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2023年7月14日

マツイ

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ステップアップしたいビギナーランナーにおすすめ。「志賀高原100」のショートコース40㎞

先日、志賀高原で開催された「志賀高原100」の40kmの部に出場しました。

この数年、大会と言えばスタッフかサポートのどちらかだったので、

「マツイさんは走らない人」

という印象がだいぶ強くなったようで、もう走るのやめたんですか?と聞かれることも多くなりました。(まぁ体型のせいもあるとは思うけど・・・)

そんなつもりはないのですが、確かに「過去の経験」だけでは、見えない部分が多くなったな。と感じ、この度「志賀高原100」に出場することにしました。

とはいっても、100kmの部門ではなく、ショートの40kmの部門へ。

志賀高原マウンテントレイルから志賀高原100へ

この「志賀高原100」は昨年まで「志賀高原マウンテントレイル」という大会で、40kmと18㎞のショートレースでした。

今年から新たに100kmコースが新設され、名前も「志賀高原100」へ変更。
18㎞のコースは無くなり、100kmと40kmの2コースとなりました。

通常、第1回レースは「大丈夫かな?」と二の足を踏む方が多いのですが、志賀高原マウントトレイルの実績や、主催しているネイチャーシーンへの安心感、スタッフをしてくれているKTFのチームワークなどなど、これまでの信頼と実績があり、両コース合わせて約1000名のランナーが集まっていました。

走り易いコース設定、ビギナー・ロングレースデビューの方にオススメ??

さて、HPにはこんな事が掲載されています。

  • 走り易いコース設定、ビギナー・ロングレースデビューの方にオススメ!!
  • 志賀高原は標高が高くスタート地点で1650m、最高地点で約2200mとなり、夏でも非常に涼しい山岳エリアです。

(参照:志賀高原100HPhttp://www.nature-scene.net/shiga100/concept/

はたして本当に、ビギナー向けなのでしょうか?
ちなみに、コースマップと高低図はこんな感じ。

赤い線が40km、青い線が100km
http://www.nature-scene.net/shiga100/coursemap/

志賀高原のスキー場がメインなのかな?と思っていたら大間違い。
確かにスキー場の登り下りはありますが、あくまでもコースの一部で、実際は
「山岳エリア」「スキー場エリア」「自然歩道エリア」とバリエーション豊富でした。100kmのコースはこの3つのエリア以外に「林道エリア」があり、この林道がとてつもなく長く、大変だったと皆さんおっしゃってました。

40kmのコースは、前半にやってくる「ノッキリ」と、中盤の「焼額山」が大きな登りと下りで、あとは緩やかなアップダウンが繰り返されるコース。

距離40kmで累積標高は1700m。
途中の関門は1つだけで、24㎞先の奥志賀エイドまで6時間半。
ゴール制限時間は10時間。

コースや累積標高は決してビギナー向けではないのですが、制限時間が長くなっているのがポイント。

大変なコースだけれど、頑張って動き続ければゴールできるよ!という時間設定になっているんです。

また「ノッキリ」「焼額山」へのアップも、確かに大変だけど我慢できない程の斜度と距離ではなく、ストックポールの使用も可能なので、上り下りが苦手な方も安心です。

そしてそして、エイドスタッフがとにかく暖かい!!

励ましてくれるし、褒めてくれるし、食べ物も飲物も充実。
この日は雨でしたが、とても熱かったので、コーラ飲み放題は嬉しかったです。
100kmの選手も通過するエイドなので、どのエイドも食べ物の豊富さには驚き。
奥志賀エイド手前で大転倒した私は、泥だらけの身体をシャワーで癒していただきました。

高標高地を走る辛さと下りの斜度

アップダウンは何とか克服できても、標高の高い場所で動き続けるのは、やっぱり苦しかった・・・。

スタート会場の標高は1600m。
「ノッキリ」は約2100m。

ちょっと体を動かすだけで息が切れてくるような場所で走るんですから、苦しいに決まってます。

思ったより走れない、体が思い、息が切れる、なんじゃこりゃ。

そんな思いで前半パートは進んでいきました。

また、登りの大変さは覚悟しているのですが、下りの斜度がキツイ。
スキー場はスキーをするための斜度なので、走ることなど一切想定していない斜度になっていて、ストックポールでタイミングやバランスをとりながら降りました。

