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2020年8月20日

オショー オショー

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バージョンアップしていくランニングとの関係性

ランニングへの複層的な想い

「何で走ってるの?」

  「何になりたいの?」

ランナー各位の中には、家族や友人や職場の同僚などから投げ掛けられるこの種の質問に辟易している方が一定数いるのではないかと思う。

自分も毎度問われる度に答えに窮していたのだが、それは「簡単に・分かりやすくは回答できないから」というのが理由な気がする。

要は、「僕は『健康になりたい』から走っています!走ることでもっと『健康になりたい』です!」というような単一の理由では表現し切れない、もっと複層的な思い(想い)をランニングに対して持ってしまっているのだ。

一方で質問者は、こちらのそんな内面の想い・思いを丁寧に吐露してもらうことを期待している訳ではない。

ハッキリ言ってしまえば、冒頭の台詞は実は質問として発せられたものですらなく、「よくそんなに走れるねぇ(笑)」という嘲笑混じりの感嘆の表明に過ぎないのかもしれない(斜に構え過ぎですか?w)。

こちらも質問者のそういう気持ちを察しているから、自分の持つ複層的な内面の気持ちを細かく説明する必要性までは感じられず(説明しても多分煙たがられる)、

一方で、当たり障りのない簡単な回答で済ませればいいことは分かりつつ、現実に存在するランニングへの強い想いとの間で巧く折り合いをつけることがどうしてもできなくて(そういう面倒くさい性格は何とかしたいのだが…)、逡巡した挙句に

「うーん。何でですかねー。よく聞かれるんすけど、一言で答えるの難しいんすよねー(苦笑)」

と、何とも言えない答えを口にするのが常であった(そして、コミュニケーションが続かない)。

フィジカルの壁 by Kei Kuwabara

この件に関連した話題としては、以前に桑原さんが「フィジカルの壁」と言う観点でTwitter上で考察されていて、とても面白いなと思ったので以下ツイートに続くスレッドを是非読んでみて欲しい。

桑原さんの考察の通り、「フィジカルの壁」のようなものは確かに存在しているのかもな、と改めて実感した自分の最近の経験も紹介しよう。

これまで殆ど運動経験の無かった母親(64歳)が、昨年からサーキットトレーニングのジムに通い始めたのだが、それ以降、何かと息子(僕です)のランニングの取り組みへのシンパシーを表明してくるのである。以前は会う度に冒頭の質問を浴びせてくる常習犯だったのに!!!!笑

「習慣」と化したランニング

さて、毎度の通り前置きが長くなってしまったが、今回この話を取り上げたのは、先月末にふと冒頭の問いに対する、シンプルでしかも自分的に腹落ちできる回答に思い至ったからだ。

要は「走るのが『習慣』になってしまった」という回答である。もっと丁寧に語るならば、こうだ。

「走り出した時は確かに理由や目的があったのだけれど、いつの間にか自分の中で走ることが生活の中の一つの『習慣』となってしまった。だから今は、走るための明確な理由や目的というのは不要なのかもしれない。」

(こう答えても結局コミュニケーションは続かないかもしれないけど、自分の中のオサマリは格段に良い!)

そう、走り出した当初は多分違ったのだ。それは6月のブログにも書いた通り、自分にとってのランニングへの初期衝動は達成感と自己承認欲求だった訳で。

それらは確かに“今も継続して持っている目的や理由の一つ”ではあるけれど、今の自分にとってのランニングは既に“それだけ”で済ませられるものではなくなっているのだろう(このブログを書きながらその思いが強くなっていることを感じている)。

自分のツイートの中で、「Run3.0」というワードを取り上げたが、これは金森さんの以下のツイートを意識している。

金森さんの設定した各フェーズの定義と自分のイメージが必ずしも重なる訳ではないのだが、自分が面白いな、と思ったのは、“run”に続くversionが順々に変化していくこと。即ち、ランニングと自分の付き合いというのは経時で少しずつ変化していくものである、という捉え方だ。

そして上でも述べた通り、versionが上がっていくに連れて明確な理由や目的は消失していく方向(より複層的になり単一の理由や目的ではなくなっていく方向)なのに、行動の強度はより強くなっていくのだ(理由や目的が無くても行動できる行動が一番強度が高い。寧ろ、そういう行動を「習慣」と呼ぶのか…)。

このランニングとの付き合い方の変化に関しては、
当の金森さんも参加しているポッドキャスト「Peanut Butter Noodles」の第14回「RUN5.0」でも取り上げられている。

今回のブログの要点は巧く一言ではまとめられないのだけど、「時間軸に沿って変化していく自分とランニングとの関係性を俯瞰して見ること」は、この素晴らしき趣味と長く付き合っていくための一つのアプローチ方法だったりするかもしれない、という辺りの共有だろうか。

photo:inoue_houchimin

最後に

勘の良い方はお気づきだとは思うが、今回のブログがややPeanut Butter Noodles色が強めであるのは偶然では無い(私はあざとい人間ですので)。

有難いことに先月末にゲストで呼んで頂き、好き勝手にお話ししてお三方のvibesをかき乱してきました「切り裂き和尚 with whole noodles」が前後編の2回に分けて配信されておりますので、ご拝聴頂けますと幸いです\⍩⃝/

オショー

PROFILE

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オショー | O-show the ripper

切り裂き和尚 a.k.a. O-show the ripper|Father, Bookworm, and Elevation Junkie.|Gコ山TRC所属。
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Great Cossy Mountain >>> http://gcm.thebase.in/
STRAVA >>> https://www.strava.com/athletes/1513063

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