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2024年8月21日

マツイ

39

信越五岳のサポートは過去6回しております

いよいよ信越五岳トレイルランニングレースまであと1か月となりました。

とにかく人気のレースゆえ、ボランティアスタッフもあっという間に募集終了になるほど。そんな信越五岳トレイルランニングレースですが、私は1度も走ったことはありません。でも、サポートは2014年に上宮逸子のサポーターとして110㎞を、2017年からはRyuGのサポーターとして100mileを毎年サポートしています。(今年もするので7回目のサポートです)

ちなみに。
信越五岳に関わらず、基本サポーターをすることが多いので、以前も「ロングトレイルレースでのサポーターの心得」というブログを書きました。このブログはサポーターって何すればいいのかな?という、タイトル通りの内容になっています。

また、選手やペーサーの方なら、このブログがかなりヒントになると思います。「【みんなキツかった】2022年信越五岳のリザルト・データから完走のヒントをさぐる」

2022と2024では途中のコースが少し変わり、ゴールが変更になりますが、ほとんど同じコースなので、ぜひ参考にしてみてください。

そして、やっぱりこれは外せません。「出張版トモズセオリー#39: 信越五岳100M/SUB32 & 110K/SUB21完走タイムテーブル」

こちらも井原知一さんが、とにかく完走したい方向けにタイムテーブルを書いてくれたブログ。こちらも2022年のコースなので、最後のゴール地点が変わりますが、目安になるのでおススメです。

先日、スタッフバンリがUpしたばかりの「信越110km2023のタイム振り返りました【信越五岳トレイルランニングレース】」

これはとっても分かりやすくて読みやすい!初完走を目指すなら是非ご覧ください。

さて、以下は走らない方、サポートや応援の方向けのブログとなります。
土地勘が無い方もかなり参加すると思いますが、サポートする方以外、まったく参考にならないブログとなっております。でも、サポーターを頼んだ方、頼もうと思っている方なら、もしかしたら何かの参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

SHINETSU FIVEはサポーターに優しい?

サポートエリアがしっかり用意されているだけでなく、テーブルや椅子、テント、屋内サポートエリアがあり、利用することが出来ます。また、荷物の量やサイズ、サポートエリアに入れる人数の制限などのルールもありません。
だからといって無法地帯なのか?というと、そんなことも無く、サポーター同士の譲り合いの精神でクリアしています。でも、そういったことも守れない人が出てくるとルールや禁止になってしまうので、注意が必要です。

また、当たり前ですが、サポーターがエイドの物を取りに行ったり、もらったりすることはできません。例えば、使うのが選手だからと言って「お湯」を借りたり、バナナを貰ったりはできないのです。(サポーターがついてる「選手自身」が貰うのはOK)その為、サポーターは事前に必要なものを全て用意する必要があります。

さて、サポーターに優しいのかな?というと、テーブルや椅子などがあって、現場でのサポート活動はしやすく、とっても優しいんです。特にテントや屋内サポートエリアの存在。雨の時、寒い時、とってもありがたい存在です。

でも、ちょっと大変なことも。

そう。
エイド~エイドが遠いので車の運転がちょっと大変なんです。

初心者免許の方なら震えちゃうぐらいの道もいくつかあるのと、選手と同じようにぐるっと周れるわけでななく、同じ道を行ったり来たりしながら、時には車の方が遠回りして向かう場所もあるので、運転が苦手な方は厳しいと思います。

荷物の量の制限はないけども

サポートエリアには基本的に、サポーターが利用可能なパイプ椅子があります。昨年度は、「国立妙高自然の家」や「池の平スポーツ公園」ではテーブルも利用できました。(戸隠はちょっと奥まった(離れた)場所にあった気がします。)

ただし、必ず空いているとは限らないので、絶対に必要という方は用意した方がいいかもしれません。ただし、テーブルや椅子を設置すると、かなりのエリアを占有することになるので「最小限で最短利用」を心がけましょう。

