福井県のレースに出てみよう!~ナタショウトレイルランニングレース~
こんにちはマツイです。
9月6日に福井県で開催された「ナタショウトレイルランニングレース」に出場してきました。
実は、こちらの大会のゲストランナーとして第1回目からご招待いただき、今年でなんと4回目。
第1回大会は出走したものの、第2回・第3回は怪我&体調不良につき、エイドのお手伝いをしていました。ただ、どうしても関東在住の我々にとって北陸地方のレースって馴染みがないですよね?
と、いうことで「ナタショウトレイルランニングレースの魅力」をブログにまとめてみます!
目次
ナタショウってどこにあるのかな?
さて、ナタショウ(漢字で書くと「名田庄」)ってどこかわかる方いますか?
ということで、ひと目でわかるよう、チャッピーに画像を作ってもらいました。

ナタショウは、おおい町に位置しており、鯖街道でおなじみの「小浜市」の隣町です。
若狭湾に隣接しており、海の幸も山の幸も、お米も、お肉も、おいしいもので溢れている場所です。
レーススタート会場付近にはキャンプ場がいくつもあるのですが、前日は小浜市に泊まり、実行委員のみなさんに「おかえりなさい会」を開催していただきました。

第1回の時は「歓迎会」でしたが、2回目以降は「おかえりなさい会」になりました。
我々をゲストとして選んでくれた、中辻悠貴くんをはじめとする実行委員の皆さんは、我々2人を毎年本気で歓迎してくださり、第二の故郷で間違いないと思っています。本当にありがたい。
ゲストとして呼ばれているのは私以外にもう1名。道がまっすぐの小山田さん。むしろ彼はスペシャルゲストなので、私より格上です。
「エスカレーターに乗るトレイルランナー」のコンビでご招待いただいており、ナタショウトレイルランニングレースの件はすでにEpisode163でも話していますので、お時間があるときにでもぜひ聞いてみてください。(知らない方も多いと思いますが、5年ぐらい前からトレイルランニングに関するポッドキャストをやってます)
そんな小浜市から車で約30分ほどの所にレース会場のおおい町名田庄があります。
コンビニは私が知る限り付近には見当たらず、小浜市との境に1件ファミリーマートがあり、小さな商店がチラホラあるのですが、すぐ買える、何でも売っているという場所ではないので、事前の準備はしっかりしましょう。
どんなレースなの?
さて、ナタショウトレイルランニングレースってどんなレースなんでしょう。
福井県おおい町が設定した全長約100キロのロングトレイルルート「名田庄トレイル」。そのメインルートである若狭丹波国境尾根を活用したトレイルランニングレースです。
道の駅名田庄 付近をスタートし、名田庄トレイルの最高峰「頭巾山」、そして「堀越峠」「知井坂峠」「八ヶ峰」「五波峠」を経由し、ゴールの「八ヶ峰家族旅行村」を目指す約35kmのワンウェイコース。開放感のある尾根を駆け抜けます。
HPから抜粋:https://natasho-trail.com/
ワンウェイのコースになっており、スタート会場側に受付があります。車もそちらに停車。
スタート前にゴール時に必要な荷物を預けることが可能。
また、ゴールしたら、スタート会場までバスが出ているので、そのバスに乗って車を取りに行きます。
エイドは4か所+ウォーターステーションが1か所の計5つ。
途中の関門は、16km地点と31km地点2ヶ所。
最も標高の高い山は、最初に上る「頭巾山」871m。
制限時間は10時間となっております。
第1回大会は100名ほどの定員で始めた大会でしたが、4回目はなんと350名。
年々試行錯誤しながら、参加者を着実に増やしている人気の大会です。
とにかく心休まらないタフなコース
距離:約35km 累積標高:2,200m± 制限時間:10時間

距離35kmで、制限時間10時間なら楽勝じゃない?と思ったあなた。
累積標高と上の高低図をご覧ください。
35kmに対して、累積標高が2200m±あるんです。Mt.FUJI 100のASUMI40kが累積標高1,481m±。似たような距離ですが、累積標高が全然違うんです。ここがポイント。
フルマラソンより短いから良いかな~なんて思ったら大間違いなんです。
ちなみに、私が7月に出場した野沢温泉4100Dが37kmで累積標高2,590m、制限時間9時間30分だったので、概ね同じような累積標高。その際に私はすべての関門スレスレで9時間02分でゴール。今回もきっとそんな感じになるに違いない、、、と覚悟。更に言えば、野沢はストックポールの使用がOKだったけれど、ナタショウはNG。厳しさ倍増です。
スタートしてすぐに最も高い山「頭巾山」に向かうのですが、ここはほぼロードと林道。直前でぐいっと登山道を登りますが、「頭巾山」はただの通過点。問題はここから第4エイドまで、登り下りをひたすら繰り返すんです。事前にGPXデータをCOROSに入れておいたのですが、コースマップだけでなく、登りの数も教えてくれまして、なんとその数29回。しかもこの29回はピークを数えているだけなので、実際の登りはその倍ぐらいあります。
平坦で走りやすいパートがほぼ無い(あったと思ったら歩行区間だったりする)ので、繰り返されるアップダウンに心が折れない走力とメンタル力が必要です。
マーキングがないとコースが分からない
ナタショウを語る上でもう1つ忘れてはいけないのが、不明瞭なコース。
マーキングが無ければ、どこが登山道なのかさっぱりわからないのです。

