NITECORE ご存知ですか?
スタッフばんりです。RBRGでは2025年4月からですが新しく「NITECORE」ナイトコアという中国のライトブランドのお取り扱いを開始しています。

4月のMt,FUJI100のEXPOにも出店していて、契約アスリートにジャン・フージャオやFUJI100miで優勝したジャクイン・ロペス、KAI70k優勝のシェン・ジアシェンも在籍。
トップランナーの走りもカバーするライティングとランタイムで、製品を実際に手に取ってみてもしっかりした作りであることが伝わってきます。
当店でのお取り扱いは「大光量」で「長時間使用可能」なライトを計3モデルと予備電池、そして使用時間を延長できるオプションのバッテリーケースをご用意。
簡単にご紹介していきます。
目次
▶HC60 UHE ¥12,100-
最大1600ルーメンのターボモード(3.5h)まで出力でき、夜間のランで使いたい400ルーメン(MIDDLE)なら14時間使用可能というスペック。(時間経過に伴って少しずつ暗くはなります。
重量は約140gと軽量というわけではありませんが、後部にバッテリーを持たないシンプルなヘッドライトとしてはかなりの光量と持続時間だと思います。
18650規格のリチウムイオンバッテリーを予備に持てば、電池切れでも入れ替えてすぐに再使用可能。バッテリーは本体からUSB-Cケーブルで充電可能。赤色ライトも点きます◎IP68

▶NU45 ¥12,450-
4000mAhのバッテリー内蔵タイプ。筐体がすべてアルミのHC60 UHEに比較して、一部ポリカーボネートを使用していることでやや軽量な約126g。
よく使うであろう400ルーメン(MIDDLE)で約17時間の点灯。こちらもUSB-Cで充電可。赤色も点くし、正面近くに地図などの物体を感知すると自動で光量を落としてオーバーヒートを防ぐ仕組みもあります。
後述するExtension Battery Caseを追加すればさらに点灯時間を延長することもできます。IP68。

▶HU2000 ¥9,680-
こちらは変わり種。バッテリーが付いておらず、お好みのモバイルバッテリーを電源として使用できるプロフェッショナル使用です。

バッテリーと接続するケーブルが約120cmと長めに取られているので、バッテリー部分はザックに収納して使うことができます。バッテリーを収納する前提なら、頭に装着する本体のみで約114gとかなり軽量に。
明るさと点灯時間は接続するバッテリーによりますが、もし「10000mAhでPD対応」のものなら2000ルーメン(TURBO)で9時間。1000ルーメン(HIGH)で11時間という化け物スペックです。※実際の使用では数時間後に大体600ルーメンくらいの光量に落ち着くようですが、それでも十分な明るさ。

バッテリーへのケーブルの接続部分が簡単には抜けないような工夫もあり、以前に某社のバッテリーケースが本体から延長可能でザックにしまえるタイプを使っていた(ごく一部の)方には刺さる製品ではないかなと思います。IP68。
▶Extension Battery Case ¥3,520-
前述のHC60 UHEとNU45に追加で装着可能なバッテリーケース。バンド後頭部にはめてケーブルを接続することで18650規格のバッテリー1本分を追加できるキット。

単体で65g+別売バッテリーが50g=115g。126gのNU45に装着するにしても合計で241gと軽くはないんですが、理論上ではNU45の場合400ルーメン(MIDDLE)で連続34時間使えることになります。笑
そんなに連続で使うシチュエーションが今のところ思いつかないんですが、例えば夜間行動を伴う長期アルプス縦走や、バックカントリースキー、クライミングなどまでカバーしそうな気がします。トレランの「軽装」とはまた違うヘビーデューティーな使い方もできるイメージでしょうか。
ちなみにこのバッテリーケースを接続した時は、本体バッテリーではなくこの追加バッテリーからの給電が先に行われる仕様になっています。
もしHC60 UHEに接続する場合には、本体側のバッテリーが残量ゼロ(もしくはバッテリーが入っていなくても)ライトが点灯するし、内蔵バッテリー式のHU45なら残量がゼロになってしまった段階でもこの追加バッテリーからの給電ですぐ使える状態になるのです。
これまで(僕の知ってる範囲でのライト)は「外部電源接続時は本体バッテリーを充電しつつ点灯」もしく「低光量で点灯」「充電しながらの点灯は不可」といったものが多かったので、この「バッテリーから直接給電して点灯可能」というのはある意味では画期的です。
特に「外部電源接続時は本体を充電しながら点灯」は一度本体を充電するために熱が発生して電力ロスが発生する分、表記容量より実際に使える電力は少なくなってしまい、勿体無い感がありました。
バッテリー容量を最大限使いながら外部電源を供給源にできるのはかなり考えられた作りです。
もちろんこのバッテリーケースからUSB-Cでの出力がスマートフォンなどの電子機器にも可能なので「モバイルバッテリー」的な使い方も可能です。
▶NL1840HP ¥4,620-
こちらはHU60 UHEに使える18650規格のバッテリー。他ブランドの18650規格バッテリーがほとんど3400mAhなのに対して、4000mAhの容量で少しお得な感じ。前述のExtension Battery Caseはバッテリー別売りなのでこちらも一緒にお買い求めください◎

以上ずらっとご紹介しましたが、ヘッドライトのバンド部分は他社と比べるとやや幅広で、しかも通気度の高いメッシュ構造になっている点がトレランにはありがたい作りです。フィット感もあり快適感もあり。

ちなみに、お取引させていただいているこのNITECOREの国内の代理店の担当の方は先日のMt.FUJI 100にも出場されていたガチランナーさんでした。
この辺もお取り扱い開始にあたっては安心感もあり、実際に製品を見てみたらかなりいいんじゃないかと、とんとん拍子でお取り扱いスタート。
スタートからすでにRBRGのトレイルランニングクラブのメンバーも数名購入していて、長距離を走るランナーにも受け入れられている様子を見て感じています。
とはいえ実はメーカーさんのラインナップはこれだけでない(キャンプ系や軍隊モノ、カメラ機材まで幅広い)ので、これからも展開が楽しみなブランドです。
みなさんも一度チェックしていただいて、ヘッドライトの購入の選択肢に加えてみてください!