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2020年9月21日

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180

KOUMI100って何が必要なの?

2018年KOUMI100 女子総合優勝しました (OSJ公式HPより転載)

コロナ禍ではありますが、少しずつレースが開催されつつあります。超長距離トレイルレース(100マイル=160km)では来る10月10〜11日にOSJ KOUMI100が、今のところ開催予定となっていますね。私は2018年にこのレースに参加して、実際に使ってみてよかったものやあったら良いものをまとめてみました。
レースに参加される方も、いつかは100マイルレースに参加してみたい方もぜひ参考にしてみてくださいね。
※今回ご紹介する商品の他にも取り揃えていますのでお気軽にご相談ください!

「KOUMI100」ってどんなレース?

このBLOGを読んでいる方ならある程度ご存知かと思いますが、まずは簡単なおさらいから。

<基本概要>

・約175km(35km×5周)  
・約8割は舗装路&林道(黄色と赤)、2割がトレイル(青)
・エイドはコース途中に2箇所。往復で計4回立ち寄り可能
・4周目・5周目は1名ペーサー可能
・制限時間36時間
・ストックの利用可能

<今年ならではのルール>

・エイドステーションで提供するものは、ペットボトルのみ。飲み終わったペットボトルも持ち帰り
・自家用車/レンタカー利用の選手:全ての荷物を車で管理
・公共交通機関利用の選手:各自持参のテントで管理

「KOUMI100」にオススメのGEAR

シューズ

まず初めに肝心なシューズ。距離が100マイルともなると、個人差や好みはあるかもしれませんがある程度のクッション性が必要になると思います。私が実際に使用したのはALTRAの『LONEPEAK4.0(現在は4.5バージョンになっています)』。程良いクッション性と足指が窮屈でないこと、ロードも走りやすいことで選びました。2018年は台風の影響でコースが変更になりロード区間が長くなったということもありましたが、今年開催予定のコースも比較的ロード区間があります。

コースの後半にある、割とガレた下りもあるんですがLONE PEAKはガレ場などでは少し突き上げを感じますので、それが気になるという方はよりクッション性の高い『TIMP 2.0』やALTRAの中では一番クッション性があってグリップも良い『OLYMPUS4.0』をオススメします。
また、ロングレースですので途中、シューズや足のトラブルや気分転換にもなりますのでもう1足予備を用意しておくと安心ですね。

ちなみに9月12日に試走をしに行ったのですが、コース上29km地点からの下りの林道は伐採のために使われているブルドーザーのおかげ?で林道の2/3ほどが踏み固められていて以前に比べると、とても走りやすくなっていましたよ♩

ザック

今年はコロナ禍での開催ということで、エイドではペットボトルの水しか貰えないようです。また、空になったペットボトルもご自身で持ち帰らなければなりません。KOUMIは周回コースなので毎周回ごとにザックの中身を入れ替えることができます。なので、私が参加した時と同じくらいのザックの大きさで大丈夫だと思います。

私がレースで使用したのはULTIMATE DIRECTIONの『ULTA VESTA』(女性用モデル)約12L のザックでした。これもまた個人差があるものだとは思いますが、補給食やレインウェアなどの必携品に加え、夜間は保温着やヘッドライトなども必要となってきますので10〜13Lくらいのザックが安心かと思います。

フィット感が良く、大きめポケットが便利なTHE NORTH FACEの『TR10』や、 荷物の揺れを抑えてくれるコンプレッションコードがついたSalomonの『ADV SKIN 12 SET』もロングレースのストレスを軽減してくれます。
※ULTIMATE DIRECTIONのザックに関しましてはボトル無しでご購入いただくことも可能です。

レインジャケットとレインパンツ

必携品にもなっていますが、雨天の場合はもちろん、寒さを感じた時にも使用できるレインウェア。

私が使用したのはTHE NORTH FACEの『STRIKE TRAIL HOODIE』『STRIKE TRAIL PANT』。軽量かつ薄手でゴワゴワした感じがないので、長時間着用していてもストレスを感じにくいです。トレイルランナーのレインウェアの定番!?と言っても過言ではない、小さくてコンパクトになるのでザックに入っていると安心です。

コンパクトさで言えばTeton Bros.の『Feather Rain Full Zip Jacket』や『Feather Rain Pant』もオススメです。
また、一日中の雨が予想される時に着たいのがGORE-TEX SHAKEDRY™を使用したTHE NORTH FACEの『HYPERAIR GTX Hoodie』が活躍します。持続的に撥水するので、表面に水分が残らず冷えも感じにくいですし生地も重たくなりません。

今回紹介しきれなかったレインウェアも取り揃えていますので、ご用途に応じてぜひご相談ください!

