富士山といえばこのレース!?
富士山といえば記憶に新しいUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)が思い浮かぶ方も多いと思います。今年は悪天候で短縮となってしまい、とても残念でしたね。
今回は富士山で行われるトレイルランニングとはちょっと違うスタイルのレースの紹介です。
富士登山競走(吉田ルート)
毎年7月の第4金曜日に行われるこのレース。今年は7月26日開催。コースは4つの登山道の中の吉田ルート、富士吉田市役所をスタートして富士山頂までを4時間30分以内に走りきる、日本一過酷と言われる山岳レースです。(標高差約3000m)
https://fujimountainrace.city.fujiyoshida.yamanashi.jp
コースは5合目コースと山頂コースがあります。まずは5合目コースを2時間20分以内で完走しなければ山頂コースに挑戦することができません。なので、山頂コースを完走するには2年がかりということになります。私は4年かかってやっと完走することができました。
私は山頂コースを3つに分けて攻略しました。
①スタート〜馬返し→ロードを11.5km
Cブロックスタートだったので最前列を確保しましたw。
馬返しまで遅くとも1時間10分切り目標(完走ギリギリと言われているタイム)
レース当日は1時間8分で通過
②馬返し〜5合目→登山道を4.2km
2時間15分以内に通過しないとタイムアウト。
レース当日は2時間09分で通過
③5合目〜山頂→登山道を6km
砂礫や岩場もあり、高度も森林限界を超え体力的にもかなりきつい。途中8合目でも関門があり、4時間以内に通過しないとタイムアウト。
レース当日は3時間53分で通過
山頂へは4時間27分15秒という関門約3分前にたどり着くというシビれるタイムで完走できたのです。完走できた時の達成感はそれはそれは物凄いものでした。ゴール手前では仲間たちが呼びかけてくれていたらしいのですが、何も聞こえませんでしたw。
2015年→5合目コース完走(2時間14分33秒)
2016年→山頂コース(雨天の為5合目打ち切り2時間14分21秒)
2017年→山頂コース(5合目関門タイムアウト泣)
2018年→山頂コース完走(4時間27分15秒)
2017年は5合目関門に間に合わずタイムアウト。本当に悔しくて涙を流したのを覚えています。
山頂コースを完走できたら卒業しようと思っていたのですが、、昨年の5合目通過タイムが2時間10分を切ることができたので翌年のスタートブロックBを獲得できてしまったのです。というわけで、今年もこの過酷な山岳レースにエントリーしてしまいました。
ただ、現在コースとなる富士山山頂付近に崩落箇所があり復旧作業中、山頂コースが通常開催されるかどうかは今のところ未定で、7/19までに発表されるようです。
もうひとつのレースは
富士登山駅伝(御殿場ルート)
Runboys!Rungirls!トレイルランニングクラブ(a.k.aランボーズ)のメンバーで8月4日に行われる富士登山駅伝に参加できる事になりました。こちらは御殿場ルートをコースとし、山頂を折り返し地点として往復する駅伝です。
まずは書類選考があるのですが、昨年は残念ながら選考が通らず。。今年は無事に書類選考をパスし、礒村コーチ率いるメンバー6名+補欠3名で出場決定!
まずはメンバー選考。ランボーズでは陸上トラック5000mのベストタイムと、メンバーそれぞれに合った区間を想定して選考されます。(まだ正式に発表されていないのでマネージャーとしてもドキドキです)
私もメンバーのサポートを全力でしたい!タイムの計測をしたり、実際のコースでタイムトライアルをするメンバーを見ているだけでも熱いものを感じます。レース当日はきっと素晴らしい走りをみせてくれるのでしょう。
富士登山競走も富士登山駅伝も開催が近づいています。
レース後のブログも書きたいと思います。まずは富士登山競走、行ってまいります!!!