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2018年1月23日

Run boys! Run girls!

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日時 - 終了

100マイルはいつだって僕らのあしもとに。MUJIN100 トークセッション。2/4 UGM3にて開催


2/4日 ULTRA GEAR MARKET3内で、行うトークイベント、最後にご紹介するのは、MUJIN100トークセッションです。
先日ご紹介した、釘嶋さんのBigfoot200報告会は、100マイルの先には何があるのか?をテーマにしていますが、このMUJIN100トークセッションは、日本の100マイルの”今”を表すトークになると思います。
なぜ、100マイルの”今”なのか?ちょっと説明させてください。100マイル=160kmという距離は、今でこそ日本のトレイルランニングにおいても一般的に知られ、多くのランナーが挑戦する距離になってきましたが、それでもそれはここ10年くらいの話で、レースにしても、国内では年間数レースが開催されるのみです。逆に、アメリカでは年間100を超える100マイルレースが開催されていますが、そんなアメリカのレースやUTMBをはじめとするヨーロッパのレースなども軽く思い立って行けるようなものでもない。多くの日本人にとって100マイルを走ることはまだまだ「ハレ」=「ちょっと特別な出来事」のように感じます。

ただ、ここ最近で少しずつ新たな動きが起こってきています。そのきっかけを作っているのは、RBRGでもサポートしている井原知一(TOMO)さん。彼は100マイルを100回走ることを人生のミッションに掲げているランナー。その過程で主に海外の色々なレースに出場しているのですが、それだけでなく自身の練習コースであった160kmのルートを走るグループラン的イベントTDT100を開催したり、自身でも400mトラックの周回で100マイルを走ったり、極めつけはトレッドミルだけで100マイルを走るなど、色々な試みをしています。そのことから伝わるのは、100マイルを走ることは何もレースでなくてもできるし、僕たちはいつでも好きな時に100マイルにチャレンジできるということ。


また、彼はinstagramやポッドキャストで自身の経験を多くの人に向けて発信しているのですが(先日行われたポッドキャストの公開収録は200人近い人が集まる程の影響力)、面白いことにこの1年ほどで彼に影響を受けて自分オリジナルの設定コースで100マイルを走り始めるランナーが少しずつ現れているのです。
この、100マイルを走ることが「ハレ」だけでなく、「ケ」=「日常」でもあるシーンも生まれつつあるのが、僕が感じている日本の100マイルの”今”です。まだまだ小さなムーブメントかもしれませんが、「UTMBに出たいけど、1週間も仕事を休めない」とか「UTMFに出たいけど、ポイントが足りない」的な制約から離れ、「100マイルを走る体力と気持ちさえあればいつでも誰でも100マイルを走ることができるんだ!」と気づいたランナーが増え始めていることは、実はすごく意味のあることだと思っています。
そんな中、TOMOさんとは異なる動きで100マイルを走ることを表現し始めたプロジェクトがあります。それがMUJIN100。2017年、突如始まったこのプロジェクトを僕はinstagramで知りました。mujin100というアカウントが突然現れ、スリーピークス八ヶ岳トレイルのコースディレクターであり、山梨のトレイルランニングショップ「道がまっすぐ」の店長でもある、Ryu-Gこと小山田隆二さんが走っている写真が淡々とアップされていく。一人で走っているのかというとそうではなさそうで、クルーがいてエイドも設置されている、とはいえレースやグループランでもない。距離はどうやら100マイルのようだ。と、ちょっと不思議な感じのするプロジェクトでした。


後日、MUJIN100のwebで、MUJIN100とは何かを知ることになります。それは、こんなプロジェクトでした。

山梨に生まれ育ち、または移り住み、生計を立て、
縁あって山梨の恵みに強い影響と喜びを感じている仲間が、

トレイルランニングを通じて、この土地やこのフィールドで遊ぶ楽しさを伝えたいと思い始めたプロジェクト。

​山梨のフィールドを使った100mileコースを作り、走り、サポートし、それぞれがそれぞれの役割のもと、ステージごと変化するローカルトレイルを写真や映像で記録し、公開しています。