スキー場は滑るところであって、走るところではないのよね。と何度も噛みしめました。

ポイントは上信越自然歩道

40kmのポイントはなんと言っても、最後にやってくる「上信越自然歩道」です。

ここ、上の高低図を見ていただくと分かる通り、ずーっと登りなんです。
スタート前から、この箇所がとにかく憂鬱でした。最後の最後が登りって、、、と高低図を見た時ゲンナリしましたが、ここは100kmの選手とすれ違い区間になっているんです。

シングルトラックでのすれ違いになるので、お互い譲り合って進んでいきます。
ここでは、トップ選手以外の、ほぼすべての選手とすれ違う事ができ、
知り合いとのすれ違い時には、握手したりハイタッチしたり、お互いの健闘をたたえ合いました。

これが、本当に元気になるし、うれしいし、楽しいんです。
「ナイスランですー」「ガンバですー」ってたわいもない会話ですが、通常のレースだと、別カテゴリーの選手とはスタートとゴールでしか会わないので、コース上で会えるのは珍しく、とっても楽しい経験でした。

どんな装備で出場したの?

せっかく久々にレースに出場するので、普段皆さんに紹介しているアイテムが、本当に日常でもレースでも使えるの?を確認すべく、私の出場スタイルはこんな感じ。

友人達には、出場するつもりないよね?出るなら早く着替えなよ。
と言われましたが、こう見えてちゃんと全て高機能ウェア。
もはや、デイリーとスポーツの垣根なんて無いんです。

キャップ:アンサーフォー / ジェットキャップ
メッシュ部分が多いので、蒸れずに快適。背面アジャスターで簡単に調整可能。
ハリがあるツバはしっかり日差しを避けられるだけでなく、不意に飛び出してくる木の枝が目に入るのを防止してくれる効果もあります。

ザック:アンサーフォー / フォーカスライト
身体にしっかりフィットし揺れずに快適な背負い心地が特徴。
背中の上部分で背負えるので、重さを感じにくいので、長時間背負っていてもストレスが少ないので、フォーカスライト発売時からずっと愛用しています。

首元:チャオラス / スポーツてぬぐい「ガンバフンバくんのスポーツ手ぬぐい」
汗っかきなので、普段「日本てぬぐい」や「ネックチューブ」を使用していましたが、スポーツてぬぐいがとても快適で、今後はスポーツてぬぐいに変えていこうと思いました。
ヨコ糸は綿より吸水・速乾性に優れたストレッチ性を持つ竹繊維(バンブー)レーヨン、タテ糸には従来の綿繊維を使用しているので、日本てぬぐいよりしなやかな印象。また丈が長く、幅が細いので首に巻くのにちょうどいい大きさでした。私は、大阪のランニングショップRUN-WALK Styleさんのガンバフンバくんのスポーツ手ぬぐいを使用。RBRGでは「Mountain Martial Arts」のスポーツてぬぐいを販売中ですので、ぜひ参考にしてみてください。

シャツ:山と道 / ULシャツ
スタート前にレインウェアを着るほどでもない小雨が降っていたので、ULシャツを着用したままスタート。また標高2000mエリアは少し風があり、紫外線も強いので、ウィンドシェルとして活躍しました。
着心地良く、軽く、着用しない時はクシュっと丸めて小さくなるので持ち運びにも便利。ゴール後も着用して体温調節に便利でした。

レインウェア:アンサーフォー / ネオシェルジャケット 02
通気性が高く、蒸れないので、着用時のストレスが本当に少ないレインウェアです。伸縮性が高くしなやかな着心地も好きな点。
これまで、レインウェアを着用していると、暑くて脱いだり、蒸れて中が濡れて気持ちが悪く、着たり脱いだりを繰り返していたのですが、ネオシェルジャケット02に出会ってからは、とにかく通気性が高いので、そのストレスから解放されました。つまり、着っぱなしでも蒸れないから脱ぐ必要がないんです。
今回稜線の上を走る区間もあったので、通気性は高いけれど冷えを感じる事がないネオシェルをチョイスしました。

