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2021年10月13日

アサイセンセー

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地図読み登山競走で那須を走る

板室温泉登山競走とは

 先週末10月10日に板室温泉登山競走という新規レースが開催されました。

会津那須越県ロングトレイル実行委員会がコロナ禍対応として開催。30kmと60kmの2カテゴリーとして60kmはループを3周回します。コース誘導矢印は最小限となっていてコースは当日配布の地図で確認しながら走ります。通過チェックをする場所は水などエイドはなく、コース上には水場が一か所(地図に記載あり)という山で遊べる選手を育てるようなレースでありました。コースについても那須のメインルートではない道をあえて通る設定で非常に自然豊かな那須を楽しむコースでした。

いつでも走れるトレイルコースです。沼原にも駐車場あります!

思い込みと集団心理

地図を見て曖昧だけど何となく把握したコースレイアウトですが、実際にコースを進む時にはパッと見た印象でコースを選択して結果コースロストしてしまう選手もいました。特に前を進む選手がいる時は迷うことなく正しいルートと思い進んでしまうというトラブルもありました。実際にレースとして必須になっている「ココヘリ」にて捜索することになりました。もちろん板室の山を熟知したスタッフがいますので問題なく選手は救助されました。

確実ってないよね

 絶対あってるという自信があっても絶対なんてないのは当たりまえのこと。うっかり、すっかり、間違えることは誰でもあります。先を急いでいる時なんてなおさらです。あれ?と思った時には地図で確認、もちろん山地図アプリをスマフォでみてもOK!コースロストした時は自分で調べて戻る余裕ぐらい欲しいものです。コース上の水場が見つからない時だって、地図をみて確認すればよいことです。水場はここだよ!と分かりやすいようにサインを伝える事は可能ですが、自然あふれる山の中で味気ないように思います。天然の水場探しなんて、宝探しのように楽しめればレース以外の時も水場で水を汲める選手になれるわけです。

長く速く走る事ばかりではなく、自然を学むことが山を楽しみ自由に走れる選手に近づくポイントです。こういった規模は小さくてもコンセプトが明確なイベントを応援していきたいです。安全管理は白くま隊でサポート致します。大きなレースイベントはまだまだ出来ないかもですので、自分たちで山を遊べるように工夫していきましょう!!

実行委員長眞舩さんと選手がパチリ!また板室温泉でお会いしましょう!!

PROFILE

アサイセンセー | Takayuki Asai

Polar Bear Trainer’s Team 代表
山に入るアスレティックトレーナーチーム白くま隊
トレランレースでは救護やケアブースを担当 安全に元気に走るために必要なセルフレスキューやケガの予防に必要なコンディショニングメソッド 専門性が高いスタッフが代筆として登場するかも
トレラン業界に関わって 1 0年越えていまだレースには出走したことありません。

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