エイドのトイレは利用しづらい

どのエイドにもトイレは設置してあり、使用禁止というわけではないのですが、選手やボランティアスタッフも利用する為、サポーターはかなり使いにくいのが事実。使えないことは無いけれど、選手が順番待ちをしていたり、スタッフエリアの奥にあったりと、何かと利用しづらいのです。その為、手前のコンビニや施設でトイレは済ませることをおススメします。

サポーターが用意したゴミは持ち帰ろう

大会側が用意した食べ物や飲物ではなく、サポーターが用意した物は全て持ち帰りましょう。当たり前の話ですが、自分のゴミは自分でというのがルールです。選手は途中でゴミを落としたりしないよう、エイドで補給食などのゴミをすてますが、サポーターはNGです。食べ残しも適当に捨てたりせずにしっかり持ち帰りましょう。

コンビニは妙高高原エリアで済ませましょう

また、今後のサポートに必要な物や買い足したい物は、このあたりのコンビニでそろえておくのが吉。妙高エリアならコンビニが数件ありますが、黒姫移行は、コンビニを見つけることが難しく、あってもとにかく遠いので妙高高原エリアで済ませるのがおススメです。

ただし、上で記載したとおり、コース付近のコンビニは大会関係者のみならず、大学の陸上部の方が合宿で利用していたりする為、おにぎりや水、氷などは完売になることも。

なので、どうしても必要なものは、事前に「受取サービス」を利用することをおススメします。セブンイレブンの独自サービスですが、かなり便利です。

セブンイレブン受取サービスhttps://www.sej.co.jp/services/receive.html

また、忘れがちなのは「サポーター自らのご飯」だったりします。
黒姫以降、お店がどんどん減ってくるので、自分自身がお腹が空いても買える場所、食べれる場所がドンドンなくなってしまうのです。戸隠エリアに至っては、観光客で飲食店が溢れている為、お店で食べることも難しくなります。なので、選手に必要なものだけでなく、自分の食料確保も妙高エリアで完結しておくと便利です。

サポーターのページをしっかり読みましょう

私が伝えるまでもありませんが、サポートする方の為に注意事項が記載されているページがあります。ルールを知らないと、選手が失格になる場合もありますし、それだけでなく大会全体に迷惑をかけてしまうことも。
この素晴らしい大会が今後も開催されるよう、ルールはしっかり守りましょう。
私もしっかり読み込みます。

それぞれのエイドってどんな感じ?

さて、ここからは、それぞれのエイドの場所やその雰囲気や状況などをお伝えしたいと思います。サポート可能なエイドは、すでにコースマップやサポートページに記載されていますが、行ったことが無い方は想像が難しいこともありますよね?ということで、昨年までの様子をご紹介します。

バンフには歩いて向かおう

バンフには駐車場が無いので歩いて向かいましょう。
スタート会場から徒歩5~10分程度で到着。ただし、ライトがないのでヘッドライトを忘れずに。場所はスタート会場を左折すれば、たどり着きます。

バンフ入口はカーブで見通しも悪く、選手が通過する場所なので、絶対に路上駐車禁止。
そう書いてあるし、言っているのに、毎年路上駐車する方がおり、スタッフの方がかなり困っているので絶対にやめましょう。

サポートエリアは屋外で、あらかじめコーンで仕切ってあります。

会場から近い事もあり、かなり早くからサポーターは場所取りを始めています。

でも、必ず場所は空くので、焦って陣地を取らなくても大丈夫です。

また、自分のサポートする選手の場所を知りたくて、気が付けばサポートエリアをはみ出し気味ですが、コースを潰してしまうので、選手の迷惑になります。サポートエリアを守りましょう。

アパホテル上越妙高と検索すると絶対迷う

100マイルの選手しか使用しませんが、このアパホテル上越妙高はバンフから車で30分ぐらい離れた場所にあります。

また、google検索で向かうと、ものすごい山道を案内されるため注意が必要。

私は、妙高高原駅から国道18号線を進み「アパリゾート」という看板に従って進む、広い道の方が好きです。また、この道で進むと、アパホテルの手前の交差点のセブンイレブン(妙高関山店)が利用でき便利。帰りも同じ道を使って次のエイドへ向かいます。

