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2019年8月15日

オショー オショー

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走るブックワーム的夏のオススメ本📚

皆様、こんにちは。

Gコ山TRC所属のオショー@夏休みです。

前回のブログでは、コンフォートゾーンを飛び出すための実用的なツールとして自分の内面に存在する「欲」を巧く使うことを紹介しました。

一方で、自分の経験として、ランニングやトレーニングへのモチベーションは、それらとは直接関係のないモノ(音楽、本、映画など)をキッカケに高まることも多々あります。

夏休みの宿題と言えば…

今回は「夏休み」ということで、自分のもう1つの大きな趣味でもある「読書」の観点から、オススメの本をいくつか紹介してみようと思います!

何か一冊でも皆さんの琴線に触れる本があれば嬉しいです!

では、いってみましょう!

アスリートに関する本

ランニングに限らずアスリートに関する本からは多くの学びを得ることができます。自分が特に刺激を受けた本を中心に紹介してみます。

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SJの新作の邦訳「North 北へ」が9月末に刊行されるにあたり、版元が太っ腹にもゲラを無料公開していたので早速読んでみたんだが、ライト目の冒険譚的なやつかな~というこちらの甘い想定を遥かにビヨンドする壮絶な体験が記された超感動作だったっす。 本作、SJ本人だけじゃなく、奥さんのジェニー側からの視点も語られるんだが、兎に角、2人の内面の吐露が正直すぎて驚かされる。 皆さんご存知の2015年のSJによるATのFKTが話の軸なんだけど、そもそもそのチャレンジを決めたキッカケが、キャリアのピークをとうに過ぎた「どんづまり」であることをSJ自身が実感していて、それに萎えたジェニーが発破をかけたことだったり。 いや、普通そこ隠しておきたいところじゃない?的なw 他にも語りたいことは山ほどあるのだけど、長くなるので箇条書きに。 ・中盤から肉体的にも精神的にもぶっ壊れていくSJ(ちょっと読んでて辛い、というか、怖い)と容赦なく減っていく残り時間 ・皮肉なことにソレと反比例するように増していく物語としてのドライブ感(面白い!) ・そして約3時間という僅差でのFKT達成と共に降臨する凄まじいカタルシス(俺氏の涙腺崩壊ドバー) こんな感じですw タダでゲラを読んだ者の使命として「当然完成版買えよな!」というところなんだろうけど、読了後「これは是非SJとジェニー達自身の言葉で読んでみたい」という気持ちが募ったので原書で再読することにしました(NHK出版さんゴメンナサイ… (訳者あとがきで「本書の主題から脇道にそれたエピソードについては、一部割愛させて頂いた」という一文にズコーッとなったのも原因であることはここだけの話w) #oshowthebookworm🐛

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現在、来日中のジュレクファミリー。
北海道を横断中の模様。

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「トレーニングと栄養学で困ったらトライアスリートのブログを探す」というのが自分の中で経験的に生まれていた鉄則で、その中でも割とよく参考にさせてもらってたのが著者の八田氏のブログ。 そんな経緯もあったもんで何となくポチっておいたものを、レヴィナスに熱中し過ぎて脳味噌が沸騰しかけてたので、このタイミングで箸休めぐらいのつもりで読んでみたら、まぁ面白いこと面白いこと。 「なぜトライアスロンにハマるのか」という問いを、社会学のエスノグラフィという手法で掘り起こしていく、というのが本書のお題目のようだけども、そういう堅い話抜きに、 市民アスリートとしてエイジ別日本王者まで登りつめていった八田氏のトレーニングに対する考え方がいちいち琴線に触れてきてヤバかった\⍩⃝/ #oshowthebookworm🐛

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現在もツイッターやブログでとても有益な情報を発信されている八田さんの著作。
市民アスリートとして少しでも上を目指す方に大きな刺激を与えてくれるはずです。

