【私家版】“withコロナ時代”におけるトレーニング指針
前回のブログ執筆時とは状況がまた大きく変わってしまった。
「出場を予定している」と無邪気に書いた「5月末の勝負レース」も当然のように中止となり、前回紹介したトレーニング計画も組み直し済である。
今回のブログは「この状況下で私・オショーがどういう指針に則ってトレーニングをしていこうとしているか?」の共有である。
読者の皆様の中には“トレーニングどころではない…”という方もいるだろう。正直に言えば「こういうブログを書くこと自体がそういう方々への配慮に欠けた振る舞いになるのかもしれない」とも思った。
だが、そういう懸念を感じながら(まるでコロナなんて存在しないかの様な記事を書くことだってできるのにも関わらず)、敢えて書いた理由(言い訳)を聞いて欲しい。
今、僕らにできることは、自分以外の他の誰かに期待し過ぎず、自分自身の力で「適応する」ことしかないのではないか?と思うのだ。
そして、どうせ適応することになるのなら、誰よりも早く、誰よりも前のめり気味に(a.k.a. ASAP適応)。
では、この未だ経験のない、多くの不確実性を伴う“withコロナ時代”にASAP適応するために、僕らはどう振る舞っていくべきか?
この難しい問いを考える上で、先ず自分にとって身近なランニングのトレーニングを一つの契機にしてみるっていうのはどうだろう?と思ったのだ。
何故なら僕らが夢中になっている「ランニング」は、自らが望む限り、他者の関与無しに自己完結できるアクティビティであるからだ(他者が関与する余地があるものはどうしても不確実性が高まってしまう)。
そして、自分の拙い経験に基づけば、ランニングのトレーニングを通して日々感じていることや経験したことが、全く別の何か(仕事や別の趣味など)に適応できたこと/流用できたことがとても多くある(そういう経験をしたランナーは意外に多くいるのではないだろうか?)。
だから、今回のブログでは、RBRGアスリートとして当然の様に「ランニングのトレーニング」を主題として扱っているが、もしかしたらその他の全く別のことにも流用できる読み方ができるかもしれない(今回のブログだけに限ったことではないのだけど)。
※勿論「何を読み取るか?」は読者の皆様に開かれている(=読者のテキストの読み方を著者は殆どコントロールできない)。
と、まぁ、今回のブログを書いた“著者としての心持ち”をツラツラと記した訳だが、ちょっと風呂敷を大きく広げ過ぎたかもしれない…。そして、当初の意気込みに相当するアウトプットになったのか、正直なところあまり自信はない。なので、先ずは“気軽に”読んでもらえたら嬉しいです(責任回避っ\⍩⃝/)。

さて、長い前置きはこの辺りで終えて本題に👉🏽
タイトルにも書いたとおり、以下の内容はあくまで私・オショーの「私家版」である点はご認識下さい。だから、他の誰かに考えを強制する意図は全くないですし、自分とは違う考え方が多々あることは承知しています(寧ろ、ソレが健全)。
皆様なりの「私家版・トレーニング指針」作成の参考に少しでも役立つのならとても嬉しいです。
※ダラダラ長ったらしく書いた前置きの汚名を晴らすために、少しでも伝わり易い様に今回はインフォグラフィック風(結果、文字多めになったので“風”ですw)にしてみました。
優先順位に関して

先ず、他人にうつさないために、トレーニングをする際は政府や地方自治体の方針の範囲をきちんと守る(ただ、自分の場合、普段から「早朝」の「近所」での「ソロ練」ばかりなので平時とほぼ変わらないのだけどw)。
一方で、うつらないための行動指針は「身体の免疫力を高く保つこと」である。そのためのリカバリーマネージメントは平時でも大事な部分ではあるけど、withコロナ時代においてその重要度は跳ね上がる。
具体的に自分が意識しているのは、
・睡眠(7時間睡眠死守ルール➡︎8〜10時間に増やす)
・栄養(PFCバランスを意識してきて。食物繊維多めに。最近野菜高かったりするけど…)
・身体の疲労の評価(違和感を感じたら平時より早く切り上げ&レスト!)
などである。
目標設定に関して
平時と同じ様な目標設定(上期と下期にそれぞれ勝負レースを設ける、という様な)は早々に諦めてしまっている。
では、具体的な目標レースを立てずして、どうトレーニングを組み立てるか?の指針が以下である。

具体例な運用を、毎度の通り“サブ3”を題材として説明してみよう。


それでも2〜3ヶ月はかかる印象
勿論、免疫力を落とさずに“巧く”スピードトレーニングを実施することは可能だが、自分としては当面は優先順位を下げて運用する。

例えば、2日連続で1.5時間走ったとすると、その次の日(3日目)の走り出し時点の身体の状態は既に1.5〜2時間走った後に相当するから、そこに1時間走を上乗せすれば3時間走った身体の状態を疑似体験できる、という考え方である(かなりザックリと割り切った説明にしています)。

さて「“適正なフォーム”とは何か?」というのは論点になりがちだが、個人的な考えでは、各人によって適切なフォームは違うと考える。
なお、自分は「身体への疲労がより少なく、かつ、地面からの反力のうち前進方向に寄与するベクトルがより大きいフォーム」を自分にとっての“適正なフォーム”としてイメージしている(で、最近は“適正なフォーム”を目指して以下の様な試みを継続している訳です)。
最後に
ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございます。大変な時期ではありますが、巧く適応しながら乗り切っていきましょう!そして、今得ている/これから得ていく“学び”を活かして、来年ぶちかまそうッ!

オショー
ランニングやトレーニングに限らず質問や相談などを「コール」ください(TwitterやInstagramのメッセなどをご活用の上)。
時間がかかるかもだけどきちんと「レスポンス」します。