Tシャツ:アンサーフォー / Tシャツ Run boys! Run girls! Version
速乾性、伸縮性、着心地。
どれをとっても間違い無しなので、迷わずチョイス。このTシャツに関しては、もう説明不要と言ってもいいほど愛用者が多いですよね。
全てボディーやシルエットデザインは変わらないので、あとはお好きなカラーとデザイン(絵)を選ぶのみ。我が家には、なんだかんだで30着近くあるような気がします。

ショートパンツ:ザ ノースフェイス / アロハベントショーツ
カジュアルな見た目ですが、通気性の良さと少しシャリ感がある素材で、汗をかいても肌への張り付きが無く、快適でした。
ポケットは左右とお尻の3つのみですが、どのポケットも深く大きいので、携帯やグローブなど収納できて便利でした。重たい物を入れると揺れが気になるので、補給食は全てザックへ。
お尻のポケットはファスナー付きなので、落としたくない携帯電話を入れていました。

ソックス:フィーチャーズ / エリート ライト クッション ミニ クルー
個人的にクルー丈が好きです。
その中でもフィーチャーズは、ごわつき感なくスルッとした履き心地とカワイイ絵柄で気に入ってます。また、速乾性が高いのもポイント。
今回、雨ときどき曇りのような天候だったので、トレイルはほぼ雨でぐちゃぐちゃでした。なので、靴も靴下もずっと濡れている状態でしたが、不快感は少なく、足のトラブルもゼロでした。

シューズ:メレル / エムティーエル ロング スカイ 2
最近お気に入りのトレイルシューズです。
『Vibram MEGAGRIP』をアウトソールに採用しているので、グリップ力抜群。スリッピーなトレイルだったので、下りで転倒している選手も多いレースでしたが、私は不安感無く足を置くことができ、しっかり走ることができました。(1度転倒したのは、注意力が散漫だったためで、スリップではありません(笑))
また、グリップ力が高いと登りでも余計な力を使わずに済む利点も。
アッパーはメッシュなので蒸れずに快適。泥や水たまりでは逆に濡れてしまうのですが、抜けが良いので、不快には感じませんでした。
また、かなり甲高幅広のワガママ足の私ですが、このシューズは前足部がゆったりとした作りになっており、長い時間履いていても窮屈さを感じません。
木段、砂利道、木の橋、スキー場、登山道、アスファルトなどなど、バリエーション豊かなトレイルが多いコースでしたが、どのサーフェスでも安定感があり、クッション性も申し分ないと思いました。

ストックポール:マウンテン キング / トレイル ブレイズ(マルチカラー)
今回とにかくお世話になったのがこのストックポール。
マルチカラーが好きで愛用しています。私は105cmと110cmの2種類を持っているのですが、110cmの方が4つ折りになるので好きです。
また、身長が165cmなので、105cmの方が良いかな?と思うのですが、下りの際に力になってくれるので、少し長めの110cmを使うことが多いです。登りの時はグリップの少し下を持った利しています。
また、私はアルミ派です。カーボンの方が軽いのはわかっているのですが、使い方が荒いという自覚があるのと、トレランのような不意な動きが多いシーンではアルミの方が剛性が高いので向いていると思います。
(カーボンの方が軽量で強度は高いのですが、強度が高い分、剛性は小さい傾向があります)

時計:カロス / エイペックス2プロ
ずーっとスントを愛用してきましたが、1年程前にカロスへ乗り換え。
エーペックスプロ2は、驚きの軽さとウォッチフェイスがあまり大きくないので使いやすくて便利です。もちろん、電池のモチがとにかく良い。充電した日を忘れてしまうほど。(毎回、充電コードどこいった?って探してます)
今回コースマップをダウンロードしてスタート。
時計にルートが入っているので、迷わず安全ですし、ゴールまでの距離も示してくれます。そして何より、高低図が見えるので、今から始まる登りがどのぐらい長い(高い)のか?がわかり、気持ちの面でも楽でした。
ゴール後、たぶん私の操作ミスでログが消えてしまった事だけが残念、、、

