旅する100マイル『熊野古道100』
どうも、りょーです。
さあ、2020年もスタートし「今年はあのレースに出ようかな〜」と年間のレーススケジュールを組みながら、早くレース走りたいなーとうずうずしている方も多いと思いますが、国内だと11月〜3月頃まではなかなかないロングレース。
いつでも100マイルを走る体力だけはあるので、「勝手にどっかに走りに行くか」と昨年の秋ころから「ちょうどよさそーな100マイルはないかな〜」とキョロキョロしていたのですが、そんな時に突如お店に現れたのが熊野市の観光課の職員の方
熊野市で行われている『熊野古道トレイルランニングレース』のPRというか、関東圏からの参加者をもっと増やしたいということでご相談に来られたのですが、色々と意見交換をしているうちに完全に熊野古道に興味を持ってしまい、百聞は一見に如かずという事で行って来ました熊野古道🏃♂️
6つの熊野古道
世界遺産にも登録されている熊野古道ですが、どんなところかご存知ですか?
自分は名前は知っていたものの、どこを通っていて、どんな道で、何kmあるのかさーっぱり知りませんでした。
熊野古道は熊野三山 (熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に向かう参詣道なのですが、代表的なルートは6つ
・紀伊路
・小辺路
・中辺路
・大辺路
・大峯奥駈道
・伊勢路
熊野と伊勢が楽しめる伊勢路
この6つの路のうち今回走ったのは『伊勢路』
なんと伊勢路は約160kmとちょうどいい長さ、しかも伊勢神宮に繫がる路と言う事で迷わずこの伊勢路を選択。
普段は一人で走ることが多いですが、今回は毎年年末にロング走を一緒にしているTHE NORTH FACE FLIGHT TOKYOの鵜野さんと供に熊野古道走り旅に。
1 日 目
熊野のあたりは電車や飛行機で行くにはアクセスが悪いのですが、ありがたいことに都内から夜行バスが出てるので、目が覚めたらもう熊野市駅。(バス代は片道¥7900~¥12,300)
特に理由もないのですが熊野速玉大社からでなく、熊野市駅のそばにある世界遺産『獅子巌』から朝8時にスタート
そのため伊勢までの距離は100マイルではなく約140km。
まずは松本峠・大吹峠を越えて波田須駅方面へ
とにかく天気が最高!
ルートも海岸沿いを通っているので、海を見ながらの絶景トレイルラン。
ついつい景色に目がいってしまって立ち止まっては写真を撮っての繰り返しでなかなか進まないw
基本的には峠(トレイル)を越えると小さな集落が現れちょっと国道を走り、また峠(トレイル)に入っていく流れ。
波田須から三木峠へ
このパートが一番景色も集落の雰囲気も良かったパート。
わかっちゃいたが思ったよりも過疎地。コンビニなんて全くなく、かろうじて商店があるのみ。
でも東京ではなかなかないし、行くこともない商店で買い物するのはとても新鮮。
手ずくりの総菜や、干し柿・干し芋などむしろコンビニより贅沢。
普段のトレイルだと山の中での変化だけですが、熊野古道はトレイルから街、街からトレイルと変化があって面白い。
三木峠〜馬越峠
この辺りは夕方から夜のパート。体力的にちょっときつくなってくる辺り。
一日目ですでにだいぶ長くなってしまいましたね。
二日目・三日目とまだまだあるので続きはまた次回のブログで🙋♂️
ちなみに今回ナビとして使ったのがこのサイト『熊野古道伊勢路ナビ』
ルート上のトイレやコンビニ、宿なども地図上に表示できる優れもの。
ちょっと熊野古道を歩いたり、走ってみようかなと思われている方にはオススメです!