オショー的ハセツネのオススメ
皆様、こんにちは。
オショーです。
さぁ、ハセツネまで残り2週間ほど!
私は例年以上に楽しみで仕方ありませんが、出場される皆様も盛り上がってきておりますでしょうか?
今回は、ハセツネを楽しむためのオショーの私的オススメをシェアさせて頂こうと思います!
尚、ハセツネの基本情報は一切語らず本題に突入しますこと、ご容赦ください!
さぁ、いってみましょー!
①最後の金比羅尾根は走り切りたい!
ハセツネのラスト、日の出山から武蔵五日市へと戻る“金比羅尾根”。
ハセツネを気持ちよく終えるためには、この約10㎞を「きちんと走り切ること」がポイントだと思います!終わり良ければ総て良し!
金比羅尾根はほぼ下りのみの走りやすいトレイルですが、脚が売り切れてしまっていると地獄の行脚になってしまいます。。。しかも、トボトボ歩いていると、その横を他のランナーが颯爽と通り過ぎていくのを目にすることになり(しかも何人も)心理的にとても辛い。
したがって、ハセツネを楽しむための優先指針として先ずオススメしたいのは以下です。
日の出山に差し掛かった時点で、残り10kmをきちんと走り切れる脚が残っているようなペース配分を!
②2CP・月夜見以降はご褒美コース!
コースを見れば明らかなのですが、意外に忘れられがちなのが2CP・月夜見以降のコースの特徴かと思います。
御覧の通り、2CP以降は下り基調のご褒美コースなのです。
更に、2CP以降はコース上にルール上補給が認められた水場(綾広の滝など)があります(当日枯れていたらゴメンナサイ!)。
だから、スタート~2CPまでの様に残りの水分量を気にする緊張感からも少し解放されます。
そう!2CPに辿り着けさえすれば後はトレイルランニング自体を楽しみながら武蔵五日市まで戻るだけ!
スタート~2CPまでは、暑いし水は心配だし段々暗くなってくるし…と、心理的に“我慢”の展開が続くと思います。
そういった局面でゴールまでの残距離を考えると心が折れそうになるかもしれません。
そんな時は…
「2CPまで辿り着ければ何とかなる!あと10数キロ!」と思い直して、もうワンプッシュ頑張って欲しい!
これが2つ目のオススメです!
③「3:3:4の法則」は戦略を練るためにとても有益なツール!
ハセツネのCP通過目標タイムを算出するときの目安としてよく聞くのが「3:3:4の法則」だと思われます。
この法則は、コース全体を”スタート〜1CP浅間峠”、“1CP〜2CP月夜見”、“2CP〜ゴール”の三分割にした時に各区間タイムの比率が大体3:3:4になるよ、というものだと理解しています。
個人的に「実測値と大きな乖離がない比率かな」という体感は持っていましたが、この体感が正しいのか、これまでの私のハセツネのリゾルトを材料に検証してみたのが以下の表です。
どういう感想を持たれましたでしょうか?
個人的には「あれ?意外に乖離があるな」という印象を持ちました。
あと気になったのは、実測値が算出値より速い場合(値が(-)になっている黄色のマス)の位置です(偏りがあるのは当たり前なのですが)。
これが実際のレース展開をかなり如実に表している。
例えば、サブ10を目指していた2017年は1CPまでやや突っ込んだ入り方をしました。その反動なのか、1CP~2CPの三頭山への登りでかなり苦しんだのです。
表を見ても1CPまでの貯金を2CPまでの間に殆ど食い潰していることが分かります。
逆に2018年はとても暑い気候であったため、当初の予定(2:40)よりもかなり抑えて入りました。1CP通過時に時計を見ると”2:57”。この時点では目標タイムのサブ9.5は厳しいだろうなと思ったのですが、1CP~2CPは矢鱈と身体の調子がよく三頭山山頂までもあっという間。
表のタイムにもその調子良さが明確に表れています。その後、2CP以降も終始気持ち良く走り切れて、終わってみれば目標のサブ9.5を達成でき、自分史上最高の走りができたレースとなったのでした。
レース展開自体は当然記憶には残っていましたが、こうやって表の数値と照らし合わせてみることでより明確に脳内で再現ができる気がします。
そして、今回この作業を通して今年取るべき戦略が見えてくる学びがありました。
と、いうことで最後のオススメ
「3:3:4の法則」はCP通過目標タイムの算出だけでなく、過去の成績を振り返るときのツールとしても使える有益な法則!
いかがだったでしょうか?
ハセツネに参加される皆さん、あと少し怪我の無きよう!
また会いましょう!ちす!
O-show The Ripper