ストック

ストックを使用して良い日本国内のレースはとても少ないのですが、KOUMIはストック使用可能な大会です◎

そういう私はストック無しで参加したのですが笑、まわりには使用している方が多かったように思います。翌年2019年のUTMBを完走したのですが、ここではMountain Kingの『Trail Blaze』のストックを使用しました。ランボーでお取り扱いしているのはアルミ製の物ですがとても軽量でグリップ部分も柔らかくて手が痛くなりにくいです。登りが楽になることはもちろん、下りでの脚のダメージを減らしてくれました。ストックが使用可能な大会でしたら、脚の疲労軽減に有効だと思います。

トレイルランニングで使用する場合は、身長の約65%が適していると言われています。ちなみに私の身長は157cmなので(157×0.65=102)、ストックは100cmを使用しています。

ヘッドライト

普段のトレランから日を跨ぐレースの必需品。夜間にトレイルを走る時には出来るだけ明るくて、バッテリー交換を頻繁にしなくて良いものを選びたいですね。

私が実際にメインで使用したのはLEDLENSERの『NEO10R』です。最大600ルーメンで約10時間、250ルーメンで15時間持続。専用の充電式バッテリーを後頭部に装着、または付属のケーブルを使用すればザックの中にもバッテリーを収容できます。

私はレースではストックを使用しなかったので、ヘッドライトとハンドライトを併用したのですが、ストックを使用する方はウエスト部に装着するウエストライトが便利です。 UltrAspire の『LUMEN 600』は光の角度や光量を変えられるので、照らしたい部分を有効的に照らすことができます。また、背面には取り外し可能なポケットがついているので、小物や補給食などを収納することができます。こちらのライトも充電式専用バッテリーが必要です。

保温着

10月ともなると、レース会場の小海は日中は暖かくても夕方から朝にかけてはとても寒くなります。

私が参加した2018年は日中は暑いくらいの晴天だったので、タンクトップにショーツという格好で走っていました。しかし、日没後の夜間は雨が降ったりしてとても寒かったと記憶しています。まだ走ることができていたし、私は暑がりなのでアームウォーマーにレインジャケットを着てちょうどよかったのですが、歩きだったり、途中で止まったりする場合を考えるとフリース素材などの保温着があると安心です。

Answer4の『Power Grid™ Full-Zip Hoodie』はもうトレイルランナーの定番と言っても過言ではない、持ってて安心、着て納得の保温着です。
ダブルジップなので体温調節もしやすく、フードを被れば耳や口元まで覆ってくれて暖かいですし、なおかつシンプルなので普段着としても活躍してくれます。

同じ素材のPower Grid™を使ったPatagoniaの『Capilene TW ZIP Neck Hoody』もオススメです。こちらはTシャツなどの上に着用してももちろん良いのですが、素肌に直接着用していただくと保温はしつつ汗は外に逃がしてくれるので汗冷えしづらいです。どちらも風は通しますので、風が強い日などはウインドシェルなどと併用すると良いと思います。

その他にあったら便利なもの

①naked ランニングバンド
こちらは日常のちょっとしたランニングからマラソン、トレイルランニングまで幅広く使えるアイテム。トレイルランニングのザックと併用すると、携帯電話や補給食やウィンドシェル、ストックまでも収納できてしまいますのでザックを下ろす回数がかなり減ると思います。ショーツのポケットでは入れた物の揺れが気になるなどの問題も解消され、お腹の冷えが気になる方はカイロを忍ばせておけば腹巻代わりにもなりますし、ゼッケンも取り付コード付きです。
こちらの商品はウエストサイズでお選び頂けます。

