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2014年5月13日

Run boys! Run girls! Run boys! Run girls!

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「トレイルの破壊と復元」5/17,18トレイルランナーのための自然教室

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トレイルランニングの競技人口が増加するとともに、まつわる問題も浮き彫りになってきています。大きく言われるのは2点。一つは同じトレイルや山を共有する、ハイカーさん登山者さんとの関係。もう一つはトレイルランニングをすると言う行為や、イベント・大会等が環境に与える負荷について。
個人的に自分の周りのランナーさんで、悪意のある方にはお会いしたことはありません。ただ、知らないことや不注意によって、悪意が無くても他者や環境に影響を与えてしまうことはあるかもしれません。大切なのは、トレイルランニングをすることがどういうことなのか、ハイカーさんや登山者さんにとって自分たちはどういう存在なのか?自分たちが走らせてもらっているフィールドはどんなフィールドなのか?まずは”知る”ことだと思います。
本日は自分たちの走っている環境について”知る”という点において有意義なイベントを紹介します。UTMFを運営するNPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部の開催する「トレイルランナーのための自然教室」です。
昨年スタートした年間5回開催のこの企画は今年で2年目、2014年はウルトラトレイル・マウントフジのコース上を自然教室のフィールドとして開催し、そこに息づく植物や生物の不思議な、そして神秘的な生態を学んで行くことがテーマになっています。(2013年の開催内容についてはこちらからご覧いただけます。)
2014年の初回である第6回は既に終了しましたが、今週末の5/17,18で第7回目が開催されます。5/17のテーマは、「使えば壊れる自然、自然界の復元力」。2014年UTMFコースである大洞山付近を舞台とし、選手が走った後どのような影響があったのか?その環境がどのように復元してくのか?を見ていく内容となります。講師である富士山自然学校(株)渡辺長敬先生には、レースの前後にコース上10カ所にて植物への影響を調査していただいているとのこと。5/18は野鳥の観察会。5月は野鳥の繁殖期。トレイルランナーにとっても気持ちの良いこの季節、森にはどんな野鳥がいるのかを観察します。5/17,18の詳細は以下のURLをご確認下さい。
http://www.ultratrailmtfuji.com/news/2014/04/750/

-2013年トレイルランナーのための自然教室 <植物>-

2013年トレイルランナーのための自然教室 <野鳥>-
自分たちが走るトレイルを知ることは、今後自分たちがトレイルを走る際により環境に配慮できる様になる良いきっかけです。昨今のトレイルランニングにまつわる様々な問題を受けて、自分もなにか活動をしていきたいと思っている方にはいい機会となるのではないでしょうか?
お申込に関しては以下のURLをご確認の上、NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部まで直接ご連絡下さい。
http://www.ultratrailmtfuji.com/environmental/activities/2014/03/4873/
恥ずかしながら、おススメしている私自身が今回は参加できないのですが、今回の5/17の内容については運営の方からレポートを頂いて自分も学ぶとともに、こちらで紹介しようと思います。また、私自身も以降の自然教室に日程があう際には積極的に参加していこうと思います。

さて、なぜ今回このイベントを告知させていただいたか、そのことについて触れたいと思います。もう少しだけお付き合い下さい。今年で第3回目を向かえ、今や日本を代表するトレイルランニングの大会となったUTMFですが、そのコースであるトレイルについて、富士山エコレンジャー連絡会という団体から環境破壊の指摘がなされております。その詳細はDogs or Caravan岩佐氏が、「富士山南麓の森とトレイルラン大会-トレイルラン植生保全環境調査・中間報告-」という講演会に参加し、富士山エコレンジャー連絡会吉永耕一氏の講演を要約してサイトにあげております。内容がどのようなものであったかは以下URLでご確認下さい。

http://dogsorcaravan.com/2014/03/18/presentation-on-forest-on-southern-mt-fuji-and-utmf-and-our-impression/
尚、上記はDogs or Caravan岩佐氏の要約であり氏個人の見解も含まれていますので、富士山エコレンジャー連絡会によるレポートそのものを確認されたい方は、以下のURLでご確認下さい。(ブログの最新ポストでは2014年のレポートも確認できます。)
http://koyoshina.cocolog-nifty.com/fuji/2013/05/2000-0679.html
レポートを受けて、私自身にはそれがどの程度深刻な環境破壊であるか、または他の環境にどれほどの影響を与えるものであるかを断じることはできませんのでコメントは差し控えますが、UMTFのコースであるトレイルにレース前後で一定の変化があり、それを危惧する方々からの指摘があることは一つの事実です。これは、UTMF/STYに参加したトレイルランナーは知る必要のある事実だと思いますし、参加していないランナーにとっても大規模トレイルランニング大会が環境問題と無縁ではないことの事例として知っておいて損の無い事実であると思います。
そして、それを知った上で私たちがまず手に入れることができる情報の一端が、今回の5/17のイベントのテーマ「使えば壊れる自然、自然界の復元力」にあるのでは無いか?それが今回Run boys! Run girls!としてこのイベントを告知させていただいた理由です。自分たちが、あるいは仲間のランナーが走ったコースが、レース後どのように変化しそれがどういう時間をかけてどの様に復元するか?それを”知る”だけでも、今後環境に配慮して走る行為に繋がるのではないでしょうか?
「トレイルを外れない様に走ろう。」と思うかもしれないし、「レース後のコース整備の協力をしたい。」と思うかもしれません。競技規則がなぜ設定されているかの理解が深まる方もいるだろうし、人によっては「大規模なトレイルランニング大会に出るのは控えよう。」と思うかもしれません。いずれにせよ、レースの前後で環境にどのような変化があるかを”知る”ことで、環境に対する自分の接し方のスタンスを明確にするランナーが増えることは、今後のトレイルランニングにおいてとても重要なことであると思います。
結局問題が大きかろうと小さかろうと、我々にできることは”知る”ことと、自分なりの”行動”をすることだけだったりします。我々が今後気持ちよく山を走るためにも、レースに出るだけでなく、こういった自分たちの走っている環境やそこで起きていることを”知る”ための時間を持ってみてはいかがでしょうか??(桑原)

PROFILE

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Run boys! Run girls!は、東京都千代田区東神田(馬喰町駅)のトレイルランニング・ランニング専門店です。物販だけでなく、情報発信や、ランニングイベント、交流イベント等を行い、トレイルランニング・ランニングの魅力を多くの人に伝えていくことを目的としています。

WEB: https://rb-rg.jp/