ただし、妙高駅近くのセブンイレブン(妙高高原店と妙高関山店)は、信越スタッフ、ボランティア、応援、サポーターという、ありとあらゆる人が利用する為、かなり品薄になります。

また、エイドの場所はホテルの敷地内にある、「センターハウス」
google Map:https://maps.app.goo.gl/2RQLzkBudyV7cSqR6

これを知らないと、ホテルの敷地内でどこ??と探すことになります。

このエイドは、建物の奥の屋外にあり、サポートエリアが区切られています。

サポートエリアは広いので、あまり張り切って場所取りをしなくても大丈夫です。また、駐車場は広いので安心。駐車場からエイドが近いので、駐車場で準備を済ませて、エイドに入ればOK。選手到着までかなり待ち時間があるので、駐車場で仮眠するサポーターも多いです。

この年も暑すぎて、アパから氷が大活躍。

国立妙高自然の家は駐車場からエイドがちょっと遠い

これまで広い駐車場ばかりでしたが、国立妙高自然の家は台数に限りがあり、大きい車だとちょっと停めにくい時間帯も。
そして、駐車場からエイドまでが、ちょっと離れています。とはいえ1kmも離れていないんですが、荷物が多いと大変。忘れ物があると更に大変。
選手通過のピークの時間帯だと、狭い駐車場なので、駐車するまでに時間が掛かることもあります。また、この施設にお泊りになっている方(大会に関係ない林間学校の小学生など)もいるので、深夜や早朝はお静かに。

また、国立妙高自然の家では、室内に仮眠所があるのですが、実はこの仮眠所、例年利用者がとっても多いんです。夜を越えて、眠い、胃腸が悪いなど、不調を抱えた選手がかなり寝ています。寝込むレベルの方も。
ここを元気に通過できるかどうか?サポーターなら結構ドキドキするエイドです。

でも、テーブルや椅子をサポートエリアにかなりたくさん用意してくれてあるエイドで、トイレも比較的利用しやすく、選手の体調さへ良ければ、サポートしやすい場所です。

テーブルが使えるのでとっても助かる。しかもアスファルトなので荷物も運びやすい。

池の平スポーツ広場はとにかく暑い

ここの駐車場は、狭くないのですが台数に限りがあり、かなり混雑します。

また、100mileの選手の多くが、この場所を灼熱の時間帯に通過する為、予想タイムより遅れる方が続出。必然的にサポーターの待機時間が長くなり、駐車場がいっぱいになる事も。

昨年度は、スタッフの方が様々な工夫をしていましたが、やはりサポートし終わったら長居しないで速やかに出るなど、協力し合いましょう。
また、このエイド、芝生広場の中がサポートエリアになっているのですが、とにかく暑い。本当に、暑い。クラクラする程、直射日光がすごい。待ってる方もかなり過酷なエイドです。帽子や日傘など直射日光を避けるアイテムがあると便利です。

そして、なぜか検索しても「池の平スポーツ広場」がgoogleには出てこない(2024年8月時点)。妙高市のHPには記載されているので「池の平スポーツ広場」という名前に間違いはありません。
住所:妙高市大字関川2428番地2
妙高市HP:https://www.city.myoko.niigata.jp/docs/626.html

後のテントもサポーターエリアとして使用可能。但し選手からは少し遠くなっちゃいます。

黒姫周辺は個人商店ばかり

こちらも、黒姫高原のどこにエイドがあるの?と思っている方も多いかと思いますが、場所は「町営黒姫高原 第1駐車場」https://maps.app.goo.gl/Ttqu4bsnaqTefuk96

こちら、スキー場エリアですが、夏の時期も一般の観光客の方も停める駐車場なので、充分気を付けましょう。
エイドはこの駐車場の奥。100mileのペーサーはここからスタートとなるため、比較的にぎやかな場所となります。サポートエリアはあまり広くないので、出来るだけコンパクトに持ち運びが出来る状態が良いかな?と思います。また、前文に記載した通り、コンビニは無く個人商店しかありません。水や一般的なジュースなら売ってますが、品数は少なめです。ここから一番近いコンビニまで片道20分以上。道の駅までなら15分ぐらいでしょうか?とにかく往復30分以上かかるため要注意です。

