photo Ryo Hirano (RBRG)
Run boys! Run girls! ではとてもファンの多いシューズブランドALTRA(アルトラ)。足指の動きを阻害しない幅広の足型に、ゼロドロップ(つま先とかかとの高さが同じ)のソールという特徴を持ち、足本来の自然な状態でのランニングを導く「ナチュラルランニング」を提唱しています。
また、ロードからトレイルまで幅広いバリエーションを持ち、それぞれが洗練されたデザインであることも人気の要因です。
そんなALTRAのシューズの中でも、頭ひとつ抜けた人気を誇るモデルがあります。それが「エスカランテレーサー」です。
このモデルは名前が示す通り、エスカランテというモデルのレーシングバージョンです。ベースとなるエスカランテは、ニットアッパーと弾力性のあるソールの採用でとにかくはき心地の良いシューズとして人気があります。ただ、走りを追求というよりは快適性に重きを置いているのでジョグやのんびりしたランなどにはいいのですが、しっかり走りたい時には物足りない感もあります。
しかし、このレーサーはその名の示す通り走りに主眼をおいたモデル。アッパーはエスカランテの通常モデル同様ニットアッパーですが、レーサーモデルのニットは硬めで伸縮性が抑えられており、足の横振れを防止し適度なフィット感を提供してくれます。また、ニットの目を荒くすることで通常モデルより通気性が向上しているのもポイント。重量も通常モデルより軽くなっていて、27.0cmで206gです。
ホールド感と通気性の高いエスカランテレーサーのメッシュ(写真はNYCモデル)
ソールも、通常モデルは柔らかくて衝撃吸収に主眼をおいているのに対して、レーサーはやや硬くコシがある反撥力優位な設定になっています。そのため接地のエネルギーを少ないロスで推進力へ変換してくれます。
そして、レーサーモデルの人気を支えているのがそのデザイン。レーサーモデルは世界のメジャーなマラソン大会のタイミングに合わせて発売される限定モデルで、各モデルにはマラソン大会の名前が冠され、デザインも各大会のイメージを反映したものになるのですが、そのデザインがALTRAの通常モデルにはないテイストでとてもかっこいいんです。
例えば、2018年秋に発売されたニューヨークシティマラソンモデルは、ボディとインソールにニューヨークの地下鉄の駅表示からインスパイアを得たカラフルなドットが散りばめられていてとてもポップでセンスが良く、瞬く間に完売してしまいました。
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今回発売のTOKYOモデルは、黒のメッシュアッパーをベースに、ゴールドでアルトラのロゴとtokyoという文字、2019年を表す「19」の文字と東京の街並みがプリントされています。NYCモデルと比べるとシンプルではありますがそれが逆にクールさを引き立てています。また、ソール面は大胆に赤い色を使っていてそれがこのモデルのアクセントになっています。まぁ控えめに言ってかっこいいです。インソールに書かれた42.2という数字はマラソンの距離表示なんですが、NYCモデルはここが26.2というマイル表示でした。日本ではマイル表示は使いませんから、表記もキロ表示になっているというわけで、そういうちょっとした所にも気が利いています。
いかがでしたでしょうか?レースに最適なスピード感のある機能性と、個性的でセンスのいいデザインの組み合わせ、それがエスカランテレーサーの魅力を生んでいるという説明でした。
ハイレベルな機能 × ハイレベルなデザイン = エスカランテレーサー
これを読んで興味を持っていただけた方は、店頭あるいはオンラインにて是非より細かくチェックしてみてください!
オンラインの購入は以下からできます。また、オンライン上で完売していても店頭に在庫がある場合もありますので、お気軽にお問い合わせください。
なお、サイズ感ですが若干大きめです。桑原は一般的なシューズサイズが28.5cm。エスカランテの通常モデルも28.5cmですが、エスカランテレーサーは28.0cmを履いています。通常のシューズより0.5cmダウンを目安にお考えください。
商品のより詳細な情報をご覧になりたい方は以下からご確認ください。
ALTRA / エスカランテ レーサー (TOKYO) / メンズ
ALTRA / エスカランテ レーサー (TOKYO) / ウィメンズ