定点観測的レースもあり
先日は加波山登山競争(茨城県)が開催されました。100名にも満たないレースなので大きな話題にもならずに無事に終了しました。今回で4回目の開催でありますが開催するたびにいいイベントだなと思うポイントはいくつもあります。
コースが毎回同じ
いつも同じコースで開催していますのでトレーニングの成果である体力レベルが記録として現れます。コースレイアウトも明確なのでどこで頑張ろうか?という作戦によっても記録に影響でるかと。順位は他に早い選手がどれぐらいいるかによって影響を受けますのでタイムによる比較が良いです。毎回参加頂いている選手には毎回記録が短縮している選手もいるそうです。年齢を重ねながらも徐々に早くなるなんて理想ですね。
岩瀬駅前がスタート
朝も早くなくて9時スタートです。スタート時間間際になると電車を降りてくるトレイルランナーぽい服装の選手達。当日電車移動で参加出来て、終わってシャワー浴びてビール飲んで帰るなんていいですよね。駅前だけど車社会な地域ですので駐車場もあります。栃木に近い茨城県便利な地域ではないけど便利な条件はそろっています。
試走がしやすい
レーススタッフをしていると毎回お会いするのがこの辺りは毎日散歩しているという地元の方。何度もお会いしている気もしますが毎回10分ほどの立ち話ししてます。なかには登山道を日々整備しているという方にもお会いしました。レースを開催する際に主催者でも草刈などしておりますが、普段からコースを走ることは出来ます。筑波山のように人気の登山コースではないので、マナーを守ればトレイルランニングして迷惑になることもありません。コースが私有地を通っていると試走禁止ということもなし!トレーニングコースとしてもおススメです。
定期的に同じコースを走るからこその楽しみというのも季節の移り変わりと共にあるなと思います。出来れば春夏秋冬それぞれ開催したい(勝手に思ってます)天候も違えばリスクも変わるので装備も変わります。100kmを越えるようなロングトレイルだと色んな要素が結果に影響するので何が結果に上手く働いたのかの判断も難しいですがショートレースならば結果は明らかです。各地域に地元のトレランチームが運営するローカルレースが開催されて、こういった定点観測的なレースが増えていくこと期待しています!!