Tip of the ice berg News Paper#7 3カ月ぶりのRunはUglyセーターで決まり。


DSCF8363

Merry X’mas! カナダから吉村ケロズです。8月にSquamish50Kで足を怪我して以来、3カ月走れていなかった私ですがゆっくり復活しました。未だに痛く、人生初CTスキャンも撮りました。異常はないとの診断でしたが、足首だけのスキャンでお会計950$(約9万5千円!!!)請求されました!!!がもちろん全て保険適用で保険会社が支払ってくれました。良い保険(AIU)に入っておいてまじで良かった!

さてさてそんな私ですが、もうそりゃ走りたくて走りたくて仕方なかった訳で、3カ月ぶりのランに選んだ舞台は「Ugly Sweter Trail Run」であります。Uglyとは「ぶさいく」という意味で、カナダやアメリカではクリスマスをへんてこりんなださいセーターを着て祝う文化があるようです。バンクーバーでもそこらじゅうでアグリーセーターが売られています。わたしも一つ欲しいなと思いつつ、「いや、自分で作ろう」とリサイクルショップを巡り、安い材料でお手製ドレスを製作(材料費10$)。かなりの自信作です。(裾に紙皿を貼付けるという技使用。)

DSCF8372

この大会はノースバンクーバーで行われ、当日エントリーのみ、参加料2500円とお手軽です。距離は4kmの周回コースを自分の好きなだけ走る、というレースというよりはクリスマスのお楽しみイベントという感じです。

DSCF8354
DSCF8348

とっても楽しみにしていた私ですが、なななななんと、起きるの遅すぎた&バス乗り間違えたで、会場に着いた時刻は12時過ぎ……。ほぼ誰もおらず、愕然。でも大会事務局のお姉さんが「いってらっしゃ〜い」と言ってくれたので気合いを入れてスタート。今回は同じシェアハウスに住むアントンクルピチカ似の友人ルイスと一緒に参加(笑)。

DSCF8400

レース数日前にバンクーバーで初雪、おかげでなんとも幻想的なトレイルが待っておりました。きれいだ〜ん。

DSCF8384

距離看板はなく、かわいいオーナメントが道をご案内〜。

DSCF8356
DSCF8364

しかしあまりにも森遊びが楽しく、止まっては自然観察の繰り返し。自然はなんとも脳みそを揺さぶってくれます。

DSCF8390DSCF8391DSCF8385

DSCF8375

ビューポイントに到着。レインクーバーならぬ快晴。清々しいです。

DSCF8407

あまりにゆっくり進みすぎたのか、大会事務局から携帯に電話が入り、「遭難してないですよね?」という確認の電話が入りました。すみませ〜ん大丈夫で〜す!

DSCF8389

というわけで他のランナーの姿を見ることはほぼなく終了。でもとっても贅沢なトレランでありました。着ている服がへんてこりんだと重いし動きにくいしで、フォームもおかしくなるわけですが、またそれが楽しかったなぁ。走るって楽しいなぁとひっさびざに身体中で実感できて、早く足首を完治させたいと思ったケロズでありました。そうそうこの大会以外にもバンクーバーではアグリーセーターランが行われた様子。ウェブがかわいいです(http://nowthatsugly.com)。

さてさて今回はもうひとつトピック。怪我をしてしまったSquamish50(過去のブログをご参照ください)の「ボランティアありがとうパーティー」というものに参加してきました。

DSCF8422

これはランナーに向けたものではなく、「ボランティア」限定。ポットラックパーティー形式で1人1品お料理を持ち寄ります。吉村は何か日本料理でも作るか、と気楽な考えで肉じゃがを持参。

DSCF8435
DSCF8427

しかし気づいた「やべ、、、、ベジタリアン絶対多いやん……」。テーブルにはわかりやすいように「ベジタリアン」「グルテンフリー」などのサイン。豚肉たっぷり入れたがチョイスミス。人気はなかったものの(笑)、食べている人もいたのでよかったよかった。ドリンクも飲み放題です。マッスル系ドリンクが混ぜてあってかなり笑いました。センス良いなぁ。

DSCF8434

終盤はレースディレクターのGary Robbinsからご挨拶。ボランティアのおかげで大会が出来ている、本当にありがとう。とのことでした。そして最後に突然「各テーブルごとに今日一番料理をたくさん食べていた人を選んでください」との指示があり、同じテーブルのみんなが口を揃えて「間違いなくこの日本人ケロズです」と満場一致。その後ゲイリーさんが「はい!その人には来年のレースの出場権あげます!!!」「ぎゃ〜〜〜!!!」あぁなんてラッキーなんだ私は。ゲイリーロビンスに「あれ、君他のレースでもシューズゲットしてたよね!」と突っ込まれ、笑いに包まれました。いやぁ嬉しい。

DSCF8445
DSCF8448

レースが終わったらまた来年。というのではなく、またみんなで集まって顔を合わせるのは良いなぁと思いました。お世話になった人たちに再会して近況報告をして飲んで笑って……貴重な時間でした。この人たちとまた来年の夏に出会えるといいなぁ。

バンクーバーはとにかく毎日雨です。若干憂鬱になる日もある程です。でもだから森が生き生きするんだと想像するとなんだかほっとします。日本にいた頃は、というか新潟にいた頃は冬に自転車には乗れなくて、オシャレとか関係なしに長靴はいて高校に行っていたのに、大学で京都に行ったら、冬に長靴はかなくていいわ、冬なのに普通に街に買い物に行けることに驚いたことを思い出しました。なかなか外に遊びに行けないけれど、大切な友人と夜な夜なおしゃべりしたり、あたたかいドリンク飲んだり、手紙書いたり、絵描いたり、刺繍したり。じっと春を「待つ」時間を大切にしたいと思います。

日本の皆さんも身体に気をつけて良いお年を!Have a great day!

keroz(ケロズ)

ランナー、1987年、新潟県生まれ。

本名吉村静。
京都造形芸術大学卒業後、
2010年、(株)アールビーズ入社。
マラソン大会の運営に携わり、
ランニング専門誌「ランナーズ」元編集者。
幼少期からとにかく走ることが好きで
国内外多くのレースに参加している。
フルマラソンの自己ベストは3時間39分56秒(2014年名古屋ウィメンズ)。

2014年4月から1年間カナダへワーキングホリデー。
マラソン大会のボランティアをしたりと
ランニングカルチャーに触れてくる予定。
現在はThe North Face Vancouver store 勤務。

足が速いだけでは勝てないマラソンなど、
今のオリンピック種目にはない新しいスポーツを作り、
その競技だけで行う「ケロリンピック」開催に向けて日々活動中。

10347556_617092975061699_7413863830807896258_n