PEANUTS RUN 2017 開幕。新シーズンは年間通して楽しめます!


千葉の里山を駆け巡る、初心者向けトレイルランニングイベント「PEANUTS RUN」。2017年5月からは、年間を通した企画として開催します!

2016年2月にスタートしたPEANUTS RUN。「あまりトレイルランニングのイベントが開催されない千葉で、のんびり走るイベントをやりたいな。」なんていう気軽な思いつきからスタートしたんですが、第1回目が大好評でその後も回数を重ね、1年間に実に7回も開催しました。

▲第1回終了後に養老渓谷の足湯で。メンバーの笑顔がこの日の楽しさを物語っています。

PEANUTS RUN自体は2ヶ月に1回のトレイルイベント。ただ、イベントを立ち上げるまでは想像もしなかったんですが、今現在PEANUTS RUNをきっかけとして様々なことが生まれています。

PEANUTS RUNで出会ったメンバーたちはその後意気投合し、OMMに一緒に出たり、ゴールでうなぎを食べるロング走を企画したり、様々なところでトレイルやロードを一緒に走っているようです。つい先日も東京を離れるPEANUTS RUN参加者のために送別トレイルランが開催されたとのこと。これ全部、お店とは関係ないところでの話です。

(instagramの #peanutsrun を見るとそんな風景を垣間見ることができますよ。
https://www.instagram.com/explore/tags/peanutsrun/

また、PEANUTS RUNに参加した本当に初心者の方々も、ある人はPEANUTS RUNの4ヶ月後にスリーピークス八ヶ岳の38kmを完走したり、また別のある人は今年1月にハワイの100マイルレースHURT100に参加したりと、そこから目覚ましい成長を遂げています。今Run boys! Run girls! で働いている藤田ゆかりも、2016年2月のPEANUTS RUNで初めてトレイルランニングを経験し、その半年後にはRun boys! Run girls!の店員になって斑尾の50kmを完走するなど、ドラゴンボールでいうと、2巻で既に悟空の背が伸びた位の超展開を見せています。

▲2016年2月のPEANUTSRUNで初めてのトレイルランをした4ヶ月後にスリーピークスの38Kを完走した小野さん

▲同じく2016年2月のPEANUTSRUNで初めてのトレイルランをした藤田は、半年後にRBRGのスタッフに。

これらは全て嬉しいこと。ただ、それゆえのジレンマも生まれてきました。「1回参加して楽しかったとリピートしてくれる人が多いのは嬉しいけど、新規に参加したい人も受け入れたい。」「PEANUTS RUNを通じて参加者が成長を感じてくれるのはすごく嬉しい。でも、初心者がきつく感じるようにもしたくない。」イベントのことを考えて、参加してくれた方、参加したいと言ってくれてる方、今後参加して欲しいなと思う方のことを考えると、悩みはつきません。

また、ナビゲーターのコッシーにも、彼自身が大切にするとある考えがあります。毎回、”決してトップアスリートではない”大越さん、と彼のことを形容していますが、それもまた、PEANUTS RUNが持つ大切なテーマを表しています。

▲”決してトップアスリートではない”大越さんことコチモス。口癖は「調子はどうだい?兄弟。ハイキングしないかい?」

っていうのはつまり、トレイルランニングの出口って必ずしもレースじゃなくていいじゃん、ってこと。もちろんレースは楽しい。モチベーションにもなるし、成長を感じるいい機会でもあります。でも、トレイルランニングはあまりにもレースの側面から語られすぎていると感じることも多いです。

コッシーはハイカー。ランを始める前から山を愛し、自分のペースで楽しんできた一人です。そんな彼が大切にしているものって、「どのレースに出て、どんなタイムで走るか?」ではなく、「どこの山に行こう?どんなルートで行こう?そのためにはどんな装備が必要かな?」って考えることだったりします。山に入る上で、これって当たり前のことなんだけど、トレイルランニングのレースの側面が強くなればなるほど、この感覚が薄い人が増えていくし、それがひいてはマナー問題だったり、山での事故に繋がっているのが昨今のトレイルランニングシーンだと思います。

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▲山に行く前に地図を眺めて作戦会議。この時間ってすごい楽しいんですよね。

そんなことをひっくるめて、コッシーと二人でこれからのPEANUTS RUNを考えてみました。いいところを残しつつ、初心者もリピーターも楽しめ、トレイルレーサーではなく、山を楽しめるランナーが増える、そんなイベントとしてのPEANUTS RUN。

そして出た答え、それが年間を通じたスケジュールでPEANUTS RUNを開催することでした。

なんか超シンプルな答えですよねw でも、それでいいんです。まずは、2017年5月以降のPEANUTS RUNのスケジュールをご覧ください。

PEANUTS RUN 2017 年スケジュール
(★の数はレベルを表します)