なるほど、そうだったのか。そして、その先に綴られた、MUJIN100を始めるに至った想い、そこには、こんな文章がありました。

100mileは特別なものじゃなくて走れる身体と、走れることへの感謝の気持ちと、その気持ちを共感できる仲間がいれば、いつだって、どこだって走ることができる。

ああ、やっぱりそうなんだ。僕か感じていた、100マイルの”今”がそこにはありました。というか、”今”かどうかはあまり問題ではなく、走ることは自由で、いつだって自分自身のものってことを自ら地元を走りながら伝えていく、本当に素敵なプロジェクトだと思いました。
ちなみに、以下のリンクはMUJIN100とは何かを紹介した全文。プロジェクトが立ち上げるに至った想いは是非読んで欲しいです。
https://mujin100mujin100.wixsite.com/index/about-mujin100
また、このプロジェクト、こちらの予想以上にしっかりしてるぞ、というのもwebを見て感じました。webサイト自体デザインがしっかりしていてかっこいい、動画もクオリティが高い、明らかに単発の100マイルチャレンジではなくて、継続してこのプロジェクトを伝えていきたいという強い意志がそこには存在しています。また、Ryu-Gのサポート体制も万全で、Ryu-Gはあくまで走る人、バンドでいうとギターボーカルのような感じで、後ろにはちゃんとしたベースやドラムがいる、そんなチームなんじゃないか?ということを想像させます。バンドに例えたのは、MUJIN100において、走ることと表現すること、伝えることが絶妙なバランスで一体になっていると感じたからです。

ともかく、MUJIN100は強い意志を持ったメンバーによって運営されているプロジェクト、そういったことはわかりました。でも、まだなんか謎めいている。そんな最中、プロジェクトメンバーの一人である松井裕美さん(スリーピークス八ヶ岳トレイル事務局長/SUNDAY・道がまっすぐスタッフ)と話す機会がありました。そして、彼女の口から僕が感じていた以上にプロジェクトに秘められた想いがあることを知りました。そして、MUJIN100スタート時は、あまり大々的にプロジェクトを紹介するより口コミで伝わって欲しいと思っていたけれど、今はもう少し多くの人に知ってほしいと思っているということも知り、それならばということで、UGM3でMUJIN100の紹介イベントをやらせてほしいとこちらから打診し、実現の運びとなりました。
僕としてはこのトークセッションでMUJIN100そのものを知ってほしいと思うのと同時に、MUJIN100が伝えたいテーマである、

100mileは特別なものじゃなくて走れる身体と、走れることへの感謝の気持ちと、その気持ちを共感できる仲間がいれば、いつだって、どこだって走ることができる。

という感覚を、多くの人に感じてもらえたらなと思います。そう思えることで、僕たちのランニングはより自由に、楽しくなると思いますので。
MUJIN100というプロジェクトが気になっていた人から、100マイル走りたいけど、なかなかレースに出る機会がない、レースとは離れたところで100マイルを走りたい、トレイルランニングに”今”起こっていることを知りたい、そんな気持ちのある方は是非ご参加ください。お待ちしています。

また、UGMに来れない方でも、この投稿を読んでMUJIN100が気になった方、是非プロジェクトのwebやinstagramをチェックしてみてください!
https://mujin100mujin100.wixsite.com/index (web)
https://www.instagram.com/mujin100/ (instagram)
なお、本イベントの参加費は”投げ銭”方式となります。みなさんからいただいた参加費は全て今後のMUJIN100の運営費用に充てられます。トークセッションを聞いたのち、イベントをサポートしたいなと思った気持ち分をお支払いください。また、本イベント参加者はMUJIN100オリジナルグッズの購入権利(発売時期未定)がもらえますのでお楽しみに。

『100マイルはいつだって僕らのあしもとに。MUJIN100 トークセッション @UGM3 』
日 時:2018/2/4(日)
場 所:世田谷ものづくり学校 108教室(ULTRA GEAR MARKET3 のイベント内イベントです)
定 員:20名
費 用:投げ銭形式(参加費は全て今後のMUJIN100の運営費用に充てられます)
時 間:13:00受付 13:15開始(14:45終了予定)
ゲスト:MUJIN100 プロジェクトメンバー(松井裕美、Ryu-G、Myzak、クボヒデ、五味くん)
申 込:https://goo.gl/forms/wwyPDdxDzgqTZedg1 もしくは以下のフォームよりご入力ください

PROFILE

Run boys! Run girls! |

Run boys! Run girls!は、東京都千代田区東神田(馬喰町駅)のトレイルランニング・ランニング専門店です。物販だけでなく、情報発信や、ランニングイベント、交流イベント等を行い、トレイルランニング・ランニングの魅力を多くの人に伝えていくことを目的としています。

WEB: https://rb-rg.jp/

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