どうもりょーです。
なんだかすっかり春を通りすぎて夏ですね。
ついこの間までは一枚ウィンドシェルを羽織って走っていたのですが、最近はもう半袖・短パンのみ🏃♂️
なんならそれでも暑いくらいになってきたので、「えいっ、靴も脱いじゃえ」ともっぱら履いているのがXERO SHOES(ゼロシューズ)の走れるサンダル「GENESIS」(ジェネシス)。
10年くらい前からワラーチと呼ばれるような走れるサンダルはベアフットランニングブームと共にランナーに認知されてきましたが、一方でここ数年は厚底シューズがブームとなっていますね。
個人的には8年くらい前に膝を痛めたのをきっかけにLUNA SANDALS (ルナサンダル)を購入し、ベアフット ランニングの世界に足を踏み入れました。
ベアフット ランニングの良いところは、考えなくても体が自ずと衝撃の少ない着地やランニング時の姿勢を導きだして体で覚えられるところ。
自分もサンダルで走っているうちに膝の故障もなくなって、その後も大きな怪我なく走れています。
サンダル自体はLUNA SANDALSを3年くらい使った後は、御多分にもれず自作ワラーチを作ったりしていましたが、結局自作ワラーチのクオリティーに納得がいかず2年ほど前からこの「GENESIS」を使い始めました。
いくつかのブランドから出ているワラーチの中でも「GENESIS」の特徴は、なんと言ってもシンプルな構造と6mm厚の薄いソール。
こんな風に丸められてしまうくらい薄いのですが、ソールの強度はしっかりしていて2年使った今でもソールの磨耗も少なくまだまだ使えます。
またストラップがソールのサイドに通してあるので、直接地面と接触することがなく摩擦で切れてしまう心配もありません。
足が直接触れる表面は使っているうちに自身の足の形にだんだん馴染んできます。
「GENESIS」は見た目はシンプルですが、細かいところがよく出来ていて、先ほどのソールのストラップの通し方もそうですし、またストラップ自体もやや太めで柔らかい素材なので締め込んでも痛くなりづらいです。
また下の写真のようにヒール側のストラップも左右両サイドから絞れる構造になっているので、裸足でもソックスを履いていてもヒールストラップがずれて脱げてしまうことがなくとても快適です。
もちろんソールが薄くほとんど裸足のような状態なので、慣れるまでは衝撃が強くまた筋肉への負荷も大きいです。
ですからこれからこういったワラーチを使って走りはじめるという方は、短い距離から初めて速く走るということを意識するのではなく、いかに衝撃を減らすかを意識して徐々に慣れていただくといいと思います。
みなさん練習方法はそれぞれあると思いますが、自分は「GENESIS」を使うときは距離は10km以内にしてあまり脚に負担をかけすぎないようにしています。また、その日の具合でちょっと脚が張ってるなという時は普通に靴にしたり、距離走をするときは厚底シューズにしたりと使い分けながら使用しています。
もう1種類ご紹介したいのがこちらの「Z-TRAIL」。
シンプルにトレーニングで使用したいという方には「GENESIS」がオススメなのですが、普段履きからランニング、登山の際のテント場や小屋周りの移動用でも使いたいという欲張りな方にはこちらがオススメ!!
名前の通りZ型のストラップタイプで裸足はもちろん普段のラウンド型ソックスでも使用することが出来ます。
この「Z-TRAIL」はソールの構造も「GENESIS」とは違い、アウトソール・ミッドソール、そしてヒールカップ付きのフットベッドの3層構造になっています。
厚みも10mmなので「GENESIS」と比べると足裏から伝わる衝撃が少なく、石を踏んだりした際の突き上げも抑えてくれます。
また重量も「GENSIS」と同じく170gと軽量です。
Z-TRAILは取扱いが終了しています。
さて2種類のサンダルをご紹介いたしましたが、色々と行動も制限されてストレスの溜まるこのご時世、足元だけでも開放感抜群のサンダルに履き替えて気持ちよく走ってませんか?
山に行けなくても、サンダルなら芝生の上や土の上を走るだけでもダイレクトに自然を感じられますよ!!