槍投げの溝口和洋選手の伝記。
「限界を超える努力」とはどういうものか?の一端に触れることができるはず。

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優勝が期待されながら真逆の5位に沈んだ2018年の東海大の箱根駅伝を、エントリーメンバー16名に選ばれなかった四年生aka0区メンバーの視点も絡めながら描き出した本作🎽 作品単体では駅伝の結果に引き摺られて「ほろ苦さ」の残る終わり方になっちゃう訳だけど、まさに「今」このタイミングで読むと「年始の総合優勝」という後知恵が勝手に肉付けされて矢鱈とカタルシスが生じてくる、という奇跡の読書体験ができますw . セルフコーチングクラスタ的には頭の中に「両角監督」と「西出コーチ」と「学生達」が棲んでいる訳で、「学生達が故障し過ぎなこと」や「0区メンバーが箱根を諦めて以降急にベストが出だす現象」や「監督とコーチと学生の意思疎通問題」など参考になることが多かったっす🤔 #oshowthebookworm🐛

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もし今現在スランプに陥っている感覚を持っているなら、この本から抜け出すヒントを得られるかもしれません。

全くクライミングはしたことはないのですが個人的にクライマーにはとても強いシンパシーを感じています。本書は映画「Dawn Wall」と併せて楽しむのがオススメ!

トレーニング理論や栄養に関する本

セルフコーチングをする上で必要なために勉強している部分もあるのですが、単純に「知らなかったことを知れる喜び」は何物にも代え難いです。

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とても重いので職場に常駐させて昼休みの脳味噌トレーニングに使っておりました🧠 . 「キリアン共著」から予想されるであろうエクストリームで尖った内容は全くなく、極めてベーシックなトレーニングアプローチが紹介されていて、逆にキリアンが長いこと第一線で活躍している理由が明確に際立ってくるっす。 トレイルランというこの楽しい趣味を息長く続けていきたい人全てにオススメっす。 . 合間合間に挟まれてイル沢山のアスリートコラムもとても面白いっ\⍩⃝/ . 邦訳が年末刊行予定だそうですが、まぁ大抵延期されるもんなので、装丁もカッコいい原書をポチって、興味あるところから(例えばアスリートコラムから)読み出してみるってのがオショー的オヌヌメです! #oshowthebookworm🐛

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以前に紹介した「キリアンからの7つのオススメ」も収録されています。

レースに向けたピーキングは本書を参考にしています。トライアンドエラーをしながらですが、少しずつ確度が上がってきた実感があります。

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とても学びの多い本で3回通読した程。 アウトプットとして、普段のトレーニングメニュー自体に特別大きな変化を加えることになる訳ではないけど、各メニューへの意味付けがこれまでより立体的になったことは自分の中では背中を押されるような前向きな変化だったり🤔 . こういう本を読む度、僕ら人間は「揺らぎ」の中に生きるしかないのだなぁ、と再認識させられるっす。 生理現象は常にバランスが取られるような仕組みに構造化されている。言葉にすると当たり前と言えば当たり前のことなんだが、一方で僕らは耳障りの良い情報に踊らされて極端な行動に走ることも多々ある、と(自戒の念も込めつつ)。 この「思考(脳味噌)」と「生理現象(身体)」の乖離。 思考も生理現象の一つに過ぎないのだから本来は分けて考えるべきものではないはずだけど、前者の心許なさといったら、入社したての新人の如し、優しく見守りながら上手く軌道修正してあげる必要がある訳で。 乖離を埋めるのは勿論なかなか容易ではないんだけど、トレーニングは身体側からの有効なアプローチの一つだっていう実感は結構強いっす。 話飛ぶようだけど「悟り」ってこういう乖離が無くなることも含むよなぁって(うむ、悟りを開くための修行は身体的なものであることが多い)。 目的が悟りな訳ではないけど、乖離を埋めていく努力は常にしていたいっス\⍩⃝/ . さて、出社最終日🕺🏾 . #oshowthebookworm🐛

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本書は「乳酸産出/消費」という今迄持っていなかった視点で運動中の身体の機序を見直すキッカケになりました。