②New-HALE(テーピング)
怪我の予防にあらかじめ貼っておくと安心のXテープ。トレイルランニングでは足首を捻ってしまうことがよくあると思います。それを予防する為のテーピングではありますが、万が一の怪我などに備えてファーストエイドキットとしてザックに入れておくと良いですね。(テーピングが必携品となっているレースもあります)
また、痛みの出やすい部分や筋肉の疲労を軽減させる為のVテープやIテープ、気になるところにお手軽に貼ることのできるニーダッシュもおすすめ。各部位への貼り方の説明書がついているので初めての方でも安心です。店頭でもご説明しますのでお気軽に!

③アンダーウェア
汗をかいて濡れてしまったウェアで起こる汗冷えや不快感を軽減してくれるアンダーウェアも必須アイテム。finetrackのドライレイヤーシリーズ、女性の方にはスポブラと一体化になっているブラタンクトップがおすすめです。
また、長時間動き続けているとどうしても起きてしまう股ずれ。股ずれしにくいアンダーウェアといえば、ランボーでも人気アイテムのひとつ、T8の『Commandos』。Tomo’s Pitの『TENGUバーム』との合わせ技で股ずれとさよならしませんか?TENGUバームは擦れの気になるあらゆる部分にご使用できます。

④Trail Butter トレイルバター(補給食)
疲れた時ほど美味しいものでエネルギーの補給できると嬉しいですよね。

トレイルバターはジェルなどの糖質エネルギーと異なり、ココナッツオイルをベースとしたナッツペーストです。ゆっくりと体に吸収され、ゆっくりとエネルギーに変わってくれますので、100マイルレースなど長時間にわたる運動時にはもってこいの補給食です。そのままでももちろん、パンやフルーツにつけて召し上がっても美味しいですよ!

3フレーバーあるうちの2種類のminiが賞味期限が近づいてしまった為、お得なお試しセットとしてご用意いたしました。この機会にぜひお試しください。

⑤保温ボトル&カイロ
ロングレースでは冷えたり、運動し続けることによってお腹の調子が悪くなることがあります。そんな時は暖かいお湯を飲んだり、お腹を温めると胃腸の調子が回復することがあります。できれば温かい飲み物をしておくと安心です。

⑥歯ブラシ
長時間の運動で補給食や飲み物で口の中が気持ち悪かったり、眠気覚しや気分転換になりますよ。

⑦お気に入りのおやつや食事
遠足気分で好きなおやつや食事を用意しておくと、小さなことだけれど楽しみがあるって良いですよね♩
私のオススメおやつは硬めのグミ。糖分、カロリーも摂れるし咀嚼することによって唾液の分泌を促してくれます。お湯があればカップラーメンやカレーめしなどを用意しておくのも◎

いよいよレースまで1ヶ月を切ったところですが、皆さん準備は万端でしょうか?不安を少しでも減らしてKOUMI 対策をしておきたい!という方、、
来たる9月27日にランボー店舗でKOUMI相談会をやっちゃいます!!
今回レースに参加予定のスタッフりょーと今回ペーサー&2018年完走者のスタッフキーが皆さんへアドバイスさせていただきます。少しでも不安や疑問に思うことをなくしてレースに挑んでいただきたいです!

「KOUMI100」相談会やります!

<< イベント詳細 >>
ぐーるぐるぐる、ぐーるぐる。みんな大好き?『KOUMI100相談会』

開催日時:2020/9/27(日)
場 所:Run boys! Run girls! 店舗
定 員:各回5名ずつ
費 用:無料
時 間 : ①13:00~14:30 ②16:00~17:30 
お申込 : https://peatix.com/event/1640372

それではKOUMI2020に参加される皆さん、完走めざして頑張ってください!

PROFILE

キー | Kiyoko Nakata

とにかく楽しい事と辛い食べ物とビールが大好き!
スロースターター、後半粘れるので長い距離を走ることが好きです。
2017トレニックワールド彩の国100で初の100mile完走
2018UTMF完走
2018KOUMI100で女子総合優勝
2019UTMB完走
Runboys!Rungirls! TRCマイラーチーム所属

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