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GEAR

2024年8月24日

ばんり

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サングラス迷子の方へ《TYMER》

スタッフばんりです。

群雄割拠の(?)アウトドア/ランニング用サングラスの世界。
調べれば調べるほどたくさん情報が出てくる状況ですがみなさんサングラスはどこのブランドのものを使っているでしょうか。

僕の身の回りではgoodrがやはり1番かなと。RBRGでもお取り扱いしてますし(8月現在ではすべてのモデルが完売中ですが)、トレイルランナー/ロードランナーのみなさんからは少し「消耗品」「山で失くしがち」という風潮もあってかコスパに優れたモデルを選ぶ方が多い印象です。

あとは結構「めぐり合い」的な感じだなって個人的には思ってます。

「メガネ屋さんに行って気に入るものが見つかるまでかけて試してみる」とか「たまたま入ったお店に置いてるメガネが結構よかった」とか。探して最初からそれに決めるというよりは「行ってみて」「試しにかけてみて」よかったらっていうめぐり合い的な要素が強いなと思いました。(普段僕自身はメガネかけない&眼鏡屋さんに行かないです笑)

というわけでサングラスをお探しの方には色々とかけて試してもらいたいのですが、今回ご紹介する《TYMER》は結構よい選択肢です。Instagramはこちら

ELIOT
商品が表示できません

6月ごろに購入して約2カ月ちょっと、普段から山まで使ってますが、

・しっかりした作り
・違和感のないレンズカラー
・ちょうどよい価格

こんなところがおすすめポイントだなと思います。

「しっかりした作り」というのはいくつか要素があって、例えば「丈夫さ」「快適さ」

メーカーサイトやSNSでもある通り、割れにくいポリカーボネート素材のレンズや劣化の少ないポリアミド樹脂で作られたフレーム。
そしてノーズパッドやテンプルラバーといった快適なフィットのためのパーツや、5枚蝶番で頑丈なヒンジなどもしっかり配して、作りとしては隙の無い感じです。

フレーム/サイズ感

今回色々調べる中で僕は初めて知ったのですが「メガネには世界共通のサイズ表記がある」と。(視力はいいので普段はメガネをかけることはなくメガネに関しては無知です笑)

この「ELIOT」は【 49 ▢ 23 – 137 】というサイズ。

テンプルに記載があります。

左から「レンズ幅」 ▢ 「ブリッジ幅」 – 「テンプル長」とのこと。

つまり「レンズ幅×2+ブリッジ幅」は全体のフレーム幅になるので、ここが「顔の幅」とリンクしてくると思いますし、「ブリッジ幅」は「鼻の高い/低い、大きい/小さい」とリンクしそう。

「ELIOT」はフレーム幅121mmとなるので、ある眼鏡屋さんの情報によれば大きくもなく小さくもなく標準域なサイズ感。

ちなみに(当店でお取り扱いはありませんが)別モデル「BLAKE」は【49▢19 – 137】というサイズのようなので、ELIOTに比べてブリッジ幅とフレーム幅が狭いので、より顔の小さい方向けになるかもしれません。

店頭でお取り扱い中の「DON’T PANIC」ブランド、BLUE PROJECTシリーズのサングラスは正確な表記はありませんが「ブリッジ幅:19mm、フレーム幅:129mm、テンプル長:155mm」とのこと。(実際に計ってみるとフレーム幅はもう少し狭いです。またテンプルは長いですがかなりカーブが付いていて、耳の後ろにかなりフィットするようになっています)

他にも「IZIPIZI」の例えば「SUNシリーズ」の「#D」は【48▢20-149】なので「ELIOT」とくらべてさらに小ぶりということになるようです。

というわけで「ELIOT」は特別顔が小ぶりだったり、鼻が小さめということでなければ多くの方にマッチしそうなサイズ感という印象です。(ぜひ店頭でかけてみてください)