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絶賛疲労回復期間中ということで暫く朝のルーチンは脳味噌の筋トレ🧠 . ちょっと前にポチって放置してた本書。小難しめだから好き嫌い分かれる気はするけど、個人的にはめちゃくちゃ面白くてタメになった\⍩⃝/ 中でも、ミトコンドリアと糖輸送体GLUT-4の遺伝子発現を活性化させて持久力向上させる手法とか紹介されてて読んでて震えたわ…(1週間でも効果あるらしいからちょっとキタタンに向けて試してみる) . 帯にも書いてあるけど「メソッドでもマニュアルでもなく、理論から」ってのがめちゃくちゃ大事と実感してる近頃🕴🏽 一見面倒な道に見えるんだけどね。寧ろ「だからこそ」僕みたいなレペゼン・非フィジカルエリートが強くなるためには、一番の近道になり得るんじゃないかな、と。 #lntelligenceNeverDies #oshowthebookworm🐛

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日々の栄養をどう摂るか?
レースでどう補給するか?

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#BornToRun や #GoWild と共に、後で振り返った時に「自分の中の認識・思想・価値観をがっつりパラダイムシフトさせられた一冊」になりそうな予感っす👾 . この本を沢山の人に読んで欲しいけど、一言で表現するのはとても難しい。そこで、本の最終章に記された一文を引用する形に替えようと思う。 . 「私は自分で選択することが好きだ。選択は自由だからできることであり、また、選択するからこそ自由が手に入る。選択は文明社会の証だ。選択は自分で自分の暮らしを向上させる原動力でもある。だが、無知なまま選択しても意味がない。」 . 何か引っかかるモノがあったなら、それはきっと、あなた自身の90%から湧いてくるモチベーションに違いない。 行動せよ。 #10%human #oshowthebookworm🐛

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この本を読んで以降、ハードなトレーニングに耐え得る身体を維持するために「マイクロバイオームをどう整えていくか?」という観点を持つようになりました。

小説

自分の経験上、走ることとは全く関係ないストーリーの小説でも、不思議なことに読後にランニングやトレーニングへのモチベーションが湧いてくることが多々あります。皆さんもきっと子供の頃に読んだであろう一冊と、最近出版された話題の一冊をご紹介します。

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「自分の境遇の主人とならなければ、その人間は一生境遇の奴隷となる」 . 32年間にわたる軟禁生活において「ロストフ伯爵」の思考や行動を規定していたのは、本書で折に触れて出てくるこのモットーである。 多くの人の心に響くであろう、とても強い言葉だ。 一方で、このモットーは時に「自分の運命は自分でコントロールできるはずだ」というある種の万能感を人に与え得る。 だが、その感覚は真実なのだろうか?錯覚なのだろうか? 🤔💭 . 本書の主題は、 「人の運命は何によって導かれるのか?」 だと僕は読んだっす。 肝心の「何」は勿論読んでのお楽しみ、ということで。 長いけど読後に必ず「だから人生は楽しいんだよなっ!」と思えるであろう素晴らしい小説っす\⍩⃝/ ちなみに、登場人物の名前を追ったり伏線を確認しに行ったり、事あるごとにページを行きつ戻りつ読むことになるので、なかなかの分厚さだけどKindleよりはフィジカルが圧倒的にオススメですw . P.S. 読みながらこのフィルムジェニックな小説をハリウッドは放っておかないだろうな、と思いつつ、各所に伏線が散りばめられたこの超練り込まれた長篇をどう映画化するのだろうか?と要らぬ心配をしてたけど、どうやらTVドラマ化する模様!正解っ! #oshowthebookworm🐛

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いかがだったでしょうか?

酷暑はもう少し続きそうですが、たまには読書などで息を抜きつつ、下期のシーズンに向けてまた頑張っていきましょう!

では!

O-show the ripper

PROFILE

オショー

オショー | O-show the ripper

切り裂き和尚 a.k.a. O-show the ripper|Father, Bookworm, and Elevation Junkie.|Gコ山TRC所属。
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Great Cossy Mountain >>> http://gcm.thebase.in/
STRAVA >>> https://www.strava.com/athletes/1513063