UTMF/KAIに参加される皆さん、いよいよ開催が明後日に迫ってきましたね!
Run boys! Run girls! は毎年UTMFのエイドボランティアをしていますが、今年は95.7km地点「U5 富士急ハイランド」エイドで皆さんの到着をお待ちしております。
さて、レース直前での連絡で大変恐縮ですが、UTMFカテゴリ出走の選手の方へお伝えしておきたいことがあります。それはエイドでの仮眠についてです。
まず、ご覧のように富士急エイドは「仮眠施設あり」のエイドとなっております。
ただし、今年はコロナウイルス感染予防対策のため、富士急エイドの仮眠スペースには以下の制限が設けられています。
・仮眠テントは一張6名まで
・仮眠は一人1時間まで
でですね、仮眠テントが富士急には8張しかありません。ということは、6×8で48名分しか仮眠を受け入れることができません(男性36名 女性12名)。
また、毛布や暖房等の設備は無くテントが用意されているのみです。ですので、ご自身でエマージェンシーシート/ビビィやダウンジャケットなどで保温をしていただく必要があります。
以下は、当日富士急エイドをみなさんが通過するときの天候と気温です。ボリュームゾーンの時間帯は気温が10℃と肌寒いのでお気をつけくださいね。
なお他エイドの仮眠施設は、富士急ハイランド手前の「U4 富士河口湖町精進湖」エイドの仮眠施設が体育館で大人数収容できます。序盤での仮眠を考えられている方はここを利用するのが良いかと思います。ただし、こちらも感性症対策で仮眠スペースを例年より減らしていて、男性76名 女性25名の収容人数とのことです。
また、富士急ハイランド以降ですと、「U7 山中湖きらら」と 「U9 富士吉田」に仮眠施設がありますが、こちらの2エイドも富士急ハイランドと同じテントでの仮眠施設です。
収容人数は
U7 山中湖きらら:男性54名 女性24名
U9 富士吉田:男性60名 女性24名
と聞いております。いずれのエイドも仮眠スペースの利用時間は富士急と同じ1時間です。
※各エイドの収容人数は現時点での予定数です。運営状況により全体の人数や男女比が変わる恐れもありますので、あくまで参考ということでご理解下さい。
きららに関しては富士急より収容人数が多いとはいえ、後半のクライマックスである杓子山に向かう前の大エイドですし、ボリュームゾーンのランナーの方だと二晩目をむかえてここで仮眠を取りたい方も多いと思います。それに対してのキャパとしては少ないのかなと感じます。
ただし、仮眠スペースエイドで仮眠テントがいっぱいでも、エイド内であればテントがない場所での仮眠も許可はされているとのことでした。ですので、テントがいっぱいだけど仮眠を取りたい方は各仮眠スペースエイドのスタッフに相談して指示に従って下さい。その際(特に後半のエイドでの仮眠は)低体温症にならないように防寒対策をしっかりしてくださいね(特に冷たい地面に直接寝ると、体温を奪われるので注意が必要です)。
※補足※
コース内の仮眠は競技規則によって禁止されており、失格やペナルティの対象となります。
完走に二晩を要するランナーの皆さんには結構厳しい情報をお伝えして心苦しいのですが、当日仮眠スペースを期待していたけれど入れなかった、という方が心理的ダメージが大きいと思い、直前ではありますがこの記事を書きました。レース中の仮眠を考えていた方は、持参装備やドロップバッグの装備もこうした状況に対応できるように考えてみて下さい(フタを開けてみたら、仮眠スペースのキャパが全然余裕で僕の取越苦労だったらいいなー、と思っています)。
ただし大会側もコロナ禍で運営をするために必要な判断だったと思いますし、エイドスタッフも決してランナーのみなさんがつらい思いをするのを良しとは思っていません。できる限りのサポートをしますので、是非最後まで諦めず完走を勝ち取って下さい。
みなさんのご健闘を祈ります!
本記事については出走ランナーの皆さんに少しでもお役に立てるように、UTMF事務局にも確認を取りつつ作成しましたが、現在ここに書いてあることが我々の知るすべての情報になります。Run boys! Run girls! では本件に関するお問い合わせを受け付けていませんので、その旨ご理解の程よろしくおねがいします。