より効果を高め怪我を防ぐためのトレーニング管理法
どうも、Run boys! Run girls! アスリートの村田諒です。
自分は結構トレーニングが好きでして。年間で1~2つに勝負レースを絞って、そのレースに向けてどういうトレーニングが必要か、どういったメニューをやろうかと考えるのもトレイルランニングの1つの楽しみです。
でそのトレーニングが果たして効果的だったのか、それともやりすぎて逆にパフォーマンスが落ちてしまってり、怪我につながってしまってないか。
トレーニングをより効果的にするために記録をつけています。
走り始めた時はトレーニングの効果やら、パフォーマンス等は考えずなんとなくスプレッドシート(初期はエクセル)でその日のメニューと距離だけを残していたのですが、そこから色んなことを知るうちにどんどん項目が増えていきましてw
スプレッドシートで管理していた時はこんな感じで日々の記録を残していました。
基本的には1週間で時間、距離、累積、強度別ゾーンのバランスなどを見ていました。1か月だとサイクルが短いのと月によって日数が異なるので1週間で見るようにしています。また数字では現れない、身体の状態や走っていて気になったことがあればメモも残します。
スプレッドシート管理の良いところは全体が見やすく振り返しがしやすいところです。調子が良かった時やレースで良い結果が出た時、逆に怪我した時のデータ前後含めて一目でわかります。
デメリットは記入が面倒くさいことですねw
でこのスプレッドシートでの運用を3年くらい続けて、見返していると自分がいい結果を残せている時の流れや怪我する前の兆候などがざっくり見えてきました。
また、去年からクロストレーニングを積極的に取り入れ1日2種類のトレーニングを行うことも増え、スプレッドシートの記入では追いつかなくなってきたこともあり、スプレッドシートでの運用を止め、TrainingPeaksというアプリでの管理に切り替えました。
TrainingPeaksのいいところはトレーニングの効果や疲労を数値で可視化できる点。
1週間のサマリー。疲労や練習効果をスコア化してくれます。
またスプレッドシートと異なり、データはSUUNTOやGARMINと連携してくれるので手間いらずです。
これによりあくまで感覚的だったものを、客観的に数字で見れるようになり、再現性も高められます。
使い始めて特に気に入ってる点は疲労のトレーニングトレーニング負荷のスコア化です。今まで疲労の把握は感覚の要素が強かったので数値化することでやりすぎや故障のリスクを抑えることができます。また負荷に関しても量と強度の両方を加味して出してくれるのが良いです。おかげでレースに向けてのピーキングもより行いやすくなりました。
TrainingPeaksにはこれ以外にも年間の計画を作れたり、コーチを付けられたり便利な機能が色々とあります。
ツールは何にしろ、記録して振り返ることで気づくことがあると思うので、今まで記録を取ってなかったり、Movescountなどに記録は残っているが振り返っていなかった人は自分の調子や走力とトレーニングの記録を照らし合わせてみてはいかがでしょうか。よりトレーニングが楽しくなるかと思います!