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2019年4月25日

テイシュ

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100マイル完走10の心得

いよいよUTMF前日ですね。

出走される方、心の準備は出来ていますか?初めて100マイルに挑戦する方は未知の距離感、時間になるのでとても不安だと思います。

自分も去年のUTMFが初100マイルでした。不安を打ち消す為にトレーニングを積みましたが後半走れなくなってしまい失速して悔しい思いをしました。

走力・脚力が足りなかったのもありますが、レースマネージメント、経験もまだまだ未熟でした。まだ100マイル2本完走と経験は浅いですが、初めて100マイルを走るランナーの方に参考になればと思い去年のUTMF後に感じた事を10の心得としてまとめてみました。

 

1.自分のペースで走る

「ライバルが先行した」「順位が何位だ」「計画した時間から遅れている」なんていうことは気にしないでマイペースで一定の強度で走る

2.補給計画はしっかりと

1時間に必要なカロリーをジェル・固形物などで必ず定期的に摂取する。摂取することをサボると後半にツケが回ってくる。水分・電解質も一緒に摂取する。

3.トラブルは冷静にかつ早めに対処

ロングレースにトラブルは付き物、気になったらすぐに対処。ドロップバッグに着替え、靴下、シューズなどは入れておこう。股擦れやザックの擦れる箇所、足指にワセリンを塗り込む。

4.動き続ける

辛くなっても一歩一歩進めば必ずゴールはやってくる
諦めない!

5.登りは歩く、下りは慎重に

なるべく筋肉を温存する、特にダウンヒルは要注意。脚は最後の20kmまでとっておくイメージ

6.ライトは明るく

自分はヘッデン+腰。光量が足りないと眠くなるし下りも怖いので明るいに超したことは無い

7.ポジティブメンタル

ロングレースでは必ず気持ちが落ち込む時間がある。この時間をどう上手く乗り切るかもロングレースの醍醐味。何かのきっかけで復活するので復活グッズをザックに忍ばせておこう。周りのランナーを鼓舞するのも良い

復活グッズ ジップロックに娘からのメッセージ

8.エイドステーション

ピットイン前に何をするかを決めておく。テキパキとやることやってアウトする。

9.コースを覚える

レース中にどう走るかイメージトレーニングをしておく。テーパリング中の空いた時間はマップを見る。

10.絶対完走する強い気持ち

ロングレースは感情の浮き沈みがやってきます。沈んでくると何でこんな事やってるんだろう、辞めちゃおうかななんていう感情が出てくるので自分が何でこのレースにエントリーして走るのか目的を明確にしておく方が良い。辛いと思えば身体は動かなくなるし、楽しいと思えば身体はリラックスして動く。せっかくなので楽しんじゃいましょう!沈みから復活した時に身体は動きだすのですがここで気持ち良くなって飛ばさないように!

 

エントリーしてからあっという間本番を迎えてしまいますがこれまで積み上げてきた練習に自信を持ってスタートしましょう。そして結果がどうあれ笑顔でストロングフィニッシュ!それでは会場でお会いしましょう!皆さん楽しんで!

ウルフ

PROFILE

テイシュ | Teishu Kohata

木幡帝珠 a.k.a. ウルフ、RBRGアスリート/ランボーズ・コーチ・1979年生まれ・神奈川県在住・ミドルレンジから100マイルまで様々なレースに参戦中/後半追い込み型/趣味はカレー、サウナ/ウルフ道場師範
2018:OSJKOUMI100優勝
2019:Taiwania UltraTrail3位、UTMF10位、UTMB31時間完走
2020:奄美ハナハナウルトララン優勝

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