サングラス:アンサーフォー / サングラス(クリア+パープルテンプル×パープルミラー)
軽い、鼻の低い人でも安心、偏光レンズ、ミラーレンズ、かっこいいなどなど、魅力はたくさんあるのですが、私は「スモークレンズ」を用いているタイプが好きです。スモークレンズとはレンズの内側のカラーのこと。少し夜盲症の傾向があるので、サングラスでコントラストが強くなったり、光を遮断され過ぎると、余計に見えにくいなと感じるため、スモークレンズを選ぶことが多いです。でも対面した方に目が見えると恥ずかしいので外側はミラータイプが好み。
ちなみに、実は、この「クリア+パープルテンプル×パープルミラー」は、私がこんなサングラスがあったいいなーとリクエストして作ってもらったモデルなのです。

携帯カップ:アンサーフォー / ソフトカップ
今回のレースはエイドに紙コップの用意がないので、マイカップ持参が必須でした。実際レースを運営すると分かるんですが、紙コップのゴミの量ってものすごいんです。環境の為にもトレラン大会ではマイカップがスタンダードになるといいなーと思っています。
さて、このカップは自立するのと、250ml入る容量の多さが魅力。
コーラを入れた際にたくさん泡がたっても、大丈夫なんです。
デザインもカッコよくて素敵です。

テーピング:ニューハレ / Xテープ
過去左足首の靭帯を切った経験がある為、山に入る時はXテープは必須です。
左右どちらもXテープをするのですが、靭帯を切った左はしっかりめに固定レベル1と2を、右は1のみを貼っています。
貼り方は商品の台紙にわかりやすく記載されているので、誰でも簡単に貼れるのも魅力の1つ。ファーストエイドキットにも必ず入れています。
今年、グレーカラーが発売になりました。靴下から見えても痛々しくないカラーで、見た目もかっこいいのでおススメですよ。

ボトル:ハイドラパック / ソフトフラスク
今回ストックを使う予定だったので、ザックに入れたまま直接飲める、ソフトフラスクを使いました。両手が塞がっている時は、このタイプの方がしっかり補給出来て便利です。

結論は??

タイトル通りですが、トレランを始めたばかりの方が、初めて出場するレースとしては、少々厳しめなコースです。
しかし、関門や制限時間がゆったりなので、あきらめずに動き続ければ完走できる、優しいレースでもあります。
実際10時間制限のなか、私は8時間55分でゴール。
数々の負傷を抱え、無理したくても無理できない体でしたが、温かい関門時間のおかげで、制限時間いっぱい楽しませていただきました。
100kmコースは前泊必須、40kmコースは必要ないことになっていますが、前文で説明した通り、かなり標高の高いエリアで走る為、前泊して体を慣らすことをおススメします。
トレランを始めて、10~30kmのレースに出場経験のある方が、ステップアップに出場すると楽しめるのかな?と思います。

来年もぜひ出たい!と思うほど楽しいレースでしたが、来年も40kmがいいな。100kmはまだまだハードルが高い!でもいつか・・・
とにかくとっても楽しいレースなので、皆さん来年大注目ですよ!

志賀高原100の情報は下記HPよりご覧ください。
URL:http://www.nature-scene.net/shiga100/

PROFILE

マツイ | Yumi Matsui

Run boys! Run girls!山梨在住スタッフとして、主にオンライン業務を担当。練習嫌いの為、レース順位も体重も変動が多く、最近は自分自身の体調管理の為、年に1度100km以上のレースに出る事を目標にしている。最近は自分自身が出場するより、サポーターとして関わることが多いが、これまでハセツネ70k、ONTAKE100、STY、八ヶ岳スーパートレイル100km、ASO Round Trail100、分水嶺トレイルなど完走。スリーピークス八ヶ岳トレイルの言い出しぺとして、現在も事務局長として活動中。

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