2/17に開催したHOKA ONE ONE試し履き会”HOKA NIGHT”、好評に付き第2弾開催です!3/15のITJに参加される方、CHALLENGER ATRはオススメですよ!(以下にレポートを載せています。)
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HOKA ONE ONEと言えば、厚底のクッションソールが特徴的なシューズ。ただ、そんな見た目とは異なり、履いてみると想像以上に軽かったり、ソールがローリングして自然に足が前に出る形状等から、トレイル・ロード問わずここ数年で多くのファンを獲得しています。
そんなHOKA ONE ONEの発売されたばかりの2015年春夏モデルの試し履き会を3/3(火)に実施します。今回試していただけるのは、新発売の超軽量トレイルモデル、CHALLENGER ATR、ロード・トレイルの両用でもファンの多いモデルの最新作 BONDI 4、2mmドロップの軽量ロードモデルHUAKA、の3種類です。
試し履きは18:00〜。21:00〜のグループランで実際に履いて走っていただく事も可能です。お気軽にお越し下さい!!
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<1> CHALLENGER ATR
HOKA 最軽量のロードシューズCLIFTONと共通のアッパーの超軽量トレイルモデル。
2/17のグループランと、2/23に湯河原のトレイルで実際に履いて走ってみました。
まず、最初に室内で足入れした時は、ちょっと、他のモデルよりソールが固めかな?という印象。また、幅に関しては僕は普通幅よりちょっと広いくらい(inov8のTrailroc245がベストフィット)なのですが、少し小指が圧迫される感じを受けました。つま先のローリングはHOKAの別モデルより急な感覚。これによって、フォアフットで着地する時につま先のダイレクト感があります。フォアフット派の人やミニマルシューズに慣れている人にとってはこの事で靴のコントロール性が少し上がるかなと。後、シューレース(靴ひも)の具合が良かったです。ぐっとしめるとアッパーがじわじわしまってくる感覚というか。一気にしまりすぎず、アッパーがうまい具合にフィットするシューレースとアッパーの関係という印象を受けました。Stinson等のクイックレースではちょうどいいフィットを得られないと思っていた人にはこのシューレースは良いと思います。アッパーはかかと以外の補強が無く柔らかいため、試し履きした人の中で幅広足の方もいましたが、ストレス無く履けていました。お客さんから「CHALLENGERって幅広なんですか?」と聞かれることもありますが、個人的には「靴が幅広っていう感じではないけど、足幅が広い人にもフィットしやすいかも。」と答えています。
-グループランでHOKA装着
続いてロードで10kmほどのラン。走ってみると、最初履いた時に固めと感じたソールはそれほど固くなく、程よい弾力性を感じさせてくれました。また、当初圧迫感があると感じた小指部分ですが、10kmほど走ってみて逆に少しアッパーがなじんだのか、それほど圧迫感を感じなくなりました。で、つま先付近の構造を見てみると、トゥバンパーと、サイドの補強パーツの間に隙間があり、ここに小指が逃げれるようになっていました。意図的な設計かちょっとわからないですけど、ここが補強パーツで覆われているのといないのとでは長距離では指への圧迫感が大分違うなと思いました。
-この白丸部分のおかげで小指の圧迫感が減った
日が変わって、湯河原でのトレイルでもテスト。この日は撮影だったため9kmほどの短めの行程。最初は下りのトレイルからスタート。所々にぬかるみがありましたが、特にシューズが取られて滑るという事は無し。ラグ(凹凸)のあるアウトソールは前足部とヒール部に貼られていますが、それと合わせてミッドソールが安定してくれている印象を受けました。続いて上り。HOKAはミッドソールの厚さから過去のモデルは上りが上りにくいものもあったりしましたが、先ほど述べたソール先端のローリングでつま先も使えるし、普通のシューズと変わらない感覚で上っていけます。この辺はシューズの軽さのおかげもあると思います。また、アッパーのフィット感はやはり良く、きつ過ぎず緩すぎない緩すぎないちょうどいいフィット感。この日も朝靴に足を通した時は若干小指の圧迫感を感じましたが、履いているうちに気にならなくなりました。この日の最後は長い下り。最後という事でスピードを出して下っていきます。このパートは足下がガレていたり不規則な木段があったりする上、不規則にスイッチバックするので、スピードの上げ下げも含め結構テクニカル。普段inov8 Trailroc245の様なミニマルなシューズが好みの自分としては、厚底のシューズでテクニカルな場所を走るのは若干不安があるので、少しだけセーブした走りにはなってしまいましたが、結果として厚底ソールが左右にぶれたり、足を取られたりする事はありませんでした。慣れたらもっとスピードを出していけると思います。また短い距離ではあったけど、つま先のパーツも柔らかいので下りでつま先が触れる様な時もストレスはありませんでした。
