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2019年4月23日

ミズコッシー

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遥かなるUTMF

いよいよ直前に迫ってきた「Ultra Trail Mt.FUJI」通称「UTMF」。

https://www.ultratrailmtfuji.com/

富士山周辺を繋ぐ約160kmにもおよぶ距離を、制限時間46時間、三日間に渡って走るこのレース。

僕にとってのUTMFとの出会いはイコール トレイルランニングとの出会いでもあります。
遡ること2013年、当時TVの「情熱大陸」で、高校教師を務める傍トップアスリートとしてトレイルランニングの世界で活躍するある日本人を特集していました。

山本健一、通称「ヤマケン」

https://www.mbs.jp/jounetsu-old/2013/06_30.shtml

 

番組内で、彼が暗闇の中 路肩の岩に向かって「ふくろうだ」「ふくろうがいる」と幻覚の発言をしていたのをみて、ここまで極限の世界を味わうことに衝撃を受けました。

ランニングすらしていなかった当時の自分にはそもそも100マイルという距離なんてまったくピンと来なく、現実味のない、とにかく異世界の中。完全にテレビの中の話だったわけです。

当時強烈に印象に残った番組内容でしたが、今まさに現実に、自分がこの舞台に立とうとしています。

初めて触れたUTMF

 

UTMFに初めて直接関わったのは2016年。

この年はボランティアとして参加。

Mountain Martial Artsの渋井さんにお声がけいただき、MMAが担当する「A8 二十曲峠」に配属。

といってもご存知のように悪天候によりUTMFは短縮、STYは途中中止となり、担当するはずだった二十曲峠は選手が来ることなく終了。

 

UTMF/STY 2016(A8二十曲峠エイド)

 

自然を舞台にするトレイルランニングなのでしょうがないことですが、このような場面に遭遇し改めてどのランナーもこのUTMFという舞台に憧れを持ち、たどり着き、悔しさで涙を流す姿を見て、

「いつか自分も」

という思いが強く芽生えました。

 

当時の思い出はこちらのBlogに詳しく書いてます。

 

2017年は大会そのものがお休み。

出走するためのポイントはこの時点で溜まっていたので少々残念な気持ちもありましたが、これはしょうがない。

 

出店者として参加した2018年

 

2018年、開催を春に戻し1年半ぶりにUTMFが戻ってきました。

満を持して出場する気満々でしたが、自身が携わるTrail Butterが出店するということでその手伝いもあり、この年も出走は断念。

悔しい気持ちはありましたが、その分ブースを通して応援に専念。

 

 

 

ランナーの皆さんにはTrail Butter miniを配布。

大会名誉実行委員長の三浦雄一郎さんと。

大会前日には女子優勝者のコートニーと。

身近な仲間のゴールに心を揺さぶられた

 

この大会には自分とほぼ同時期にトレランを始めた仲間のランナーが多く出走するということで、より思い入れが強いものとなりました。

 

 

たくさんの仲間のゴールを間近に見ることができて、とにかく感動の連続。

 

そして込み上げて来る思いは、

「来年は自分もこのUTMFを走りたい。」

 

 

とうとう来たな この時が

 

そんな憧れの舞台に自分が立てる日がいよいよやって来ました。

あの情熱大陸を観ていた当時の自分からしたら「まさか自分が」という思いで感慨深いです。

考えてみてください、160kmも走るんですよ!w

今は不安半分、楽しみ半分な状態。

でも大丈夫。だって楽しさが優っているからトレランを続けて来たんですから。

様々な思いや憧れを抱き、何年もかけて走り込み、研鑽を重ねてきたからこそ、この舞台に辿り着いているはず。

みなさんも一緒ですよね。

 

 

いざ、あのスタートラインへ!

Photo by Ayako Koike(https://www.ayakokoike.com/)

PROFILE

ミズコッシー | Masato Mizukoshi

愛称「ミズコッシー」またの名を「トレイルバタ男」。CAPが好き。夏が好き。ビールが好き。くすんだ色が好き。レースはロング派、後半型。得意技は“覚醒”、たまに“ロスト”。主なレース記録はTrans Lantau100k(2018)、信越五岳100mile(2018) 、MOAB240mile(2019)など。

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