手前の白いテープがマーキングですが、この先のマーキングが見えないと、あれ?どっち?え?と迷ってしまうほど、登山道が広い場所が多いんです。
そのため、大会スタッフさんの方でかなり大量にマーキングをしてくれているのですが、それでも2度ほど集団ロスト。GPSウォッチとIBUKIのおかげで無事コースに復帰できましたが、ぼーっと前の人を追っているとマーキングを見逃してしまいがちです。
繰り返される登りも、1発はそんなに長くないのですが、何度も何度もしつこく繰り返され、下りが比較的荒い(滑りやすい)場所が多いため、下りが苦手な方や膝に爆弾を抱えている方がかなり苦戦していました。
とにかくおもてなしがすごい
そんなナタショウトレイルランニングレースですが、過酷なコースと相反して、おもてなし力がハンパないんです。

ゴール後は、カレー、おにぎり、ジビエ、焼き鳥、ワカサギの天ぷらなどなど、おもてなし食がお腹いっぱい食べられるんです。それが全部おいしい。本当においしい。
当然ですが、ゴールした順におもてなし食がたべられるので、早く帰るとお腹いっぱい食べられますが、私のように16時すぎにゴールすると、カレーなどの人気メニューは売切れています。
それでも、おいしいおにぎりは沢山食べられて大満足でした。
また、ゴール地点の「八ヶ峰家族旅行村」には、入浴施設もあるので、ゴール後にすぐ汗を流すことが出来ます。
私も8時間46分41秒で無事ゴール。
前日の「おかえりなさい会」で飲んだ日本酒が効いたのか(笑)、スタートから猛烈な吐き気との闘いでしたが、なんとかたどり着くことができました。走ったか?と言われると、ほぼ歩きましたすみません。。。という感じですが、それでも完走できて心底よかったです。
ゴールテープは地元の中学生のボランティアの子たち。
遅くまでありがとう。おつかれさまでした。

ちなみに、今回からこの大会「体重別表彰」が取り入れられ、事前申告で「フェザー」「ライト」「ミドル」「ヘビー」「無差別」級の表彰式もありました。(ちなみに私はもちろん無申告なので、無差別級です。)
レース後のBBQが最高なんです
実は、ゴール後にゲストで招待していただいた、私と小山田さんと一緒に盛り上がろう!というBBQが開催されています。ここに毎年参加してくれているメンバーもいてありがたい限り。
BBQには、鹿肉やイノシシの肉も出てきて、毎年記憶をしっかり無くす程のアルコールを頂いております。初めましての方ともぐっと距離が縮まるので最高にたのしい会です。
最高に楽しみすぎて、写真を撮り忘れました、、、ごめんなさい。。。
BBQ参加組は、ゴール会場の施設に一泊し、翌朝ものすごいおいしいサンドウィッチを食べて解散となります。
どんな人にオススメ?
大会全体の結果は、出走数:329名 / DNS:32名 / DNF:12名 / 完走率:96.4%
厳しいコースですが、制限時間が緩やかなので、完走率は高め。
トレイルランニングレースが初めてという方も多く参加しているのですが、なかなか初心者には厳しい(厳しすぎる)コースだと思います。でも、ここを完走したらかなりの自信につながります。
国内の50km前後のレースであれば、ほぼ完走間違いなしだと思います。
また、70km以上のロングレース出場を目指している方にとっても、35kmでこれだけの累積標高があるコースはほとんどないのでオススメです。「仮想・彩の国」なんて言ったりするぐらいのコースなので、長い距離や完走が厳しいと言われているようなハードなレースに出場予定の方は、ぜひナタショウに出て今の自分の力を試してみてください。
おまけ(ギア紹介)
ちなみに今回使ったギアを紹介します。
シューズ:THE NORTH FACE / ベクティブ エンデュリス 4
キャップ:HERENESS
トップス:STATIC / ALL ELEVATION TRIM S/S
ボトムス:NIKE / ACG ファイブ タワーズ
ソックス:ドライマックス / トレイルランニング 1/4 クルー ターンダウン
カーフ:Goldwin / コンプレッションカーフスリーブ
バックパック:Answer4 / フォーカスライト
です。RBRGで販売している物もあれば、無い物もありますが、その辺はごめんなさい。
また、今回のブログの写真は、ナタショウトレイルランニングレースのオフィシャルフォトを沢山使用させていただいております。
フォトグラファーの佐野 誠二さんありがとうございました。