1 回目:5 月 13 日(土)「養老渓谷 A コース ★」
初めてのトレイルランニング。小湊鉄道に乗って大人の遠足。
スタディ:トレイルランニングの基本装備

2 回目:6 月 17 日(土)「富山・伊予ヶ岳コース ★★★」
千葉の名峰 2 座と名所や里山、温泉をランニングで繋ぐ、名付けて「トラベルランニングのすすめ」。ランニングというアクティビティを車や自転車といった交通手段と同じように捉えて、その機動性を生かしたコース設定。
スタディ:コースメイキング

3 回目:7 月 8 日(土)「鋸山コース ★」
より自由な発想で、舗装路、林道、トレイル、ビーチ、そして観光地をもつなぎコースを設定する楽しさ。
スタディ:ファストパッキングの基本装備

4 回目:8 月末(日程未定)「野宿ラン(西千葉〜昭和の森)★★★★」
オーバーナイトでトレイルラン!一泊二日分の装備と食料を担いでランニング。キャンプ場では、ツエルト、シェルター、タープ等の設営方法や、ガスストーブ、アルコールストーブなどの使い方、またパッキングのコツなどを覚えマウンテンスキルを磨こう!2 日目は、PEANUT CUP(ミニレース)を開催!
スタディ:ファストパッキング実践

5 回目:9 月(日程未定)「烏場山・花嫁街道コース ★★」
地形や植生、また山と海の距離感など、房総丘陵の魅力が全部詰まった、トレイル率も高く、終始気持ちよく走れるコース。
スタディ:コースメイキング

6 回目:10 月(日程未定)「養老渓谷 B コース(詳細未定) ★★」
スタディ:100 マイル、海外レースの世界(桑原)

7 回目:11 月(日程未定)「コース未定 ★★」
スタディ:ウルトラライトハイキング入門(大越)

8 回目:12 月(日程未定)「旅館ラン(詳細未定) ★★★★」
100 キロや 100 マイルを続けて走ることや、荷物を担いで山から山へ縦走することだけがトレイルランニングではありません。時には旅館をベースキャンプにして、ランニングを楽しもう!夜は綺麗な布団でぐっすり寝て二日目に備える!もちろん、体を動かした後の美味しい料理やお酒は格別です!
スタディ:上映会、トークライブなど

※コースやスタディの内容は変更になる可能性があります。

いかがでしょうか?今までは単発開催の中にその回独自のテーマを持たせていたPEANUTS RUNでしたが、年間を通してスケジュールを組むことでそれぞれのテーマを明確にすることができました。また、新シーズンからは”スタディ”と題してちょっとした座学を毎回開催します。そんなこんなを踏まえてこのスケジュールを眺めて見ると、僕らがPEANUTS RUNを通して伝えたい世界がなんとなくわかってもらえるかもしれません。

でも、難しく考えないでくださいね。実は一つ一つの回はこれまでのPEANUTS RUNで開催している内容だったりもしますし、参加の仕方はとにかく自由!美味しいところだけのつまみ食いももちろん大歓迎ですから!

初心者の方だったら、★が一つや二つのものだけ選んで参加するのもいいでしょうし、多少経験のある方が、野宿やウルトラライトハイクなど、新たな経験を求めて参加するのも良し。全部参加して見えてくることもあれば、単発で参加しても楽しい、そんな感じで10人いたら10通りの楽しみ方があるPEANUTS RUNが僕らの理想です。

とにかく、毎回僕やコッシー、途中からスタッフとして加わった藤田がPEANUTS RUNで心がけていることは一つ。参加者が走り終わって家に帰って1日を振り返った時に、「今日は1日本当に楽しかったな」と感じられるようなイベントであることです。景色が綺麗だった、下りが気持ちよく走れた、山のことやギアの知識が深まった、ローカル線が素敵だった、新しい仲間できた、とにかくよく笑った、なんでもいい、何か持って帰ってもらえればそれだけで満足です。

そんな感じで、新しくなったんだか、なってないんだかよくわからないPEANUTS RUN 2017(笑)。第1回目は5/13に養老渓谷を舞台に開催します。これは記念すべき第1回のPEANUTS RUNと同じ内容で、主催者である僕やコッシーもすごい楽しかった思い出のコースです(最初に載せた足湯の写真の時です)。難易度は★一つ。初心者の方を中心に、このPEANUTS RUNに何かを感じた方のご参加、お待ちしています!(募集は4/21金開始です)

2回目以降も、先ほど紹介したスケジュールで開催しますので、興味があるテーマを見つけた方は、今のうちから予定を開けていてくださいね!(イベントの参加募集は各回の1ヶ月前を目安に行います。)

TEXT:桑原慶