気温3〜5度/曇り&雨/4,5時間のトレイルランニング/標高200〜500m/高尾山周辺》や、同じような天候で《強風/標高200〜900m/伊豆稜線歩道》でも着用したましたが、スリムフィットなアクティブインサレーション(PowerGridフリース)との重ね着で、冷えによる問題や汗を吸ってシャツが重たくなるなどの問題はほとんどなく快適に過ごすことができました。

2日連続で着用する場合も、就寝時の室内干しで乾燥し、臭いの発生もなかったので驚きました。(一緒に着用していたPowerGridフリースは汗臭さが気になった)

また、休憩時には化繊Tシャツを着ている同行者が「寒い寒い」と言いながらレインウェアを着込みだす隣で、寒さ(冷え)を感じなかったのでザックからレインウェアを取り出す手間が省け、落ち着いて補給をとることができ快適でした。

「好きなところ」を教えてください

まず「いつでもそんなに気にすることなく着ちゃえばとりあえずなんとかなる」ところ。ある程度の気温幅でも対応できる幅の広さやデメリットの少なさから、悩んだらとりあえず手に取るアイテムです。

メリノの特徴である消臭性は得られつつ、ダブルフェイスメッシュ生地による「点接点」×「疎水性」で汗処理をカバーしつつ、柔らかい生地感が今までのものより「チクチク感」を軽減しているように感じました。

化繊(ポリエステル)でありがちな「冷え感」もメリノの吸着熱と乾きがゆっくりなこと(気加熱少ない)で解決しつつ、快適な室内では化繊並みに乾きの早い点も大きなメリット。
汗や雨ででかなり湿っても着用したままなら1,2時間ほどでほとんど乾いていました。
また、いわゆる網目の荒いアミアミ系ベースレイヤーと違って、これ単体の着用でも違和感のない見た目が出番の多さの原因だと思います。

好きだけど「気になるところ」ってありますか?

山と道のオフィシャルでも謳われている通り、生地の耐久性(ピリング/穴あき/ほつれ)には注意が必要です。インナーとして活用するのが前提でウィンドシェルやアクティブインサレーションを重ねての着用がオススメ。

ただ、単体で着用した時の「ヌケの良さ」+「ベタつきの少なさ」+「冷え感の少なさ」はかなり良いので、ザックを背負わない日々のランニングなどでは積極的に活用したいと思います。

どんな人におススメしたいですか?

寒い時期にどれだけアウターを着込んでも寒いという方におすすめです。
インナーが変わるだけで暖かさの「感じ方」が変わるので、その一つとしてDF Meshを選べば、肌に近いところでうまく「断熱」「保温」をしてくれる感じです。

また、化繊のベースレイヤーで「臭い問題」に悩まされていた人や、逆に「インナーはなんでもいい」という人に特にはおすすめしたいと思います。これにしておけば大抵の問題は起こらないので。
ただ、真夏には化繊の得意な速乾による気加熱が必要となるので、このDF Meshが1番の選択肢ではないかもしれませんが、それ以外のシチュエーションでは「オールマイティ」と言えると思います。

余談ですが・・・

言い換えるならメリノウールにおける課題のほとんど全てを解決しすぎて「尖ったところがない」ので、変わり種に興味をそそられる人にはあまり刺さらないアイテムではあるかもしれないです。。。

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愛用スタッフ その2:マツイの場合

商品名:DF Mesh Merino Sleeveless
サイズ:Wemen’s L (身長:165cm

<普段着用するウェアのサイズ>
ぽっちゃり体型なので普段からWomen’sならLサイズ、メンズならSかMサイズを着用することが多いです。

 

着用しているアイテムのサイズ感は?

ニット素材なのでスリムではないですが、身体に沿うシルエットになります。
伸縮性が高いため、窮屈さは感じません。
私は身長165cmのぽっちゃり体型なのでサイズ選びは迷わずLにしました。

ちなみに・・・
RBRGスタッフの仲田(身長157cm)が、全サイズ試着している場面に立ち会いましたが、身長155~160cmぐらいで細身な方なら、正直どのサイズでも良いのでは?と思いました。
XSならインナーでも着用できるぐらいのフィット感、Sがフィット感もゆったり感もちょうど良し、Lならルーズフィットという具合です。 ニットは柔らかく身体に沿うので着心地良く温かいのですが、その分ボディラインが出やすくなるので、どんな着用シルエットが好きか?で選ぶのが良いかな?と思いました。 山と道オフィシャルサイトには、1人が様々なサイズで着用している写真が掲載しているので是非参考にしてみてください。

URL:https://www.yamatomichi.com/products/df-mesh-merino-sleeveless-w/

どんな時に着用しましたか?

私は寒冷地の山梨県に住んでいるため、日中でも気温は10度に届かない日がほとんど。(先日の大寒波の際にはマイナス8度でした) そのため、ベースレイヤー(インナー)として着用しています。 普段の街を走るジョギングや里山レベルの登山、そして室内でのPC作業中、就寝時まで、大げさではなく3日に1度は着ています。

「好きなところ」を教えてください。

何と言っても「着心地」です。
肌面は100%メリノウール糸になっていて、柔らかくて暖かく、肌触りがとっても良いので、肌トラブルが起きやすい冬の乾燥肌にも快適です。
また、冷えやすいお腹も温かく、ハラマキも必要ないほど。
また、生地の厚みも、厚くもなく薄くもない、ほどよい厚みなので、ベースレイヤー(インナー)として使用した時も、アウターに響きにくく、また伸縮性が高いので重ね着時に窮屈さを感じませんでした。

好きだけど「気になるところ」ってありますか?

