「火口に落ちたらサヨウナラ」は少し大げさだけれども、火口を巡るコースがある以上は落ちたら真剣にアウトなんです。アジア随一のハードなトレイルランニング大会「BTS Ultra」。砂まみれの理由(笑)を含めて報告会します!
今月始め、私ことスースーがRBRGアカウントのInstagramにアップした1枚の写真がちょっと反響を呼びました。砂まみれで薄汚れて抱き合い、なんでか知らんが泣いてる、と。インドネシアのとあるレースのゴール写真なんですが、向こうのインターネットメディアの人が撮影してくれました。汚れが良くわかるほどクオリティが高くて(笑)
「何があったの?」ってよく聞かれました。
みなさんに疑問と関心を持っていただけたようなので、報告会を開催することにいたしました。
いいおじさんが泣くくらいには辛くて…でも辛いだけじゃない、インドネシアという日本にはない土地、独自の地形、特殊な気候、それぞれがあいまって特別な経験をすることができました。
インドネシアと聞くと「バリ島」のイメージが強いことでしょう。実際に現地で伺っても、観光の中心であって海外渡航者が一番多いところです。世界で4番目の人口を抱え、国土はアジアでは中国とインドに続く広さを誇り、国を構成す島の数は10,000超えで世界一です。
調べてみると結構すごいですね。
アジアで3番目の広さがあれば自然のスケールも大きく懐の深さがある。島国だけに海は事欠きません。他方の山も火山の噴火が度々ニュースとなって伝わるほど、活火山が多いダイナミックな土地のようです。
さてひるがえって、とあるレースというのが「BTS Ulta」と言います。
BTSはBromo(ブロモ山)Tengger(テンガーカルデラ) , Semeru(スメル山)という3つの地形の頭文字です。レースの名前はその3つを主としたBromo Tengger Semeru National Park(BTS国立公園)が開催地で、30km、70km、100km、そして最長170kmのUltraクラスが用意されていることを示しています。
今年はたくさんの日本人も各クラスで参加されていました。フィールズ オン アースさん主催のツアーで参加された方も多かったようです。ツアーコンダクターの久保さんがレース序盤のエイドでこんなことを言ってました。(ちなみにご本人は30kmの部で優勝!)
「BTSは世界でも上のほう、アジアではトップの難易度の大会ですよね」
え、そうなんですか?事前準備しないタイプなんですけど?
ここから後にその言葉の意味を知ることになります。
終わってみて振り返ると一人では完走できなかった。今回、僕は珍しくサポートがいて2人組のパックで走りました。前年に完走し、今回も正規に出走してスタートからゴールまで全編でアシストしてくれた安藤さんには多大な感謝です。
そしてお店のチーム「岩本町トレイルランニングクラブ」より出走した塚田さん。走力が近いこともあり、レース中に何度もすれ違い、言葉を交わしながら何度もパワーをもらいました。
今回はその塚田さんをスピーカーとして迎え、スースーの二人の掛け合い形式で開催したいと思います。
塚田さんも僕もBTS Ultraの直前は信越五岳の100マイルを完走されています。正直、二人とも表彰されるエリートランナーではなく、ボリュームゾーンの人だと思っています。それだけに一番多くの人と同じ目線で語れるのではと思います。
さてアジア随一のハード100マイル「BTS Ultra」報告会、年末のお忙しい中ですがぜひご参加お待ちしております!
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『「火口に落ちたらサヨウナラ」Mt.Bromo BTS Ultra 100miles in インドネシア報告会』
日 時:2018/12/7(金) 20:00〜21:30
会 場:Run boys! Run girls!店舗 (東京東神田)
スピーカー:塚田歩(岩本町TRC)/ 鷹巣真也(RBRG)
定 員:30名(事前予約制)
費 用:1,000円(1ドリンク付き)
お申込:https://goo.gl/forms/6gv1Zfa734Jlmndj1