コース整備に来てくれるなら
すっかりご無沙汰しております。
マツイです。
UTMFの直後から、スリーピークス八ヶ岳トレイルの準備が本格的に始まりまして、目が回る日々を過ごしております。
知らない方もいると思いますので、少し説明しますが、私は山梨県北杜市(ほくとし)、八ヶ岳南麓で「スリーピークス八ヶ岳トレイル」という大会を開催しています。
超スーパーローカルレースですが、大変ありがたいことに、毎年大会会場には、選手、スタッフ、そのご家族を含む1500人近くが遊びに来てくれる大会です。
もしよかったらHPをご覧ください。
URL: http://trail38.com/
さて、大会を運営していると、他大会のお手伝いも行います。
トレイルランニング大会を地方で開催している同士は仲間ですから、困ったときは助け合い。
ボランティアスタッフを募ってお手伝いに行くこともあります。
そんなお手伝いや、自ら主宰する大会のコース整備の際に思ったことがあります。
こんなこと言っていいのかな?
「手伝ってもらってるクセに生意気だぞ」と思われるかもしれないな。
と、思ったんですが、それでもやっぱり大事なことだと思うので伝えます。
1)コース整備の日は靴を履いてきてください
合う靴が無い、いつもこれだから、ポリシー。
色々理由があるとは思いますが、サンダル(ワラーチ)はご遠慮ください。
コース整備なので、登山道から外れて整備することもあります。
土を掘ったりしているときに、大きな石が転がってしまうかもしれません。
草刈りで刃物を扱う時も多いです。
そんな日に、ワラーチの方がお手伝いにいらっしゃると、とても不安です。
どうか、ちゃんと靴を履いてきてください。
2)軽装はご遠慮ください。
ワラーチを遠慮していただきたいのと同じ理由です。
草が生い茂る中を整備してもらいたい日もあります。
そんな日にノースリーブに短パンといった軽装でいらっしゃると、とっても不安です。
コース整備をする場所がどんな場所かわからない。
何をするかわからない場合がほとんどだと思います。
暑い日はTシャツ短パンも仕方ないですが、せめてザックにウィンドシェルやズボンを忍ばせていただき、いざとなったら履ける状態でいてほしいです。
3)ザックは大き目の物をご持参ください。
コース整備の日に5L前後のトレランザックで参加される方を多く見ます。
確かに、自分の防寒着、食べ物、飲み物なら5Lザックで十分でしょう。
でも、コース整備なんです。
ロープを持ってほしいなと思ったり、看板やマーキングテープなど背負ってもらいたいなと思っていても、5Lザックでは何も頼めません。
なので、せめて15L以上入るザック、自分の荷物以外も入れられる容量のザックをご持参いただけると、とっても助かります。
4)終了時間は目安です。余裕を持ったご参加をお願いします。
コース整備はある程度予定を立てますが、来ていただいた方のペースや、その時の天候、トレイルの状況で終了時間が不安定です。
絶対に帰らなきゃならない時間がある状態だと少し難しいかもしれません。
また、予定より長引く場合がほとんどなので、水分や食料は少し多めに持ってきていただけると助かります。
手伝ってもらっていると思うと、なかなか言いにくい事なのですが
たぶん、コース整備をお願いしている大会や団体の方なら、みんな感じていることだと思いますので、勇気を出して書かせてもらいました。
何をするのかな?どこに行くのかな?がわからなければ、特に装備はしっかりと。野外での作業なので、晴天でもレインウェアはお持ちください。