笹ヶ峰グリーンハウスは運転が苦手な人は厳しい場所

こちらもgoogle検索では「笹ヶ峰グリーンハウス」という名前では出てきません。
googleの登録名は「妙高山麓県民の森グリーンハウス」https://maps.app.goo.gl/kbSTYfdTd4LCuKmm8

こちら、あまり知られてないのですが、かなりの峠道。
鋪装はされているのですが、ところどころ狭く、対向車とのすれ違いが結構スリリング。かなり細い道なのに、バスも通るので、すれ違い時はドッキドキ。
また、選手は山を越えて戸隠方面に向かうのですが、車は同じ道を往復しなければならず、しかも遠い。。。
黒姫からおおよそ40分、笹ヶ峰から戸隠まではおおよそ60分。

110㎞のペーサー合流地点なので会場はMCの方もいてとっても華やかなんですが、車の運転が苦手な方にはおススメできない場所です。

また、こちらはとにかく駐車場が混むんです。なので、サポートする選手が到着するギリギリの時間に来てしまうと、車が停められずに慌ててしまう事も。

さらに言うと、サポーター用駐車場は、エイドから離れており坂道を700mぐらい登らないとならない為、忘れ物をすると大変。取りに行くのがかなり辛いので、車から離れる時には細心の注意を。

エイドは芝生の上に各自場所取りをしてサポートします。このエイドはサポートが使える椅子が無い印象。(もしかしたらあったのかもしれないのですが、私は見つけられなかった)

なので、椅子が必要な方は運ばなければならず、駐車場から遠いのに荷物が増える難所です。

ニューハレやHOKAのテントもあり、応援も多いのでにぎやかなエイドです

戸隠スキー場は寒いんです

時間帯によりますが、お昼ぐらいから夕方17時ぐらいまで、戸隠の道路は混雑します。特に戸隠神社周辺や、美味しいと言われているお蕎麦屋さんやCAFE周辺など、あちこちで渋滞します。逆にお店が閉店した時間以降は渋滞で困ることはありません。

エイドはスキー場の駐車場なので広く、エイドは目の前なので、ゆったりと待つことが可能。仮眠しているサポーターも多く見かけます。エイドには沢山パイプ椅子が並んでいるので、それを利用することができとっても便利。おおよその選手がここに夕方以降の到着になると思うのですが、日が落ちた戸隠は寒いんです。ダウンを着た年もあったほど。池の平や黒姫では灼熱と戦ったのに、戸隠では寒さに震えてるなんてことも。その為、必ず防寒着をお忘れなく。

ここが最後にエイドとなり、あとはゴールで待つのみ。これ以降は出来ることは何も無く、ただただ無事にゴールすることを祈るのみです。

ガンバフンバくんにも会えます。パイプ椅子が沢山あるのでサポーターにはありがたい場所

ということで、各エイドの様子を覚えている範囲で書いてみました。
今年はまた状況が変わるかもしれないですし、誰かの役に立つかな?立たないかな?わからないですが、初めてサポートされる方はぜひ参考にしてみてください。ちなみに、こんなブログを書いている私ですが、過去6回もサポートしてる割には、完璧にできたことはなく、遅刻したり忘れ物したり、道を間違えることも沢山あります。今年は遅刻しないように、少しでも上手にサポートできるよう頑張ります。

PROFILE

マツイ | Yumi Matsui

Run boys! Run girls!山梨在住スタッフとして、主にオンライン業務を担当。練習嫌いの為、レース順位も体重も変動が多く、最近は自分自身の体調管理の為、年に1度100km以上のレースに出る事を目標にしている。最近は自分自身が出場するより、サポーターとして関わることが多いが、これまでハセツネ70k、ONTAKE100、STY、八ヶ岳スーパートレイル100km、ASO Round Trail100、分水嶺トレイルなど完走。スリーピークス八ヶ岳トレイルの言い出しぺとして、現在も事務局長として活動中。

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