私はDF Mesh Merino1枚だけで行動する機会はあまりなく、ほぼインナーとしての利用のため、気温が10度を上回る日にトレイルランで着用すると「暑いな」と感じました。
ハイキングや登山なら全く問題ないと思いますが、山道の登りでかなりパワーを使うので汗をかなりかいてしまい、メリノウールの利点である「保温性」がデメリットとなり、熱(ねつ)が抜けにくいと感じました。

ただ「インナーとしての使用の場合」という前提なので、このウェア1枚(ノースリーブとして)で活動できる方なら、通気性は確保されているので気にならないと思います。

どんな組み合わせで着用していますか?

私は寒い地方(田舎)で生活しているので、普段は
DF Mesh Merino + TシャツまたはロンT(ポリエステル100%)+Power Grid Full-Zip Hoodie(Answer4)
という組み合わせが多いのですが、ちょっと気温が高い日は、
DF Mesh Merino + Power Grid Full-Zip Hoodie(Answer4)
でも充分です。
また、更に通気を高めたい時は、
DF Mesh Merino + falketind Alpha120 Zip Hood(Norrona)
という組み合わせで着用しています。
逆にすごい寒いという日は、
DF Mesh Merino + TシャツまたはロンT(ポリエステル100%)+Wool Air HoodyWool Air Hoody
という組み合わせです。ここまでくると走るには不向き(暑すぎる)ので、どちらかというとウォーキングや、タウンユース時のみですが。

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どんな人におススメしたいですか?

これまで冬のラン時には、MILLETの「ドライナミック メッシュ」やThe North Faceの「100DRY Tank」などを愛用していました。
どちらも着用していると汗冷えせず、動きやすく、快適なのですが、上に着用しているウェアに吸水させることで汗冷えを防ぎ速乾性を高めるものだったため、かなり速乾性が高いTシャツを着用していないとTシャツがびしょ濡れになってしまう事や、汗の「匂い」が気になっていました。それに、あの特徴的なアミアミが見えてしまうと恥ずかしく、襟ぐりからはみ出さないように上に着用するTシャツに気を使ったり、走った後の温泉で脱ぐ時恥ずかしかったり、ちょっとしたことですが気になっていました。
また、特に寒い日には、メリノウールのインナーを着用することもありましたが、メリノウール100%だと、着用してすぐは温かいけれど、動き続けていると暑くなり、その汗が乾くのに時間がかかるので、ランには不向きだなと思っていました。

このDF Mesh Merinoは、ポリエステルやポリウレタン素材のような速乾性はありませんが、メリノウール100%のウェアと比べれば格段に速乾性は高く、上に着用しているウェアがびしょ濡れになることもないので、保温性は変わらずに速乾性があり快適に着用し続けられると思います。また、汗をかいた時の「匂い」が抑えられ、近くに人がいるときも安心でした。寒がりだけど汗っかきな方や、冷え性の女性に特におススメしたいウェアです。

余談ですが・・・

洗濯は他の衣類との余計な摩擦を避けるために、必ずネットに入れて洗いました。気にしたのはそのぐらいで、家庭の洗濯機で繰り返し洗濯しても、伸びや縮みはほとんど感じませんでした。お手入れが楽というのも、使用回数が増える理由の1つになりますよね。

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おわりに。

今回このブログを出すにあたり、ばんりもマツイもお互いの回答を知ること無く、それぞれが感想を出しました。
でも、読んでみるとあら不思議。
好きなところ、気になるところなど、共通点がいくつかありました。

Run boys! Run girls!はランニングとトレイルランニングの専門店なので、スタッフが使用するシーンもやはり「走る時」がベースになります。なので、ハイキングや登山などの「歩く時」とはまた違う感想が生まれると思います。

また、発売された時期が秋冬シーズンだったため、活動量の多いランナーだとしてもノースリーブ一枚では出歩けるような気温ではなく、他のアイテムと組み合わせの使用になりました。
よって、この先気温が上がり、温かい季節になれば、また違う感想が生まれるのでは?と思っています。オールシーズン着用可能なウェアなので、どんなシーンでどんな風に使うか?を考えるのも楽しいですよね。また、同じ素材でロングスリーブも発売されているので、そちらもぜひ着用してみてください。

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PROFILE

マツイ | Yumi Matsui

Run boys! Run girls!山梨在住スタッフとして、主にオンライン業務を担当。練習嫌いの為、レース順位も体重も変動が多く、最近は自分自身の体調管理の為、年に1度100km以上のレースに出る事を目標にしている。最近は自分自身が出場するより、サポーターとして関わることが多いが、これまでハセツネ70k、ONTAKE100、STY、八ヶ岳スーパートレイル100km、ASO Round Trail100、分水嶺トレイルなど完走。スリーピークス八ヶ岳トレイルの言い出しぺとして、現在も事務局長として活動中。

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