出張版トモズセオリー#16: あなたの閾値はどこですか?
ランニングには様々なペースがあります。
例えば、ジョグ、リカバリージョグ、テンポ走、ステディステートラン、クルーズインターバル、インターバルレペティション。
皆さんはこれらのペースをどうやって決めていますか?
僕自身、または僕が行っているコーチングでは「閾値=乳酸性作業閾値(LT)」という値を基準値に上記にあるような様々な「ペース」を決めています。

ランニングの強度を上げていくと、閾値を境に血中乳酸濃度が急激に上昇します。運動強度を高めていくと乳酸が血液中に蓄積されていきます。 比較的低い運動強度であれば、血中の乳酸濃度が一定ですが、ある強度を境に急激に乳酸の濃度が上昇します(図のようなイメージ)。この時の運動強度を閾値(LT)と呼んでいます。
普段トレーニング履歴を管理しているTP(Training Peaks)でも、この閾値を基準にトレーニングメニューの強度や、トレーニング後のTSS(Training Stress Score)の結果をもとにCTL(フィットネスレベル)やATL(疲労具合)やTSB(調子)が計算されるので、この閾値が間違っていると全てのペースやデータがあてにならないデータになってしまいます。
ではどうやって閾値って測るの?
閾値はなるべくイーブンペースで1時間ランニングをしてオールアウトしたときのペースやパワーになります。ただ閾値を最新に保つために毎月1時間でオールアウトする練習もきついですよね!
ここでいくつか閾値を基準に出来る方法を下記に紹介します。
- 1時間オールアウト
- 方法:1時間オールアウトしたときの平均ペース)
- 20分平均ペース
- 方法:20分間ウォームアップ→全力30分間走(のうちラスト20分の平均ペース)
- 5000m走→McMillanの計算式
- 方法:5000mのタイムアタックをします。その後、McMillanのウェブサイトのMcMillanCalculator(https://www.mcmillanrunning.com/)にタイムを入力してvLT(閾値)を割り出します)
- 5K/10Kレースの平均ペース
- 方法:各レースの平均ペースが閾値となります)
僕は最低でも2ヶ月に1回は閾値をアップデートして自分の閾値を把握することをお勧めしています。
次のブログでは、この閾値を基準に様々なランニングペースの割り出し方を説明します。
Now, go out and run!!
トモ