vol.16 UTMFの裏で…六甲をぐるぐる【シェール100】
先日、UTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)が3年ぶりに開催されました。世間の注目がUTMF一色で大きな盛り上がりを見せている中、私は関西で草100マイルを走ってきました。
場所は神戸の六甲山近辺。新神戸駅を起点に、摩耶山・菊水山・鍋蓋山の六甲山系の三山を繋ぐ1周32kmを5周走る100マイルイベント『シェール100』です。
当初はUTMFの応援に行こうと思い休みを取っていましたが、RDからのお誘いと私の好きな周回の100マイルという事にビビビビッ!ときて出走させてもらう事にしました。
レース前日
一人神戸観光をした後、お昼は神戸のソウルフード的ラーメン「もっこす本店」でラーメンローディング
夕方は一人ホテルに戻り仮眠を取り、仮眠から目覚めた後前夜祭に参加。
レース当日
スタートの朝7時半を前に、新神戸駅に集まる参加者の皆さん
さて、ここで今回の草レース『シェール100』の概要を。
前途の通り、1周32kmの周回コースを5周で100マイル。
序盤の6kmで800mアップの登りから始まり、その後は湖畔沿いの気持ちいいルートあり林道あり、岩場の急くだりあり200m直登のバーティカルあり。
32kmの中にトレイルの面白いところがギュッと濃縮されたルート。
試走を兼ねて1周目は参加者全員でぐるりと。
1周走って「これを5周か…」と正直怯みました。
その後、睡魔や疲労、土砂降りに襲われながらもなんとか5周コンプリート!
新幹線発車の1時間前にゴールしたので、100マイル完走の余韻もそこそこに新幹線に乗り込みました。
今回わたしにとって4度目の100マイル完走となりました。100マイルって普通に考えて距離は長いしキツい。今回のシェール100に関しては公式レースではないので記録が付くわけでもない。
途中から雨も降り出し眠いし足も終わっていたけどそれでも前に進み続けられたのは、RDのシェール100に対する愛情と、私に「完走してほしい」という気持ちを感じまた私が辛い状況を楽しんでいた事に他ならないからでした。
辛い時間帯のペーサーを買って出てくださり、牛歩でも前へ進めばゴールできると自分に言い聞かせながらの100マイルでした。
【今回の発見】
- 草レースでも100マイル走ると疲れる。
- 100マイル走る前は寝不足ダメ。沢山寝ておく。
- 周回コースは自分の調子の浮き沈みがわかるので、色々分析できて楽しい。
- ・足が売り切れていてもメンタルで前に進める。
とっても楽しい100マイルの旅をありがとうございました♡
トモミ