-湯河原のトレイルでCHALLENGERとRUSHの新作12ℓをテスト
個人的には、走れるパートの多い中長距離のレースではとても使えると思いました。例えば3月のIZU TRAIL JOURNEY、6月のSPA TRAIL、9月の信越五岳等。2013年のITJに参加しましたが、前半部分の林道、第2関門以降の走れるトレイル&木段、後半の下りとロード等、CHALLENGERのフィットする部分が多かったので、自分は今年のITJはCHALLENGERで参加しようと思います。特に疲れてきてからの長めの下りや木段ではHOKAのクッションは活きそうです。(とかいって2013年とコースが全く同じかは現状でわからないのですがw)
—2015/3/2 追記—
2/28にITJのコース後半(二本杉峠付近〜ゴール)をCHALLENGER ATRで試走してきました。懸念されていた雪もほとんどなく、路面のコンディションは上々。仁科峠までのトレイルや所々ぬかるんでいるところはありましたが、シューズのグリップは問題無し。前回出場時の僕はTrailroc245(うす底3mmドロップ)だったので、終盤疲れてからの木段の下りは結構足裏にきつかったんですが、今回は安心して下っていけました。また、今回のコースは第1回とだるま山レストハウス以降のルートが変更になりました。前回は非常に気持ちのよいスピードに乗れる下りのトレイルだったんですが、今回は荒れた下りの林道〜ロードの緩い上り〜林道の下り、という爽快感の無いコースに変更になっていましたw 終盤にこういった足裏への負担の高いパートが出てくる事を考えると、やはりITJのシューズはCHALLENGERが良いなと改めて思いました。
-ITJ第2関門~第3関門~だるまやまレストハウスまではこんなルートが続きます。 photo by Yukihiro Ikeda
—追記ここまで—
逆にお勧めしないのは、おんたけウルトラ。おんたけ=HOKAという印象を持つ方も多く、それは間違いではないのですが、CHALLENGERは軽量化のためミッドソールがむき出しの部分も多くあります。おんたけは全編林道かつ荒い岩もごろごろしていて絶えず足裏に刺激が与えられるコースなので、このむきだしの部分が1レースでかなりえぐられてしまいます。過去にもBONDIの様なミッドソールむき出しのシューズをおんたけのために購入して、おんたけでソール終了なんて方も見ました。なので、おんたけでHOKAを考えている方は、STINSON ATRやRAPA NUI2の様なソール全面にアウトソールがはられているものが良いと思います。
最後ちょっと脱線してしまいましたが、ITJ向けのシューズを探されてる方、軽量の走れるクッションシューズを探している方はCHALLENGER ATR是非お試しください!(桑原)
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<BONDI 4>
ロードモデルながら、様々な路面に対応するソールでトレイルでも使用するランナーが多い、HOKAの定番モデルの2015年版。2013年原良和さんがUTMFを優勝した時に使用していたのもBONDIでした。
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<HUAKA>
軽量ロードモデル。HOKAの中で最小の2mmドロップというロードロップモデル。補強の少ないアッパーはフィット感が高い。ソールパターンもトレイルにも対応可能なモデル。
HOKA NIGHT
日時:2015/3/3(火) 18:00~21:00
場所:Run boys! Run girls! 2F
無料・ご予約も必要ありません。
試履き可能サンプルシューズ
CHALLENGER ATR / BONDI 4 / HUAKA
・試履き後、購入のご予約を頂けます。
・全モデルでグループランでの試走が可能です。
(グループランは1時間で10kmほどを走ります。)
・シューズサンプルに限りがありますのでグループランでの試走は先着順となります。
・写真のカラーとサンプルカラーが異なる場合がございます
その他お問い合わせやご質問は info(a)rb-rg.jp(※(a)を@に変えてください)まで
協力 : HOKA ONE ONE
EVENT
2015.02.13
HOKA2015SS新作が早速試せます!!2/17 HOKA NIGHT開催!!
2015.03.02