りょーです。先日も日本を代表する大会『ハセツネ』の予選的レース『ハセツネ30K』のエントリーが盛り上がっていたり、『UTMF』の2次募集があったりと、そろそろ始まる大会シーズンに向けてそわそわ、ワクワクされてる方も多いのではないでしょうか? ロングレース人気の高い日本のトレイルシーンにおいて大切になってくるのが夜のトレイルをどう走るか。そして、夜のトレイルで一番大切になってくるのがなんといってもヘッドライトです! 自分も今までに幾つかのヘッドライトを使ってきましたが、今回ご紹介するヘッドライトとの出会いでライト探しの旅もゴールが見えてきた感があります。 ということで今回は色々と満足感の高いヘッドライト、LEDLENSERの『NEO10R』をご紹介します。
LEDLENSERという名前を初めて聞く方もいるのではないでしょうか? 自分も、数年前まではその名前を知らずにいましたが、ここ1〜2年の間に急激にトレイルレースで使っている人を目にする機会が増えてきました。 LEDLENSERという会社はドイツに本社を持ち、各国に拠点を置くグローバル企業で、LEDフラッシュライト、ヘッドライトを専門に開発・製造しています。 物作りの国ドイツで生みだされているライトというだけで安心と信頼を感じますが、トレイルランナーの利用者が急激に増えたきっかけとなる商品が2年ほど前に販売されました。 それがこのライト『MH10』です。
600ルーメンという大光量ながらバッテリーが10時間持ち、重量も158gと軽量。そして、これだけのスペックながら価格が¥12,000(税抜)という圧倒的なコストパフォーマンスの高さ。これらの要因が組み合わさって、この『MH10』は多くのトレイルランナーに人気を博しました。 自分も発売されてからすぐに購入しましたが、600ルーメンという明るさはもちろん、広範囲に均等に広がる光の見やすさに、ロングレースやロングトレイルを歩く際に随分と助けられました。 そんな人気の『MH10』がこの春モデル名も新たになりバージョンアップしました。 それが今回紹介する『NEO10R』です。
一見すると同じもののように見えますよね。 実は『NEO10R』、ライト自体は防水(IPX4)から防水防塵(IP54)に変わったくらいで基本性能は600ルーメンで10時間/250ルーメンで15時間と変更がありません。 では何が変わったかというと装着感と、使いやすさが向上した付属のアタッチメント類です。 『MH10』と『NEO10R』の画像をよく見比べてみると、バッテリーボックスは縦になっているのがわかります。
今まで一本のバンドで頭にフィットさせていましたが、後頭部側を二本のストラップにすることにより、フィット感が格段に向上しました。 縦になってバッテリーボックスの存在が気になると思う方がいるかもしれませんが、バッテリーボックス自体も頭の形に合わせてカーブしているので違和感なく装着することができます。
そして便利なのが付属の延長コード。 バッテリーを頭部から外してザックの中に収納してしまえば、ほとんど重さも感じずストレスフリーな状態で走ることができます。
男心をくすぐるギミックは他にもあります。それが胸部に装着可能なチェストストラップです。
上からザックを背負っても大丈夫。バッテリーボックスは肩の上にもってくると収まりがいいです。もちろん延長コードを使ってザックの中に収納することも可能。
色々と機能をご紹介してきましたが、この『NEO10R』、もっとも驚きなのがその価格! 600ルーメンで10時間という高機能、紹介したアタッチメントが全て付属し、メーカー7年保証もついてなんと1万円(税抜)なんです!!!
前作『MH10』の12,000円という価格でも驚いていたのに、最新モデルはまさかのプライスダウン! ロングレースになると色々と新しいものを買い揃えないといけなくて大変ですが、この機能でこの価格は本当にありがたい限りです。 UTMFに向けてそろそろ装備の準備を始める時期かと思いますが、ナイトランのお供に『NEO10R』はいかがでしょうか? 自信を持ってオススメできるモデルですよ!
LEDLENSER / NEO10R レッドレンザー / ネオ10R
本体寸法(mm) W69×H37xD44(ヘッド部) 本体質量 約179g(電池含) 使用電池 専用充電池(Li-ion18650)
LEDLENSER / 専用充電バッテリーLi-ion 18650 3400mAh 3.7V レッドレンザー / 専用充電バッテリーLi-ion 18650 3400mAh 3.7V
-対応機種- NEO10R、H8R、MT10、MH10