レンズ

ラインナップとしては「MattBlack」と「MattClearGray」のフレームには「Grey(可視光線透過率13%で暗め)」と「Light Blue(同48%で明るめ)」の2色のレンズ。
「Tortoiseshell(べっ甲風)」のフレームには「DarkGreen(同14%)」と「LightGreen(同54%)」の2色。

LightBlue(上)とGray(下)

そして全フレームに「PhotochromicGrey」という調光機能付きレンズが用意されています。(表記的には可視光線透過率68%という記載のみで、紫外線が強くなった時にどれくらいまで透過率が下がるかは記載なし)

使用の体感的には、着用時に外から見てぎりぎり目が見えるかどうかという暗さになり、晴天の2000m級の山で眩しいとは感じないくらいしっかり暗くなるという感じ。

早起きしたので眠い顔です。ギリ目が見えない暗さまで変化します。@谷川岳

見たい色味で選ぶも良し(青空がちゃんと青く見えたほうが嬉しいとか)、森林限界以下が多ければ明るめなレンズを選ぶとか、基本的に高山の稜線が多ければ暗めなレンズをなど。

調光レンズもかなり便利ですが、変化するのには数分かかる印象。紫外線の少ないときでの透過率68%はかなり明るいので屋内や電車の中でもかけっぱなしでいられるのはかなり楽だと思いました。

参考として、夏前に晴天の谷川岳に行った時のレンズからの見え方をご紹介しておきます。

レンズ通さずiPhoneで撮影。
ELIOT/PhotochromicGreyのレンズ越しにiPhoneで撮影。
やや青色が強く、オレンジ味が強く。なんとなくエモい感じ?

個人的にはこれくらいの自然な変化が好きです。レンズの色が強すぎたりして見てる景色の印象が変わってしまうくらい(強いフィルターをかけられるような)ものはあまり好きじゃないです。青空は青く見たい。

あとは先に紹介した「しっかりした作り」のおかげで、リュックやサコッシュのポケットに突っ込んだりすこし雑に扱っても壊れる心配が少ないと思うと、持ち出すハードルも低いので助かるなと。(レンズのミラーコーティングもないので剥がれる心配もない)

紫外線カット機能も人体に有害とされるUV-B,UV-Aの両方に対応している「UV400」なので安心。(ちなみに可視光線透過率は紫外線カット機能とは関係がないみたいです。明るいレンズでも紫外線カット機能を有していれば大丈夫ということ。)

箱もおしゃれです。

というわけで《TYMER》ぜひお試し下さい。

価格

最後にお値段ですが、

調光レンズモデルは¥9,680-。調光じゃない普通のレンズモデルは¥6,930-。

調光タイプでも渋沢栄一を出すとギリギリお釣りが来る感じです。笑

「丈夫でちょっと雑に扱っても大丈夫」で「ノーズパッド/テンプルラバー付きでフィット感良し」「自然な色味で選べるレンズ」「そんなに高すぎない価格」。このあたりアウトドアでよく使う方にちょうど良いんではないでしょうか?

すでに気に入ってるメガネ/サングラスがある方はご紹介した「サイズ表記」を基準に探してもらうとこれがヒットする方がいるかもしれません。

商品が表示できません

もちろん「走っている間に1mmも揺れてほしくないんだ」とか「山でしか使わないんだ」「海や川で使うから偏光レンズ必須なんだ」っていう場合にはもっと機能のいいサングラスがもっといい(高い)値段で別の選択肢があるかもしれませんが、「できたら普段使いもしたいよな」とか「そこまでのこだわりは(まだ)ないよ」って方にはおすすめです《TYMER》。

スタッフばんり

PROFILE

ばんり | Banri Uehara

2018年にハイキングの延長でトレランを始める。元々ランボーのお客さん。TOMOさんのPodcast"100miles100times"を聞いて育つ。高尾に通いすぎて高尾で働き始めたり、ギア好きが高じてショップで働き始めたり。現在の目標はロングレースを走れる身体の丈夫さを身につけて、山をもっと自由に走って歩いて、立ち止まって景色を見渡して過ごせるようになること。

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